園内で見た花や実、紅葉などを投稿していますが、今回はその4回目で、大谷川(だいやがわ)の憾満ヶ淵(かんまんがふち)と、その付近の紅葉などです。園内の紅葉はこの辺りが一番美しいのではないかと思います。
園内の紅葉(6)
ホトトギス(杜鵑)の実
ユリ科ホトトギス属の多年草。花期は9月下旬~10月中旬
写真は後ピンなので、分かり難いですが・・・。花はこちら
園内の紅葉(7) 憾満ヶ淵付近
網目のドアを開け、階段を降りていくと川に突き出た展望台がある
憾満ヶ淵と紅葉
憾満ヶ淵について
男体山から噴出した溶岩によってできた奇勝と大谷川の清流が織りなす自然美。
川岸に巨岩があり、岩上に晃海僧正(こうかいそうじょう)によって造立された不動明王の石像が安置されていましたが、その不動明王の真言の最後の句から「かんまん」の名がついたといわれています。
南岸には数えるたびに数が違うといわれることから化地蔵とよばれる約70体の地蔵群が、また上流の絶壁には、弘法大師が筆を投げて彫りつけたという伝説のある「かんまん」の梵字が刻まれており、弘法大師の投筆とよばれています。
地蔵群の対岸は日光植物園になっており、春の新緑に始まり秋の紅葉、そして地蔵たちが雪をかぶるまで、美しい風光を楽しむことができます。(「日光旅ナビ」より)
↑ 左上に、「化け地蔵」が写っている ↓
一番川幅が狭い部分
下流方向
苔むした手すりにカエデの葉が張り付いていた
大池(おおいけ)
憾満ヶ淵の近くにある、園内で最も大きな池で、周囲の景色が見どころ
オタカラコウ(雄宝香)の花後
キク科メタカラコウ属の多年草。花期は7~10月。こんな花です
タマアジサイ(玉紫陽花)の実
アジサイ科アジサイ属の落葉低木。山地では8~9月に咲く。こんな花です
次回も、日光植物園で見た、花や紅葉を投稿します。
(つづく)
この記事へのコメント
イッシー
こんな川のところでも撮れるんですか。
しかも向こうにお地蔵さんまで!いいな~ここ。
なおさん
ホトトギスの実も3裂する頃は面白いですね。僕も今日、武蔵丘陵森林公園で見てきました。オタカラコウは黄色い花が渓流に咲くさまが良いですよね。種子のさまは見たことないです。
nobara
流れや淀みを上から下から、
撮りたい気持ちがよくわかります(^o^)丿
手すりの落ちモミジ、
ひっくり返さないのが、そのまんまだとわかります?
ばけ地蔵、一人で見ると怖い感じです。
そういうのに憑りつかれそうで(^o^)丿
eko
ホトトギスの実は初めてしっかり見たような気がします。
憾満ヶ淵の渓流と紅葉もいい景色です。化け地蔵、何人かで数えても違うのでしょうか。ちょっと不思議ですね。ひとりで見るのはちょっと怖いかも…。
大池の周囲の紅葉も落ち葉が池に浮かび、綺麗な景色で見応えがあります。
花後の姿はほとんど見たことがないのでこうして見ると面白いです。
river
日光植物園も1度行ってみようと思っているのですが未だに果たせません。
渓流と紅葉は絶妙な組み合わせですね。
無名子
渓流と紅葉、素敵な光景ですね、お地蔵様も良いです (^o^)
ホトトギス、花を見るまでは撮り続けて居るんだけど
花後を見るのは初めてです。
オタカラコウの花後の様子も面白いですね。
信徳
ホトトギスの実、白、紫、黄色の三種類が残っているので観察を続けます。
長さん
このあたりの紅葉がハイライトです。
憾満ヶ淵の所まで、少し降りることが出来ます。対岸に渡れると良いのですが・・・。
長さん
渓流沿いの落葉樹は日が良く当たるので、紅葉が綺麗です。
化け地蔵の数が数える度に違うというのは伝説ですから、誰が数えても70らしいです。
ホトトギスの実、武蔵丘陵森林公園でご覧になりましたか。
オタカラコウ、こんなに種がたくさん出来るから、実生で増えそうですね。
長さん
憾満ヶ淵は大谷川で一番川幅が狭い所ですから、なられ落ちる音もお届けできると良いのですが、動画は撮りませんでした。
苔むした手すり、前日の雨で濡れていたから、落ち葉が張り付いたのでしょうね。
化け地蔵、コロナ前は外国人の団体さんが来ていましたよ。
長さん
前日の雨が紅葉には良い方に作用したのかもね。
ホトトギスの実、ちょっと分かり難いですが、断面は三角の星形です。
化け地蔵の数は伝説ですから、今は隠れてしまうお地蔵さんはいないです。
大池の周囲には紅葉の他、オタカラコウの綿毛ぐらいしか見るものがありませんでした。
長さん
東照宮や輪王寺のあたりはこの日も駐車が出来ないくらいの人出でしたが、ここは静かです。駐車している車の数は着いたときが3台、帰るときが4台、出会った人は5人でした。
いらっしゃるなら、植物園の開花情報を事前にご覧になると良いですね。
長さん
紅葉の頃のここは、憾満ヶ淵あたりがハイライトです。我が家よりはお近くなので、是非お出かけ下さい。
ホトトギスの実、私も初めて見たかも。
オタカラコウ、綿毛の元に種が付いているので、飛んでいくんでしょうね。
長さん
3枚目の紅葉が今回は一番美しかった所です。
中州に弘法大師が上向きに・・・マジですか(笑)。
ホトトギスの実、断面が三角の星形なんですね。
yoppy702
緑のが新しくって、日が経つと、こんな風に変化するんですね。
今回の、紅葉風景、素晴らしいですね。
日光植物園全体で、きっと、紅葉が見頃なんでしょうけど、特に、「憾満ヶ淵と紅葉」には溜息です。
こりゃー、別世界ですね。
タマアジサイは、アジサイの中でも好きなので、花の咲く頃を見計らって見に行ってますが、実が出来るなんて知りませんでした。
というか、アジサイにも実が出来るんですね。(^^ゞ
ミキ
やはり紅葉だけより流れや池ががあると
美しさが変わってきますね。
弘法大師の投筆の文字の事は本などで読みますが、
実際の文字は見たことがないので、その投筆が
絶壁に彫られているなんて、見たくなります。
紅葉が華やかになる時,草ぐさは枯れに入るのですね。
オタカラコウの黄色い花が絮を残して枯れている様子は
何となく寂しさを感じます。(^^♪
mai
渓流に 池の水面に
綺麗な紅葉がより綺麗に映っていますね
コケに楓の葉の画像 惹かれました
すーちん
紅葉
丁度良いときでしたねー^^
地蔵さんも紅葉に染まってますねー
長さん
ホトトギスの実、私も初めて見ました。
日光の寺社に紅葉を見に行くと混雑していますから、園内でゆったり紅葉を見るのは良いものです。
憾満ヶ淵自体は園内ではありませんが、ドアを開ければ見晴台に行くことができます。
タマアジサイは殆どが両性花なので、実が出来るようです。下に装飾花の残骸が見えますね。
長さん
園内の紅葉はこの時期が一番美しいので、輪王寺などの紅葉と合せて見に行きましたが、前日は雨にたたられました。
弘法大師の投筆は植物園側からは見る事が出来ないようです。
オタカラコウの綿毛には種が付いているので、子孫を残すための段階なのですね。
長さん
この日は風もなく、落ち葉が浮いた、鏡のような水位面に、紅葉が写って綺麗でしたよ。
前日の雨で、苔が濡れていたので、カエデの落ち葉が張り付いたのでしょうね。
長さん
このあたりの紅葉が一番綺麗でした。対岸に渡れればお地蔵さんの数を数えてみたいのですが。