今回から、箱根湿性花園の本園で見た花や実などです。今回はピンぼけ写真が多く、スマホで撮った風景写真を間に挟んで投稿します。
シロヨメナ(白嫁菜)
キク科シオン属の多年草。岩手県以南~九州に分布
花期は8〜11月。花径は1.5~2cm
↑ 後ピンですが、葉の形が分るので・・・
リンドウ(竜胆)
リンドウ科リンドウ属の多年草。日本では本州、四国、九州に分布
花期は6~11月
ヤマトリカブト(山鳥兜)
キンポウゲ科トリカブト属の多年草。本州(東北~中部)に分布
花期は9~10月。箱根にも分布あり
オクモミジハグマ(奥紅葉白熊)
キク科モミジハグマ属の多年草。モミジハグマの変種
日本では、本州(中部地方から西側では日本海側)と九州の北部に分布
初見だったのに、花は終わっていた(こんな花です=Wikipedia)
サラシナショウマ(晒菜升麻)
キンポウゲ科サラシナショウマ属の多年草。北海道〜九州に分布
花期は8〜10月。花弁は3〜5mm(早く落ちる)。雄しべの長さ5〜6mm
シロネ?と思って撮ったが、葉が違っていた
ノハラアザミ(野原薊)
キク科アザミ属の多年草。本州中部以北に分布
花期は8~10月。花径は3~5cm
ワレモコウ(吾亦紅)
バラ科ワレモコウ属の多年草。日本では、北海道から九州に分布
花期は7~10月。花は花序の先端から咲く
ススキ草原区の風景
低層湿原区の風景
何かの花後のようだが、植物名は不明
→ アキギリ(秋桐、シソ科アキギリ属)の花後(萼)と判明
こんな花です
次回も、本園で見た花や実、風景などを紹介します。
(つづく)
この記事へのコメント
信徳
nobara
ここのはまだ青々としていますね。
リンドウが華奢な感じで咲いていますね。
シロネの葉っぱ、こんなの初めてです。
エゾシロネは葉が広く短いですが?
葉の変化もあるのかもしれませんね。
風景がいいですね。
思い出しましたぁ~
アキギリの花後も面白いです。
寿々木さんの所でお花を見たばかりです。
yasuhiko
そう言って、人に勧めることもあるんですが、
私自身はもうずっとご無沙汰していて…。
ヤマトリカブト、サラシナショウマなどの
山野草も魅力的ですが、草原や湿原の
風景がまた魅力的だと思いました。
無名子
山野草も素敵だけど、景色が良いですね。
ワレモコウ、まだ咲いているんですね。
特に低層湿原区の風景、水面に映る青空が素敵ですね (^o^)
river
箱根湿性花園は群馬の山より遅くまで花が咲いているようです。
eko
サラシナショウマやトリカブトがまだ咲いているんですね。
ススキ草原区や低層湿原区の秋の風景が素敵です。
アキギリの花後も紫の花柄が残って綺麗ですね。
なおさん
リンドウも秋が深まると色も冴え、葉も渋く色付きますね。清少納言さんも枕草子で愛でています。
箱根では駒ヶ岳などで、名にし負はばいざこととはむ、というハコネトリカブトも見られるそうですね。
イッシー
青空にススキや沼の風景が神秘的です。
リンドウやトリカブトはもちろん
アキギリにも出会いたいな~。
長さん
箱根の紅葉が見ごろになるのは10月下旬なのですが、今年は遅れていて、11月上旬から中旬だと思います。温暖化で海の温度が高くなっている影響があるのかも知れません。
ヤマトリカブトやサラシナショウマはまだまだ元気でしたが、オクトリカブトは実が出来ていました。
長さん
10月下旬なので、紅葉が進んでいると思いきや、今年は遅れているようです。来週辺りなら見頃になると思いますが・・・。
名札が無いので、シロネ?と思って撮ったのですが、葉に切れ込みがあるので、違いますね。Googleレンズでも分りませんでした。
最期の写真はどこかで見たような記憶があるなと思って、以前の湿性花園の記事を探したら分りましたよ。
長さん
箱根湿性花園を勧めるとなると、5月の連休後から6月ぐらいですね。その頃が、花の種類が一番多いですから。
ここは周囲に山が見えますから、晴れていると気持ちよく歩けます。
長さん
この日は快晴で、西から北、東には箱根の外輪山、南にはススキ草原がある台ヶ岳が見え、近くには池があり、良い景色でしたよ。ただ、紅葉にはまだちょっと早かったです。
ワレモコウ、まだ残っていました。次回はナガボノシロワレモコウも登場します。
長さん
オクモミジハグマの花期は8〜10月なのですが、早く咲き始めたと見え、既に遅しでした。
ここは群馬よりかなり南ですし、海も近いので、大和はいえ、温暖化の影響が出ているのかも知れませんね。
長さん
リンドウの花、個体によって濃淡があるように感じました。
花が遅くまで咲いているのは窪地で日当たりが良いせいかも。
快晴に恵まれ、近くには池があり、遠くには山が見えたりして、良い眺めでした。
アキギリの花後、萼が色づいて綺麗ですね。
長さん
シロヨメナはあちこちで咲いていましたが、群生していたのはリュウノウギクやノコンギクでした。
今回載せたリンドウは明るい色ですが、これより濃い色のものも咲いていましたよ。
ここにはハコネトリカブトの展示はないようです。別の場所にオクトリカブトがありました。
長さん
風景は殆どiPhoneで撮ったのですが、晴れていると発色が良いですよ。
ここではオクトリカブトがあります。アキギリは一昨年の10月20日には咲いていたのですが、今年は早く終わったようです。アキギリは本州の中部~近畿地方の山地に自生するので、関東では植物園などに行かないと見られません。
yoppy702
ボクが見たら、絶対に、別の花と思ってしまいます。
覚えとこっと。(^^ゞ
ワレモコウ、久しく見てません。
目立たなくても、なんか、この時季には見ると、ちょと嬉しくなるんです。(^^ゞ
「ススキ草原区の風景」、「低層湿原区の風景」、素敵ですね。
アキギリの花、初めて見ました。
こんな風に咲いてると可愛いいですね。
「こんな花」をクリックして、やっぱ、シソ科、セージみたいやと思いました。(^^ゞ
すーちん
山野でトリカブト目立つので
知らなかったら触ってしまう
かもしれませんねー
ススキの黄葉もいいですねー
長さん
シロヨメナ、こんなこともあるのでしょう。疑問に思われる方もおられると思って、花はピンぼけですが、葉が写っている写真も載せたのです。
ワレモコウ、たくさん伸びていました。後記事でナガボノシロワレモコウも登場します。
アキギリの花は残念ながら終わっていました。
長さん
トリカブトは触ったくらいでは死ぬ危険はないですが、触らない方が良いですね。
下から4枚目などに、赤い葉が写っていますがこれはススキの葉ではありません。
ジュン
アキギリお花も素敵ですが
花後が可愛いです
ヤマトリカブト、サラシナショウマ
見たいお花です
長さん
快晴だったので、園内の風景がきれいに撮れました。紅葉にはちょっと早かったのが残念。
アキギリの花後がこんな姿だったとは、記事をアップしてから思い出しました。
ヤマトリカブトやサラシナショウマ、どこにでもあるような植物じゃないですからねー。
コスモス
ほとんど花は終わっていました。
リンドウはまだ咲いていました。
アキギリの花後は名札を見つけて撮ってきました。
アキギリの花は見たことないのですが。
長さん
本園の花は殆ど終わっていましたか。リンドウはあちこちで見られたことでしょうね。
アキギリの花は、私も植物園でしか見たことが無いです。