今回は屋外編の6回目で、低地林や岩礫地帯で見た花や実などの続きです。
シモバシラ(霜柱)
シソ科シモバシラ属の多年草。関東地方以南の本州から九州にかけて分布
日本固有種。花期は9~10月
フジバカマ(藤袴)
キク科ヒヨドリバナ属の多年草。本州・四国・九州、朝鮮、中国に分布
花期は8~9月。準絶滅危惧種(NT)と書かれた名札があったので、多分本物
スギ(杉)のつぼみ
ヒノキ科(←スギ科)スギ属の常緑高木。日本特産。雌雄同株
来春開花する雄花序のつぼみ。スギ花粉症の方は要注意
オニヤブマオ(鬼藪苧麻)
イラクサ科ヤブマオ属の多年草。草丈は1mになる大型のヤブマオ
日本では、本州・四国・九州・琉球の海岸近くに自生
葉は厚く裏面にビロード状の毛が密生し、縁は重鋸歯にならない
これは果期の雌花序(重くなって、垂れ下がっている)
ラセイタソウ(羅背板草)
イラクサ科カラムシ属の多年草。北海道~紀伊半島の太平洋岸に分布
草丈は30~50cm。花期は7~9月
イワギボウシと比べて、葉が厚く、花被の内側の脈が淡紫色になり、苞は花茎の伸びるとき、あまり開出しない(植物園のHPから)
2022年9月25日撮影。
次回も屋外で見た花などを紹介します。
(つづく)
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町内で撮った花です。キンモクセイが咲き出しました。
キンモクセイ(金木犀)
モクセイ科モクセイ属の常緑小高木。中国原産。銀木犀の変種
雌雄異株(日本には雄株しかないので、結実しない)
花期は9月下旬から10月中旬
クチナシ(梔子、巵子)
アカネ科クチナシ属の常緑低木。東アジアに広く分布
これは八重の園芸種。花期は6~7月ですが、まだ咲いています
ヨルガオ(夜顔)
ヒルガオ科サツマイモ属のつる性一年草。熱帯アメリカ原産
花期は7~10月。花径は15cmほど。ユウガオに似るが、花弁にしわがない
夏は夜8時頃から、晩夏以降は夕方4時くらいから開花し、翌朝にはしぼむ
9月26、29日撮影。
この記事へのコメント
nobara
ラセイタソウ、葉の質感が美しいです(^o^)丿
ナンバンギセル、なかなか見られませんね。
キンモクセイ、我が家も今までで一番の花着きです。
夫が花が落ちるとトユが詰まると言って
バッサリ伐ってしまいました。
写真撮ったよね?と言って。
私は不自由な足で撮っておきました。
いい香りがするので部屋にも活けます。
半分位に伐ってさっぱりしました。
seesaaブログ以降のプレッシャーが凄いですよね。
堪らず、11時間かけて移行しました。丁度10月が
始まるんで、いい機会だったかも。
もこ
長さん
シモバシラ、かなり咲いていました。今年は暑かったのに、この植物園は秋の花が早く咲いたようです。
ラセイタソウ、葉の縮れ方が面白いですね。
キンモクセイ、お宅でも咲き始めましたか。この木は毎年剪定しないと横枝が増えてきたりするので、たばにはバッサリも良いと思います。
いよいよseesaaに移行ですか。私はいつ移行しようかと思案中です。ウェブリブログの終了は分っているから、ポップアップはウザいですよね。1週間ごとに消さなきゃならない。
長さん
キンモクセイの香りは良いですよね。あまり香らなくなった木は剪定がされていないからではないでしょうか。枝が密になると花が少なくなるようですから。
イッシー
雌株がないんですか~。一生男やもめなんですね!
可愛そうな気がしますね。
なおさん
フジバカマは僕も昨日神代植物公園の水生植物園や本園で見てきました。このフジバカマの方を植えてあるのは、その辺の公園ではまずなく、植物園やらかなりこだわった公園ですよね。
キンモクセイはうちにもあるのですが、かなり大きく伸びたので、強剪定しないといけないのですが、なかなか手に着きません。業者に頼めば良いのでしょうね。
eko
フジバカマ、本物はなかなか見られません。植物園ならではですね。
ギボウシも地域によって様々ありますね。この花も植物園でしか見られません。
キンモクセイが咲きだしましたね。この花の香りがすると秋だなぁと思います。
ヨルガオは真っ白で綺麗な花が咲きますね。実物を見たことはありません。
信徳
余りにも良い香り何で手で花を毟り取って嗅いで見るのですが匂いがしないのです。何度やっても同じように香りがしません。
一体どうなっているのでしょうか?そんなこと有りませんか?
台湾ではキンモクセイ茶もありました。
無門
秋の草花の仲間入りですね
シモバシラは冬でこそ
その存在感を現しますが
秋も静かに咲いていますね
無名子
シモバシラ、以前は少林山の境内で見られたんですが、
いつの間にか、消滅して今した。
冬の姿も含め、楽しい花ですよね。
フジバカマ、昨日の公園にあるんですが、まだ咲いていませんでした。
スギ(杉)、雌花も面白いですよね、撮りに行かなくちゃ (^o^)
river
フジバカマの真偽問題は悩ましいことです。図鑑でも問題ありとして取り上げないものもあります。私も本物と言われるもの求めて捜し歩いたり7種類も購入したことがあります。今はいずれも本物だと思っています。
長さん
キンモクセイ、日本にもたらされたのはたまたま雄株だったのです。中国には雌株もあるので、実がなります。日本でも雌株を入手している方がおられるようで、ネットには実の写真が載っています。
長さん
ここのシモバシラは幅2m位、植えてある古株で、花も良く咲いています。
我が家辺りにあるフジバカマは殆どが雑種らしいので、植物園のような原種は貴重ですね。
キンモクセイは枝が良く伸びますね。剪定を庭師さんに頼むと、1本当り4,5,千円も取るらしいですね。
長さん
シモバシラの花、お好きですか。真冬の氷華も良いですよね。
身の回りで見るフジバカマは大抵が雑種か園芸種ですね。
ギボウシの仲間は地域変種が多いようで、日本だけでも10数種類あるとか。
ヨルガオは、今となっては珍しい部類でしょうね。
長さん
キンモクセイの花を毟り取ると香りがしませんか?
金木犀の香りの成分は花弁に含まれる橙色のカロテノイドという成分と言われており、花が落下しても香りは残るはずですが・・・。
長さん
シモバシラ、真冬に出来る氷華で有名ですが、花も良いものですね。花茎が暴れるのは難ですが・・・。
長さん
シモバシラは氷華が出来るくらいで、耐寒性は問題ないですが、よく増えるので、少林寺では邪魔にされたのですかね。
フジバカマ、まだ咲きませんか。我が家の近場では先テイルと思うのですが、最近見に行っていません。
スギの雌花、花粉症の人は、見るなら今のうちですね。
長さん
シモバシラ自生地の北限は関東山地と言われていますが、今やその北限は高尾山や丹沢山系とする研究もあり、榛名山の自生は貴重ですね。
フジバカマの真贋判定は素人では難しいですが、本物と信じて育てることは楽しみに繋がりますよね。
すーちん
キンモクセイの香りが
するとどこにあるか探してしまいますー^^
mina
杉の蕾が出来ているんですね
今年は多いのかしら?
金木犀の季節なんですね
マンションの金木犀はどうかな。
良い香りですが咲いた後が大変ですね
コスモス
なかなか見る機会がありません。
キンモクセイが咲き出しましたね。
ちょっと探したら近くの公園にもありました。
ヨルガオは花が大きいのですね。
長さん
キンモクセイ、近づくだけで香りが漂ってきますね。
この花を見ると、堀内孝雄が詠っていた「君のひとみは10000ボルト」」を思い出します。
長さん
スギ花粉症ですか?日本には杉の木がたくさん植えられているので、その時期は憂鬱になる人が多いそうですね。
キンモクセイ、お近くでも咲いていると思いますよ。植えているお宅は落下した花の掃除が大変ですね。
長さん
フジバカマ、三渓園なら本物があるかもしれませんね。
キンモクセイの花が見つかりましたか。良い香りですよね。
ヨルガオは意外に大きな花ですが、滅多にお目にかかれません。
夕菅
今日のシモバシラは私の庭にもあって、冬はシモバシラの氷華を楽しんでいます。
4年前まで住んでいた愛知県でもブログに載せていました。
植物園のは9時開園を待って見に行きましたが、かえってうちの庭の方が大きいので止めました。
https://yuusuget-tsukuba.hatenadiary.com/entry/2021/12/30/233814
長さん
ここは高速道路を使うと1時間ほどで到着します。行ったからには隅から隅まで見て回ろうと思うのですが、なかなかそうも行きません。
リンクはお宅のお庭ですか。綺麗にしていらっしゃいますね。これだけのシモバシラの氷華が出来るなら、わざわざ植物園まで行かなくてもOKですね。