夢の島熱帯植物館にて(6) 食虫植物(ムシトリスミレ・ミミカキグサ)、サンゴシトウ、熱帯性スイレン、ハマユウ、フヨウ、グアバの若い実、ルリタマアザミ、アカンサス、フウリンブッソウゲなど

 8月2日に訪れた夢の島熱帯植物館で見た花などを投稿しています。前回に続いて、イベントホールで見た食虫植物の花を投稿します。その後、外に出て、植物館の前庭などで見た花などです。

ムシトリスミレ ‘スマイリング・ビューティ’
タヌキモ科ムシトリスミレ属の多年草
メキシコ産ムシトリスミレの交配種(モクテズマエ×コリメンシス)
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ウトリクラリア・リビダ
タヌキモ科タヌキモ属の半耐寒性多年草。南アフリカとメキシコ原産
ミミカキグサ(耳掻草)の仲間で、地中に小さな半透明の
捕虫嚢を持ち、地中のプランクトンや微生物を採食する
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ウトリクラリア・ビスクアマタ
アフリカ南部原産のミミカキグサ(耳掻草)の仲間
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ウトリクラリア・コルヌタ
バハマ、キューバ、カナダ、アメリカ原産の地生ミミカキグサ
花にはシナモンアップルパイに似た強い香りがある
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植物館を出て、前庭や植物館の裏側を歩いて見ました

サンゴシトウ(珊瑚刺桐)
マメ科デイゴ属の落葉広葉低木。別名ヒシバデイゴ。花期は6~9月
アメリカデイゴとエリスリナ・ヘルバケアを交配して作られた園芸種
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熱帯性スイレン
前庭の水槽で
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ハマユウ(浜木綿)
ヒガンバナ科ハマオモト属の半耐寒性多年草。房総~九州に分布
別名:ハマオモト(浜万年青)
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青年が目ざとく芋虫を発見。ハマオモトヨトウ(ヤガ科)を発見
ヒガンバナ科を食い荒らす害虫で、日本では南方に多いという
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フヨウ(芙蓉)
アオイ科フヨウ属の落葉低木。中国、台湾、日本の沖縄、九州・四国に自生
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グアバの若い実
フトモモ科バンジロウ属の熱帯果樹。原産はカリブ海沿岸、アメリカなど
和名はバンジロウ(蕃石榴)。別名:バンザクロ、バンセキリュウ
果実の表面は緑色だが、中に赤い小さな種子が詰まっている
葉はお茶に、実は生で、または、加工品などで食用になる
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ギンバイカ(銀梅花、銀盃花)の若い実
フトモモ科ギンバイカ属の常緑低木。地中海沿岸原産
別名:マートル、ギンコウバイ、ギンコウボク、イワイノキ
同じフトモモ科だけに、グアバの若い実に似ている
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ルリタマアザミ(瑠璃玉薊)
キク科ヒゴタイ属の多年草。原産はヨーロッパ~アジア。九州にも自生
別名:エキノプス、ヒゴタイ。花期は6~8月だが、これはもう終盤
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アカンサス・スピノサス
キツネノマゴ科アカンサス属の多年草。原産は南ヨーロッパ
花期は6~8月。花色は白と紫がある。この品種は初めて見ました
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ハイビスカス(八重咲き)
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フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑華)
アオイ科フヨウ属の低木。東アフリカのモムバサ原産
学名はヒビスクス・スキゾペタルス。沖縄では路地植えでよく目にします
名の由来は、反り返った花弁と長い花柱が風鈴に似ているから
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 Bド-ムから一緒に見て回った青年はまだ写真を撮るというので、入口付近で分かれ、駐車場に向かいました。

 2022年8月2日撮影。
(シリーズ終了)

 都合により、コメント欄を閉じています。

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