今回のお目当ての一つは、ロックガーデンのシュウメイギクでした。ピンクは沢山咲いていましたが、残念ながら、白はまだつぼみでした。
シュウメイギク(秋明菊)
キンポウゲ科シュウメイギク属の多年草。古い時代に中国から入った帰化植物
別名:キブネギク(貴船菊)。キクの仲間ではなく、アネモネの仲間
花弁に見えるものは萼片。中央の丸い部分は雌しべが塊になったもの、
その周りにあるのが雄しべだそうです。アネモネなんかと同じですね
花期は8月中旬~11月だが、白花種はまだつぼみだった
ヤブラン(藪蘭)
クサスギカズラ科ヤブラン属の常緑多年草。東アジアに分布
名の由来は、やぶに生え、葉の形がランに似ていることから
花期は8~10月。花色は、紫、白、ピンクなど。斑入り葉もある
アセビ(馬酔木)
ツツジ科アセビ属の常緑中低木。原産は本州、四国、九州
別名:アシビ。来年咲く花のつぼみが出来ていた(花色は赤)
カツラ(桂)
カツラ科カツラ属の落葉高木。葉は丸いハート型
葉が黄葉すると、良い香りが漂う。中央上の黄葉は枯葉で香りは無し
ガマズミ(莢蒾)の実
レンプクソウ科ガマズミ属の落葉低木。葉が一部紅葉し始めていた
実の径は3~5mm。晩秋に、白い粉が吹く頃が美味しいという
オオデマリ (大手毬)の紅葉
スイカズラ科ガマズミ属の落葉低木。別名:テマリバナ
日本原産のヤブデマリの園芸品種。まだ一部ですが、紅葉していました
エゴノキ(斉墩果=宛字)の実
エゴノキ科エゴノキ属の落葉小高木。日本全国の雑木林に多く見られる
別名:チシャノキ、チサノキ、ロクロギ、セッケンボク
こちらは、ベニバナエゴノキ(紅花えごのき)の実
花柄(果柄)の色が赤みを帯びています。こんな色の花が咲きます
フヨウ(芙蓉)
アオイ科フヨウ属の落葉低木。中国、台湾、日本の沖縄、九州・四国に自生
花期は7~10月始め。花数は減ってきたが、まだつぼみがある
イヌシデ(犬四手)
カバノキ科クマシデ属の落葉高木。日本、朝鮮、中国に分布
名の由来は、花穂の垂れ下がる様子が注連縄(しめなわ)などに使われる
紙垂(しで)に似ているから。別名:シロシデ、ソロ、ソネ
実は、2枚1対の果苞の付け根につく
マユミ(檀、真弓、檀弓)の実
ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木。別名:ヤマニシキギ(山錦木)
果皮が割れるのは紅葉した後だから、まだ2~3ヵ月先になる
(つづく)
この記事へのコメント
信徳
シュウメイギクは花の姿も良いしピンク、白とも可愛いのですが
地下茎が他の草花の領域まで伸びて両方とも現在は有りません。
鉢植えにして土に埋めるかしても今となっては欲しい花です。
eko
ヤブランは今が盛りに咲いていますね。
アセビにはもう来年の準備が出来ていますね。
フヨウもまだ綺麗に咲いていますね。
実りの秋、色々な木々も実が出来ています。マユミなど色づくと綺麗ですね。
無名子
ここの所の長雨で、秋の訪れが早まりそうですね。
ガマズミ、オオデマリの紅葉も始まったんですね。
赤い実とともに秋の風情 (^o^)
なおさん
ヤブランの斑入り葉のは、庭や施設の植え込みなどでもよく見ますね。丈夫で和風・洋風、日向・日陰にも適応しますし、紫が上品ですよね。
秋のカツラの黄葉は美しいですし、香ばしい香りも良いですよね。カルメ焼きの匂いというひともいますね。
river
家にイヌシデがあります。これは盆栽界でソロと呼ばれるものです。元は鉢に植わっていたものですが地植えにしたら樹高が6m以上になりました。
もこ
また一つ利口になりました
秋に向かって色々な木の実や葉っぱが
変化していく様が面白いですね
長さん
シュウメイギク、よく増えますよね。このピンクも以前より沢山増え広がっています。所が、白花種の方は咲くのも遅いし、ピンクに比べてあまり増えていません。何故ですかねー。
お宅の庭は広そうなので、鉢植えでも地植えでも良さそうですね。
長さん
シュウメイギクの白がまだ咲いていませんでしたか。白もピンクも同じシュウメイギクなのに、白の方が、開花が遅いのは、何か理由があるのですかねー。
アセビはつぼみが出来るのが早過ぎますよね。
フヨウは大株でつぼみが残っているので、まだまだ咲きそうです。
マユミは実が割れた頃が良いですよね。
長さん
天気予報を見ると、最低気温がかなり下がってきましたよね。
ガマズミやオオデマリ、まだ一部ですが紅葉が始まりました。
長さん
シュウメイギク、我が家の近くで見かけるのは白が多く、ピンクは少ないです。希に八重を見ることがあります。
ヤブランはあまり場所を取らないのためか、植えているお宅をよく見かけます。転居前の我が家にもありました。
カツラの黄葉、妻がその香りが好きなんですよ。カルメ焼きですか。懐かしい。
長さん
矮性のシュウメイギクが売られていましたか。長い茎の先ではナラ揺れているのが良いのですが、茎が短いと、なんか雰囲気が違って見えるでしょうね。
盆栽のソロはイヌシデのことでしたか、盆栽ものを地植えにされたのですか。それでも、随分大きくなるものなのですね。
長さん
シュウメイギクはかなり古い時代に日本に渡来しています。当時は○○科なんていう分類はなかったので、菊に似ていれば○○菊という名になったのでしょう。
秋は紅葉や黄葉の季節ですが、緑から移ろっていく様子を観察するのも良いですね。
イッシー
オオデマリやガマズミはもう紅葉が始まっているんですね。
まだ先かもしれませんがマユミの種も熟すと面白いですよね。
長さん
オオデマリやガマズミ、紅葉が始まるのは8月末から秋口からです。
マユミの実がピンクになるのにあとひと月、実が割れるのは更にひと月先でしょう。
ミキ
とてもきれいです。
ガマズミの実がこんなに赤くなっていて驚きました。
家の近くではまだほのかに赤みを帯びる程度です。
ヤブデマリの葉の紅葉も美しいですね。(^^♪
すーちん
シュウメイギクの季節ですねー
馬酔木も蕾付けてきましたか
nobara
白いのはまだ蕾が多いようです。
この子が咲くと、秋!!って感じてしまいます。
カツラの紅葉が進む姿が好きです。
ガマズミ、アセロラみたいで美味しいですよね。
今、思ったのですが、ザクロにも近いでしょうか?
マユミの実がぱっかり割れるには今少し?
時間が要りますかね~
長さん
シュウメイギク、期待して行ったのです。残念ながら白花はまだでした。
ここのガマズミは6月中旬に既に実が出来ていました。熟すと美味しいらしいですが、公園では食べるわけにはいきませんね。
ヤブデマリは真っ赤に紅葉するそうですが、まだ見たことがありません。
長さん
シュウメイギク、ピンクは沢山咲いていました。
アセビの丸い実は見つからず、来年のつぼみが出来ていました。
長さん
シュウメイギク、早いですか?何故か、白花種は咲くのが遅いようですね。
カツラの黄葉は香りが良いですよね。我が家の近くにもあるので、秋が楽しみです。
ガマズミの実、美味しいそうですが、味わってみたことはありません。ザクロに近い味ですか?ザクロは転居前の我が家にあったので、毎年食べていましたが・・・。
マユミの実はまだ緑ですから、割れるのは10月以降ですね。