丁字菊とは(苑のリーフレットから引用)
江戸時代に盛んに栽培されていた菊で、外周に平弁の舌状花が伸び、中心の筒状花の花弁が大きく発達して盛り上がって咲きます。この盛り上がった形が、香料の丁字(クローブ。フトモモ科の植物)の花に似ていることから名づけられました。アネモネ咲きとも呼ばれています。
江戸菊とは(苑のリーフレットから引用)
花弁は平弁で、開花するにつれて花が様々に変化(芸をする)のが特徴で、この変化を「狂い」と呼びます。狂いは開花直後から始まり、終わるまでには1か月近くもかかります。江戸菊は江戸時代の初頭から育成されていましたが、現在に受け継がれる花形が成立したのは、江戸時代後期の文化・文政期(1804~1830)とされています。
江戸菊の展示の様子(昨年より開花が遅れている)

江戸菊の「狂い」・・・開花直前から開花1か月後くらいまで(ネットより借用)

新秋の紅(しんしゅうのくれない)

薄化粧(うすげしょう)

江戸の白桜(えどのしろざくら)

達磨山(だるまやま)

以下は、くらしの植物苑が開発・育成した品種です
RE-1(実生)

RE-3(実生)

RE-13(実生)

RE-15(実生)

RE-16(実生)

次回は、奥州菊を紹介します。
(つづく)
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