園内で見た花や実、紅葉などを投稿していますが、今回はその2回目です。
園内の紅葉(3) カエデなど(大谷川沿いの遊歩道で)
オヤマボクチ(雄山火口)
キク科ヤマボクチ属の多年草。北海道南部~本州中部以北、四国の
日当たりの良い山地に生える。別名:ヤマゴボウ。花期は9~10月
葉の裏に生える繊維が火起こし時の火口(ほくち)として用いられた
ノジギク(野路菊)
キク科キク属の多年草。四国。九州の海岸や崖地に生える
牧野富太郎博士の命名。花期は10~11月。栽培菊の原種の一つ
名札が無いので、葉の形からノジギクと判断したが・・・
アキノキリンソウ(秋の麒麟草)の花後
キク科アキノキリンソウ属の多年草。花期は8~11月
こんな花が咲いていたはず
黄葉(樹種不明)
ヒナウチワカエデ(雛団扇楓)の紅葉
ムクロジ科カエデ属の落葉小高木
オオイタヤメイゲツに似るが、より小ぶりで薄く、鋸歯が不揃い
葉が紅葉しているこの草の名は?(調査未了)
nobaraさんから、オカトラノオではとの情報をいただきました。感謝
実
リンドウ(竜胆)
リンドウ科リンドウ属の多年草。 開花途中
サワシバ(柴柴)の黄葉
カバノキ科シデ属の落葉高木。葉は単葉で、重鋸歯がある
別名:サワシデ 、ヒメサワシバ 、オオサワシバ
実が茶色くなっています
園内の紅葉(4)
オオイタヤメイゲツ(大板屋名月)
ムクロジ科カエデ属の落葉高木。ジュウニヒトエとも呼ばれる
葉は11以上に分かれ、丸い満月のようだと言うのが名の由来
黄色い落ち葉が多かった
ナンブアザミ(南部薊) 多分
キク科アザミ属の多年草。花期は8~10月
和名の由来は岩手県の古名である南部から
キンミズヒキ(金水引)の実
バラ科キンミズヒキ属の多年草。ひっつき虫になる
次回も、日光植物園で見た、花や紅葉を投稿します。
(つづく)
この記事へのコメント
イッシー
写真も実に綺麗です。
火口にしちゃうんだ、よく燃えるのかな。
river
オヤマボクチはこちらの山でもよく見かける植物です。
長野県ではこの葉を乾燥させて粉にしたものを使い蕎麦のつなぎとして使っている地方があります。小麦と違い風味がないので蕎麦本来の味が楽しめるそうです。ただ私は蕎麦が苦手で食べたことがありません。
nobara
オヤマボクチ、ハバヤマボクチとは印象がかなり違いますね。
なんとなくやさしい感じがします。
ノジギク、生育域からだと、悩みますが、難しいですね。
❓はオカトラノオ??あたりかと思います。
ナンブアザミ、多花ですね~~
キンミズヒキの引っ付き虫、芸術ですよね(^o^)丿
信徳
ノジギクやリンドウが可愛く最後まで頑張っています。
11月も終わると日光も本格的な冬になる事でしょう。
なおさん
?は、僕もオカトラノオだと思います。種子を播いて育てたこともありますし、紅葉のさまも見たことがあります。
カエデ類の落葉も良い雰囲気ですね。
無名子
オヤマボクチ、花後の姿と思う花、地味ですね。
でも、山菜としても利用されているんですね。
リンドウ、蕾も可愛いです (^o^)
ひっつき虫、迷惑な物が多いけど、
キンミズヒキの実のひっつき虫も可愛らしいので好きです。
長さん
流石に植物園だけあって、被写体には事欠きません。
オヤマボクチはこの後、種が付いた綿毛ができますが、それが火口に使われます。
長さん
この植物園の紅葉は大谷川沿いが一番です。
オヤマボクチの葉を乾燥させたものをソバの繋ぎにするのですか。火口以外の使い方もあるのですね。
蕎麦が苦手とは意外でした。私は膵臓を切除する前は、週に5回くらい蕎麦を食べていました。
eko
雨後でしょうか。紅葉や黄葉がしっとりとして見えます。
花後の姿もさまざまでしっかり見たことがないので面白いです。キンミズヒキの引っ付き虫は困ります。
長さん
オヤマボクチはハバヤマボクチより総苞片が小さい感じですね。
ノジギクとしましたが、キク科は難しいです。
不明の実はオカトラノオですか。実の先端が尖っているので間違いないでしょう。ありがとうございます。
ナンブアザミは大株でした。
キンミズヒキ、なかなかピントが合わず、何枚も撮り直しました。
長さん
前日が雨だったので、紅葉も幾分綺麗に見えたのかも。
今朝、宇都宮で初氷だそうで、日光も寒くなったでしょう。この植物園は12月1日から冬期閉園となります。
長さん
ボクチの仲間は生け花の添えにも向いているかもね。
昔、無人島キャンプで子供たちに丸棒の火起こし器を使って見せたのですが、その時の火口は綿を使いました。火が付くまで大変でしたよ。
オカトラノオの実で良さそうですね、ありがとうございます。
長さん
オヤマボクチの花はくすんだ紫色とでも言いましょうか。群馬の山には良く見られるそうですよ。
リンドウ、日が当たったら開くでしょう。
ここのキンミズヒキ、ひっつき虫を捕るわけにも行きませんので、写真だけです。でも、何枚も失敗しましたよ。
長さん
オヤマボクチ、葉の裏の毛はそれほど目立たないので、火口に使うだけ集めるのは大変そう。
前回の記事にも書きましたが、前日の雨で、落ち葉もしっとり濡れていました。
キンミズヒキのひっつき虫は剥がしやすいですが、先月のアレチヌスビトハギの実には参りましたよ。
yoppy702
オヤマボクチって、こんな色してるんですね。
何回か見てるんですが、いつも、「これ、枯れてるんかなぁ?」って色をしてたんです。(^^ゞ
ヒナウチワカエデ…
カエデ類の鋸葉って初めて見たかも。
これ面白い。(^^)
キンミズヒキの実も初めてです。
あの花からすると小さいんでしょ?
こんなんが引っ付いたら難儀ですね。(^^ゞ
すーちん
この頃は
枯れ葉色の庭園
が人気です
自然の感じが良いですねー
長さん
1枚目はカエデの葉に光が当っている所を撮ったものです。紅葉は葉からの反射光より透過光の方が美し感じます。
オヤマボクチの花は変な色ですね。くすんだ紫色?
カエデの葉に細かい鋸歯があるのは、今回の2種類の他に、ハウチワカエデ、アサノハカエデなどがあります。
キンミズヒキの実は花からはちょっと想像できないような形ですよね。洋服なんかに付くと円錐状になるので剥がすのは容易です。
長さん
枯葉色の庭園が人気ですか。
この植物苑は展示方法も自然なので、雑木林をサンボしているような感じで回れます。
ろこ
見たのは久しぶりでした。
若いころ長野でのことです。
北部でしたがそれがどこだったのか?
年は取りたくないですね。
長さん
オヤマボクチ、若き日の想い出の一つですか。
歳をとると断片的にしか記憶が蘇らないのは私も同様です。
コスモス
ヒナウチワカエデは鋸歯がはっきりしてますね。
オカトラノオも紅葉するんですね。
キンミズヒキの実はこんな形になるんですか。
長さん
カエデ類の中では小さな鋸歯を持つ品種が4つくらいありますが、ヒナウチワカエデの鋸歯が一番不規則みたいです。
オカトラノオのこんな姿は初めて見ました。
キンミズヒキの実、可愛いひっつき虫です。