都立水元公園にて(4) グリーンプラザの温室で & 野草園にて(その1)

 9月16日に都立水元公園に行ってきました。
 今回は「グリーンプラザ」の温室で見た花と、建物の裏側にある野草園で見た花などの紹介です。


グリーンセンターの入口です。温室はこの左奥にあります
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 入口の右手に「花の市」と書かれた貼り紙にお気づきでしょうか。
 ここもボランティア活動が活発で(水元グリーンプラザ友の会)、都市緑化募金活動を兼ねて、毎月第一日曜日に花の市が開催されているそうです。その他。毎週3回(水・金・日)に集まって、花壇の植替えや、養成苗つくり等を行ったり、樹木ウオッチング(講師を招き開催)なども行っているそうです。


季節柄、温室にはめぼしい花はありませんでしたが・・・

エクメア・ファスキアタ
パイナップル科サンゴアナナス属の多年草(着生植物)。熱帯アメリカ原産
和名はシマサンゴアナナス
薄紫の小さな花が咲くそうですが、ピンクの萼を楽しむものです
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木立性ベゴニア
シュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)の多年草
原産は世界の熱帯~亜熱帯(主に南米)。花期は4~10月
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ホヤ・カルノーサ
キョウチクトウ科(ガガイモ科)サクララン属(ホヤ属)のつる植物
原産は日本南部、熱帯アジア、オーストラリア、太平洋諸島など
花期は7~8月。和名はサクララン(桜蘭)
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こちらはホヤ・ケリー(葉がハート型なのが特徴)
花は終盤のようだった
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野草園に向かうと、温室の裏手で・・・

リコリス・オーレア
ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草(球根)。原産は中国、台湾、ビルマ
花期は9~10月。別名:黄色彼岸花、ショウキラン、ショウキズイセン
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ヒガンバナ(彼岸花)
ヒガンバナ科[注釈 1]ヒガンバナ属の多年草。原産は中国大陸
別名は曼珠沙華(マンジュシャゲ)。花期は9月
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シロバナマンジュシャゲ(白花曼珠沙華)
ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。九州に自生
ヒガンバナとショウキズイセンの雑種。別名:シロバナヒガンバナ
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野草園では、センニンソウが先ず目に飛び込んできました

センニンソウ(仙人草)
キンポウゲ科センニンソウ属のつる性常緑半低木。花期は8~9月
日本各地、日当たりの良い道端や山の麓、川岸などに生える
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既に痩果が出来ており、綿毛が伸びていた
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 よく似た花にボタンヅル(牡丹蔓)があります。センニンソウのと違いは、雄しべが萼片より長く、葉が3出複葉であることなどです。

ミズヒキ(水引)
タデ科ミズヒキ属の多年草。日本では北海道~琉球列島に分布。花期は7~11月
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↑ 下の方に、キンミズヒキも写り込んでいるようだ              
↓ マクロレンズを持っていかなかったので、普通に撮って、トリミング
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 2022年9月16日撮影。

 次回もグリーンプラザの野草園で見た花などです。
(つづく)

 都合により、コメント欄を閉じています。

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