屋外の植物を先に見て、昼食後、温室を見て回りましたので、今回から屋外編を何度かに分けて投稿します。
教育棟の裏口は「生命を支える多様性区」で、食用などに用いられる草や木が植えられています。そこで見た花や実などから始めます。
ウド(独活)
ウコギ科タラノキ属の多年草。日本では北海道~九州に分布
実が出来ており、一部で黒くなりつつありました
ステビア
キク科ステビア属の多年草。パラグアイなどの南アメリカ原産
花期は7~11月。花径は1cmにも満たない。別名:アマハステビア
草丈は50cmから1m前後、茎は白い細毛に覆われている
日本で初めて、人工甘味料として製造販売された。 初見の植物です
ムベ(郁子)の実
アケビ科ムベ属の常緑つる性木本。日本では関東地方以西に分布
雌雄同株、異花。実はアケビに似るが、開裂しない
天智天皇が献上されたムベを食して「むべなるかな」と言ったそうだ
アラゲナツハゼ(荒毛夏櫨)の実
ツツジ科スノキ属の落葉小低木。西日本の日本海側に分布
ブルーベリーの近縁種と言われ、実(径7mmほど)は食用になる
ゴボウ(牛蒡、牛旁、悪実)
キク科ゴボウ属の多年草。平安時代に漢方薬として中国から伝来はsh
縄文時代との説もあり。野菜として利用され始めたのは江戸時代から
播種から2年目の夏に花が咲く(こちら)。葉は以外に大きいです
チコリ(チコリー)
キク科キクニガナ属の多年草。和名はキクニガナ(菊苦菜)
西洋ではハーブや、もやしのように暗い所で軟白栽培した若い芽を食用とする
花期は6~9月。葉が殆どなくなっても、まだ咲いている
トウガラシ(唐辛子、蕃椒)
ナス科トウガラシ属の多年草または低木(一年草扱い)。メキシコ原産
実が出来ていましたが、花もまだ咲いていました
こちらはシシトウ(シシトウガラシ)の花
こちらは、教育棟の横、メタセコイアの並木が始まる辺りにある花壇で見た花などです。
ダンギク(段菊)
シソ科ダンギク属(←クマツヅラ科カリガネソウ属)の多年草
中国、台湾~南九州に分布。別名:カリオプテリス
茎を取り巻くように段々に咲く、花の付き方が面白い
こちらは淡青紫の品種。 両方とも園芸種らしい
アルテルナンテラ ‘エンジェルレース’
ヒユ科アルテルナンテラ属の非耐寒性多年草(一年草扱い)
アルテルナンテラは園芸種が多く、これは白い斑入りのカラーリーフ
2022年9月25日撮影。シソ科ダンギク属(←クマツヅラ科カリガネソウ属)の多年草
中国、台湾~南九州に分布。別名:カリオプテリス
茎を取り巻くように段々に咲く、花の付き方が面白い
こちらは淡青紫の品種。 両方とも園芸種らしい
アルテルナンテラ ‘エンジェルレース’
ヒユ科アルテルナンテラ属の非耐寒性多年草(一年草扱い)
アルテルナンテラは園芸種が多く、これは白い斑入りのカラーリーフ
次回は、池の東を回って奥に進みます。
(つづく)
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