今回は熱帯資源植物温室で見た花などです。
メガスケパスマ・エリトロクラミス
キツネノマゴ科メガスケパスマ属の常緑小低木。一属一種
コスタリカ~ニカラグア、及び、ベネズエラに分布
赤桃色の苞葉の中から白~ピンクの花が咲く
この植物名は、早口言葉の問題に向いているかも

花は最終盤でした

オオミレモン(大実檸檬)
ミカン科ミカン属の常緑低木。園芸品種。別名:レモン ‘ポンデローザ’
柚子の一種とレモンが自然交雑したものと言われている
大きさは直径10~13cm、長さは15~20cm、重さは800~900g

大きさが分るように、私の手を添えてみました

温室の見ごろ1位は バナナ でした
バショウ科バショウ属、果実を食用とする品種群の総称、及びその果実のこと
食べ頃の色になった実がついていました

バナナに種が入っているって本当??

シコンノボタン属の一種
ノボタン科シコンノボタン属の常緑低木。ブラジル原産
屋外での花期は8~11月ですが、温室なので、多い少ないは
あるものの、いつ行っても花が咲いています

エクメア・ファスキアタ
パイナップル科サンゴアナナス属の多年草(着生植物)。熱帯アメリカ原産
和名はシマサンゴアナナス
薄紫の小さな花が咲くそうですが、ピンクの萼を楽しむものです


イクソラ ‘サマーフレッシュ’
アカネ科サンタンカ属の常緑低木。サンタンカ(山丹花)の園芸品種

ラウォルフィア・テトラフィラ
キョウチクトウ科インドジャボク属の常緑低木・熱帯アメリカ原産
根に、降圧剤や精神安定剤に利用できる成分が含まれている
初めて知りました

筒状花だというのですが・・・。花後、小さな果実が出来、赤熟する

スパティフィルム ‘メリー’
サトイモ科 スパティフィラム属の多年草。熱帯アメリカ原産の園芸種
純白の仏炎苞が綺麗ですが、園芸種が幅を利かすのは如何なものか


宇宙カンナ
その詳細は、つくば植物園の「こんにちは つくば植物園です」の2021年4月27日の記事に記載されています(こちら)。
2022年9月25日撮影。
次回は、多目的温室と絶滅危惧植物温室に入ります。
(つづく)
この記事へのコメント
mina
メガスケパスマ、良い色ですね
バナナが食べごろ。取って食べたい位熟していますね
宇宙カンナですか
元気に育って行って欲しいですね
nobara
なぁるほど、早口言葉にいいかもですね。
コエビソウをどうにかしたようなお花ですね。
オオミレモン、大きいですね。少し歪?
ココの?、誰かが食べちゃった?
宇宙カンナ、ですか?
知らなかったのでびっくりしました。
イッシー
宇宙カンナ、初めて知りました。
世界が平和になることを祈りたいです。
信徳
先日台湾からバナナの雄花(不要部)を料理して食べたとニュースが来ました。私は食べたことが無かったけど今ではこの雄花を食べるようです。タケノコの様でシコシコしているそうです。
river
宇宙カンナと言うのがあるのですね。つつじが岡公園に「宇宙ツツジ」と言うのがあります。向井千秋さんが宇宙から持ち帰ったツツジの種を播いたものです。
もこ
宇宙カンナ宇宙を旅したカンナですか凄いですね
「宇宙から見た地球は一つのお家」宇宙から見た小さな地球の中での争いごと早く治まって平和になると良いですね
eko
オオミレモンは大きいですね。少しいびつな形をしていますね。味はレモン?ユズ?どちらに近いのでしょう。
バナナちょうど食べごろの色、美味しそう~。
シコノボタンにシマサンゴアナナスはお馴染みです。
宇宙カンナ、宇宙を旅して夢がありますね。これから増えて大きく育つと良いですね。
なおさん
植物園の実は味見する機会もそうそうないでしょうが、このオオミレモンはどんな味なのでしょうね。大きい実はとかく大味というイメージですが分かりませんね。
カンナも宇宙を旅するようになったのですね。いろいろなプロジェクトがあるのだなあ、と感心します。
無名子
温室の花、花の姿が変っているだけで無く、
覚えられない名前の花が多いですね (^o^)
ラウォルフィア・テトラフィラ、
面白い形の筒状花ですね。
長さん
メガスケパスマ、名前は覚えられませんが、赤い苞と白花弁の対比が美しいです。
色づいたバナナ、担当職員へのご褒美になるのかな?
宇宙カンナ、平和への思いを込めて咲いてほしいです。
長さん
メガスケパスマ・エリトロクラミスなんて名前、覚えられませんよね。2弁の白い花は確かにコエビソウに似ています。
オオミレモン、食用には向かないらしいです。
宇宙カンナ、私も知りませんでした。
長さん
植物の名前はラテン語が基本なので、日本人には馴染めないですね。
宇宙カンナ、その存在と意義をもっと知ってもらいたいですね。
長さん
シコンノボタン、我が家の辺りでは路地植えで冬越しが可能ですが、群馬は難しいかもね。
バナナの花って、大きな苞の間から咲く小さなものですよね。台湾では食べる習慣があるのですね。
長さん
メガスケパスマ、ラテン語ですし、長いですから覚えられませんよ。
宇宙カンナというのがあるのは、今回初めて知りました。宇宙ツツジですか。そう言えば、向井千秋さんは群馬県出身ですね。調べて見たら、宇宙ツツジの方が先に宇宙に行っていました。
長さん
オオミレモンは重たいです。よく木の枝が折れないと思って・・・。
宇宙カンナは平和への願いでもあったのですね。
長さん
>メガスケパスマ・エリトロクラミスは早口言葉以前に覚えられません。
私も同様です。赤い苞と白い花弁の対比が良いですよね。ピンクだとどう見えますかね。
オオミレモン、皮が厚く、白い綿の部部分が大半で、食用には向かないようです。netでは、それでも食べた人がいるらしく、大味と書いてありました。一方のバナナは問題なしですね。
宇宙カンナの展示は初めてみました。来年は花が咲いているかも知れません。
長さん
メガスケパスマ、葉も大きいし、花序も大きくなります。
オオミレモンの中身は大半が皮と白い綿で食べる部分が少なく、食用には向かないとのことです。ネット情報では、大味で美味しくないと書いてありました。
宇宙カンナ、初めて知りました。このカンナより早く、群馬のツツジの種が向井千秋さんと宇宙に行ったのだそうです。
長さん
ここの名札は、基本的に、ラテン語名とカタカナカタカナ読み、科名、主な原産地が書かれています。たまに和名が添えてあったりしますが、現場ではなかなか覚えられそうにありません。
ラウォルフィア・テトラフィラ、筒花が途中で反転しているようですね。
すーちん
「宇宙から見た地球は
一つのおうち」
〇ーチンにきかせたい!
長さん
そうですよね。あの国は宇宙大国なのに、世界平和とは逆行していますよね。
nobara
台湾ツクバネウツギ、随分?清楚ですね@@
ギーマの花、スノキの花によく似ています。
方言なんですね。
沖縄の言葉、カゴッマ人にも理解出ませぬ。
ケラマツツジはよく耳にします。
アンドンマユミ??
これは、たまたま一個だけだった?
それとも、一個が普通なんでしょうか。
可愛いですね~~~
ナガサキギボウシも華奢な感じがいいですね。
長さん
タイワンツクバネウツギは日本のツクバネウツギよりヤや小さい花です。
ギーマの花からスノキを連想だれましたか。私はイチゴノキを連想しました。
アンドンマユミの実、面白いでしょう?実は数個ついていましたが、赤みがかって綺麗なのを選びました。長い花柄の先に花が一つ咲きます。実は、やがて、下から割れて、赤い種が見えるようになります。