今回は、屋外編の2回目です。池の東側を回って、つくばね橋の辺りまで行き、その後、林の中に入りました。
池の東側のヒガンバナやシロバナマンジュシャゲは終盤でしたが、その中に、小振りなヒガンバナが咲いていました。1枚目はちょっと見にくいですが・・・。
コヒガンバナ(小彼岸花)
ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。中国原産。ヒガンバナの変種
ヒガンバナは結実しないが、これは2倍体のため結実し、種が採れる
花の大きさはヒガンバナとさほど変らないが、1茎に咲く花が少ない
こちらは、ヒガンバナとシロバナマンジュシャゲ
メイゲツソウ(名月草)
タデ科ソバカズラ属(イタドリ属)の多年草。イタドリの高山性変種
別名:ベニイタドリ(紅虎杖、花が赤いから)。今年はあまり赤くない
つくばね橋から西側を見た所。池は水草でほぼ覆われている
手前の○囲いの中でヒツジグサが咲いていますが・・・
つくばね橋や池から見た、東屋前のヒガンバナ
ヒツジグサ(未草)
スイレン科スイレン属の多年草(水生植物)
日本・ヨーロッパ・東アジア・インドに分布。花径3~7cm
名の由来は、未の刻(午後2時)頃に花を咲かせることから
(実際は朝から夕方まで花を咲かせる)
別名:カッパグサ、カメバス、コレンゲ等なと多数
開花初日は、雌しべの柱頭が花粉を受け取れる雌性期で、1~2日後に柱頭は偽柱頭に囲まれ、雄しべからは花粉が放出される雄性期となるヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。中国原産。ヒガンバナの変種
ヒガンバナは結実しないが、これは2倍体のため結実し、種が採れる
花の大きさはヒガンバナとさほど変らないが、1茎に咲く花が少ない
こちらは、ヒガンバナとシロバナマンジュシャゲ
メイゲツソウ(名月草)
タデ科ソバカズラ属(イタドリ属)の多年草。イタドリの高山性変種
別名:ベニイタドリ(紅虎杖、花が赤いから)。今年はあまり赤くない
つくばね橋から西側を見た所。池は水草でほぼ覆われている
手前の○囲いの中でヒツジグサが咲いていますが・・・
つくばね橋や池から見た、東屋前のヒガンバナ
ヒツジグサ(未草)
スイレン科スイレン属の多年草(水生植物)
日本・ヨーロッパ・東アジア・インドに分布。花径3~7cm
名の由来は、未の刻(午後2時)頃に花を咲かせることから
(実際は朝から夕方まで花を咲かせる)
別名:カッパグサ、カメバス、コレンゲ等なと多数
池から林に入り、北に向かいましたが、途中、赤いきのこが生えていました
タマゴタケ(卵茸)
テングタケ科テングタケ属のキノコの一種。日本ではほぼ全土に分布
白い外皮膜が卵のような形見えるので、この名が付いたようだ
派手な色で有毒きのこのように見えるが、実は優秀な食用きのこだ
林の最奥部まで来たのはこれを見るため
ヤマシャクヤク(山芍薬)の実
ボタン科ボタン属の多年草。準絶滅危惧種
朝鮮半島と日本の北海道~九州の落葉広葉樹林下などの山地帯に生える
秋に実が熟すと結実しない赤色と結実した黒色の種子ができる
花(こちら)は見たことがありますが、実を見たのは初めて
黒い種子がよく見えないので、これは、同日、絶滅危惧植物温室で撮ったもの
次回も林の中で見た花や実を投稿します。
(つづく)
この記事へのコメント
もこ
種が出来るなんて知りませんでした
タマゴタケは有毒キノコだと思っていました 傘の下からスーッと伸びたジク?足?の模様が素敵です
ヤマシャクヤクの実赤い殻の中から出てきた実が可愛いですね
コスモス
ちょっと寂しげな感じですね。
タマゴダケが食用キノコだとは知りませんでした。
ヤマシャクヤクの実は赤と黒ですか。
ミッキーマウスカラーですね。
eko
ヒツジグサが素敵ですね。雌性期と雄性期があるんですか。なるほど勉強になります。
タマゴタケは初めて見た時、色などから毒キノコだと思いました。食用になるんですね。
ヤマシャクヤクの赤い実と黒い実が綺麗です。
yasuhiko
池もあって、景色のいい所ですね。
池には、ヒツジグサがまだ咲いてましたか。
テングタケ、これで食用というのも
不思議ですが、確か、割とよく似ていて、
毒を持ったキノコもあるんですよね。
なおさん
メイゲツソウももっと紅くなるのもあるようですが、この画像のはそんなでもないですねえ。
尾瀬の池塘では、もうヒツジグサの水草紅葉も見事なのでしょうねえ。
タマゴタケは武蔵丘陵森林公園の雑木林でもお馴染みです。公園のは採れませんが、以前山梨の山小屋でタマゴタケをいろいろ食べたことがあります。
無名子
コヒガンバナ、初めて知りました、
二種を並べて比較すれば分りそうだけど、
混じって咲いていても多分気がつかずに見過ごしそうです。
メイゲツソウ、名前が大好きです (^o^)
今年はイタドリも撮り損ねてます。
river
ヒツジグサは尾瀬ヶ原ではおなじみの花です。タマゴタケやヤマシャクヤクでたくさん見ました。先日紹介済みです。
山でなくても見られるのが良いですね。
nobara
普通のに比べて控えめな咲きかたなんですね。
白曼殊沙華は終わり気味?でしたか。
メイゲツソウ、色が褪せてしまったのですね。
ヒツジグサ、可愛いですよね。
タマゴタケは食べられるんですか@@
ここのヤマシャクヤク、上品ですね。
八ヶ岳自然園のはおどろおどろしかったです。
山を覆いつくすように蔓延っていました。
花の時期に出かけたいですが(6月頃?)
イッシー
面白いですね。タマゴダケきれいですよね~。
それでも食べる勇気がわきません。笑
長さん
日本に昔からあるヒガンバナは中国から伝わったものですが、それが種が出来ない品種だったのです。ですから、中国には種が採れるヒガンバナが存在します。
タマゴタケの色はいかにも毒きのこのようですよね。
ヤマシャクヤクの実は黒い方が本物で、赤い方は鳥をおびき寄せるための偽の実なんです。
長さん
コヒガンバナはヒガンバナより早く咲き始めるので、今頃咲いているのはちょっと貧弱になっているようです。
タマゴタケと似たような毒きのこがありますから、素人は食べない方が良いでしょうね。
ヤマシャクヤクの実で、赤い方は鳥をおびき寄せるための偽の実なんです。
長さん
コヒガンバナ、実物を見たのは初めてです。中国から入手したのでしょう。日本にあるヒガンバナは全て種が出来ない品種ですが、希に結実するものがあるようです。
ヒツジグサ、2枚目が雄性期らしいです。
タマゴタケ、素人判断で食べると間違うことがあるので要注意ですね。
ヤマシャクヤクの実で、赤い方は偽果なんです。
長さん
この池は橋から西側に水草が繁茂しています。
ヒツジグサの花期は6~9月です。
タマゴタケはいかにも毒きのこのような色ですが、テングタケは茶色ですから、食用きのこと間違える人もいるでしょうね。きのこはきちんとした知識がないと危険ですよね。
長さん
コヒガンバナは不稔のものと比べると花がちょっと貧弱に見えますが、単体で咲いていたら見分けが出来るかどうか、ですね。
メイゲツソウ、ここで毎年のように見ていますが、今年は全く赤みがなかったです。
ヒツジグサの紅葉は綺麗ですね。ここには秋、遅く見に行ったことがないので紅葉は見ていません。
タマゴタケ、食されたことがおありですか。
長さん
コヒガンバナはシナヒガンバナとも言います。ヒガンバナより1ヵ月ほど早く咲き出すそうです。普通は見ることが無いので、間違うことはないでしょうが、写真のようにちょっと貧弱に見えます。
メイゲツソウ、今年は少しも赤くなっていないので、残念です。
長さん
結実するヒガンバナをお持ちですか。今はコヒガンバナの種が流通していないようですが、10年ほど前に売られていたヒガンバナの球根の中に中国から輸入したものが混じっていたとかで、種が採れたという話を聞いたことがあります。
メイゲツソウは毎年同じ場所で見るのですが、今年は赤みが全くなく、残念でした。
山に行く機会がないので、植物園で色々見られるのは、私にとってありがたいことです。
長さん
コヒガンバナ(シナヒガンバナ)は花付きが良くないヒガンバナみたいに見えました。ヒガンバナより1ヵ月くらい早く咲き始めるそうです。白花はもう最終盤でした。
メイゲツソウ、今まで見た中で、赤味がないのは初めてです。色あせと言うことはないと思いますが・・・。
タマゴタケ、美味しいらしいですが、素人は見間違うことがあるので、要注意ですよね。
ヤマシャクヤクの実、開裂してから時間が経っているような感じでした。花期は4~6月で、赤城自然園でも凄いことになるそうですよ。
長さん
ヒツジグサは雌性期から雄性期に変りますが、ヤツデの花は反対で、雄性期から雌性期に変ります。
タマゴタケ、ここのは採取できませんが、山で生えていても素人は間違えることがあるので、食べない方が良いでしょう。
ミキ
大イタドリにそっくりだと思いました。
ただ赤くなくて、花はもう終わりが近く、
大きく透明感がありきれいでした。
タマゴタケ、とてもきれいですね。
さえずりの森にも以前はたくさんあったのですが、
どうやら食用に採る人が居て減ってしまいました。
胞子が飛ばないうちに採ると翌年は出ませんから
とても残念です。(^^♪
信徳
ヤマシャクヤクの実、ベニバナヤマシャクヤク、ヤマシャクヤクどちらも同じで区別がつきません、何か違いが有るのか探しています。
ジュン
初めてです種が出来るのですね
タマゴタケ可愛い!
綺麗なのはつい有毒と思います
美味しそうです
すーちん
タマゴタヶ
食べられるといっても
一寸食べる気には^^
土手にイタドリがきれいに咲いてます
長さん
今年のメイゲツソウは赤くないのでちょっとがっかりです。オオイタドリは花穂が垂れるので見分けが出来ますね。
さえずりの森にあったテングダケ、盗掘されましたか。残念ですね。
長さん
タマゴタケ、色が派手なので、ちょっと食欲がわきません。
ベニバナヤマシャクヤクとヤマシャクヤクを実だけで見分けるのは不可能のではないですか。
長さん
コヒガンバナ、どこにでもあるものではないので、珍しいです。
タマゴタケ、見るだけなら良いのですが、食べられると聞いても、ちょっと食欲がわかない色ですよね。
長さん
色が派手なきのこは毒と教えられてきましたから、タマゴタケが食べられると聞いても、ちょっとねー。
土手にイタドリですか。何度も盛り土された江戸川の堤防では全く見られません。