今回はシリーズ最終回で、本丸で見た花や実などを紹介しています。
茶畑とチャノキの花
松の大廊下跡に近い富士見多聞の付近に茶畑があります
天皇家が茶つみでもされるのかと思ったら、飲用ではないとのこと


キツネノマゴ(狐の孫)
キツネノマゴ科キツネノマゴ属の一年草。花期は8〜10月

上唇に雄しべと雌しべが張り付いているのが分る

ヤブミョウガ(薮茗荷)
ツユクサ科ヤブミョウガ属の多年草。東アジア原産。花期は8〜9月

開花中は1輪だけ。花後、花柱が飛び出す。丸いのは若い実

藍紫色に熟した実。径は5mmほど

イヌホオズキ(犬酸漿)
ナス科ナス属の一年草。日本全土の畑や道ばたに生える
花期は8〜10月。花径は6~8mm


ユウゲショウ(夕化粧)
アカバナ科マツヨイグサ属の多年草。別名:アカバナユウゲショウ
花径は1~1.5cm。花期は5〜9月。 一輪だけ見つかった

富士見櫓の近くの「野草の島」に来ましたが、めぼしい花はなし
シュウメイギク(秋明菊)
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。別名:キブネギク(貴船菊)
花期は9~11月。まだ小さい蕾で、開花までにはかなり日数がかかりそう

コバギボウシ(小葉擬宝珠)の実
キジカクシ科ギボウシ属の多年草。北海道~九州に自生。花期は7〜8月


ゴンズイ(権萃)の実
ミツバウツギ科ゴンズイ属の落葉小高木。日本固有種
赤い果皮が割れ、中から黒い種が顔を出していた
本丸休憩所から中雀門に向かう途中で


ユリ(品種不明)のムカゴ
かなり大きくなっていた


16時半閉苑をのアナウンスが流れ、中雀門から大手門に向かう人たち

建て替え工事中の三の丸尚蔵館
皇室の御物など、約9,800点の美術品類を収蔵する
外観は完成したようだが、内装の工事中。開館は来年秋の予定

2022年10月8日撮影。
(シリーズ終了)
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