温室は半球型のドームを3つ組合わせたような形で、東からAドーム、Bドーム、Cドームとなっています。
Aドームに入ると左手に池があり、人工の滝が流れ落ちています
池では、黄色い 熱帯性スイレン が咲いています
入口の右手には、赤い ハイビスカス
アオイ科フヨウ属のうち、熱帯および亜熱帯性のもの
和名はブッソウゲ(仏桑華) · ジョウゴバナ(上戸花)
AドームからBドーム(高さ28m)を見上げた所
残念ながら、ゲンペイカズラ に花は咲いていなかった
シソ科(←クマツヅラ科)クサギ属の常緑つる性低木
こんな花が咲きます
カロミア・テッテンシス
シソ科カロミア属の常緑低木(クマツヅラ科ホルムショルディア属から変更)
熱帯アメリカ原産。旧名:ホルムショルディア・テッテンシス
別名:パープル・チャイニーズハット。残念ながら、まだつぼみ
こんな花が咲きます
ヘリコニア・ビハイ ‘ロブスター クロウ ワン’
オウムバナ科オウムバナ属の常緑多年草。熱帯アメリカ原産
良く見るヘリコニアは花序が垂れ下がるが、これは地上から伸びるタイプ
こちらが、垂れ下がるタイプの ヘリコニア・ロストラータ
温室展示の定番 コエビソウ(小海老草)
キツネノマゴ科コエビソウ属の常緑低木。メキシコ原産
こちらは園芸種の苞が黄色いタイプで、‘イエロー・クイーン’
サガリバナ(下がり花)
サガリバナ科サガリバナ属の常緑高木。熱帯アジアなどに広く分布
日本では奄美大島以西に自生。夜咲いて、朝には散ってしまう
左下はつぼみ 右下は花が散った後
こんな花が咲きます(夢の島熱帯植物館の夜間公開で)
グラマトフィラム
Grammatophyllum
東南アジア原産の地生種。シンビジウムに近縁
ファレノプシス
Phalaenopsis
原産はフィリピンからニューギニア、オーストラリア北部にかけて
湿った岸壁などに着生する
次回はBドームに入ります。
(つづく)
この記事へのコメント
イッシー
カロミア・テッテンシス、面白い形してますね!
mina
>人工の滝が流れ落ちています
涼しそうですね
温室の中は涼しいんですか?
色々な植物があって楽しいですね
ハイビスカス、綺麗な色ですね
nobara
よく出来ています。
ブッソウゲ(仏桑華)の呼び方、好きです
パープル・チャイニーズハット。上品なお帽子ですね。
ちょこんと飾りのハットのようですね。
コエビソウの花ってハグロソウみたいですね。
サガリバナ、早朝の沖縄のホテルで水に浮かんでるのが綺麗でした。
なおさん
燃えるようなハイビスカスの色あいも夏にふさわしい雰囲気ですね。奄美大島に暮らしたこののある姉は、ハイビスカスだのブーゲンビリアだのは露地植えで普通に見られるものだということで、こちらで見るムクゲと同じ感覚なのでしょう。
信徳
こんな色々な植物が見られて無料って事はないでしょうね?
eko
カロミア・テッテンシスは一度だけ見たことがあります。チャイニーズハットそのままの可愛らしい花ですね。
ヘリコニアは地上から伸びるタイプと垂れ下がるタイプがあるのが不思議です。
コエビソウは温室の定番、よく見るのでお馴染みです。
サガリバナは一度みたいですが、温室か沖縄などへ行って夜でないと見られませんね。なかなか機会はありません。
無名子
人工でも滝の音は涼を呼ぶんでしょうね (^o^)
滝のある景色に熱帯性スイレン、面白い組み合わせですね。
熱帯では違和感無く見られるんでしょうが・・・
パープル・チャイニーズハット、ピンクのが萼? これが名前の由来なんでしょうね、興味深い姿の花ですね。
river
サガリバナはぐんまフラワーパークでも目玉の植物になっています。
コエビソウは温室でなくても咲いています。
もこ
赤い花と苞の白でゲンペイなのですか
カロミア・テッテンシスも変わった花ですね
熱帯植物館では色々な珍しい花が見えて楽しめて良いですね
長さん
>滝のところに来るとすぐにレンズが曇るんです。
滝の裏を通るときですか?私は経験が無いですが。湿度が高い非だったのですかねー。
カロミア・テッテンシス、ピンクの苞が繋がっているのが面白いです。
長さん
滝の流れは涼をを呼びますね。夏の温室は暑いと思われますが、風通しを良くしているので、さほど暑さは感じません。
赤いハイビスカスは夏らしい色ですね。次回は異なる色のものが登場します。
長さん
この滝、科なりの水量なんですよ。
赤いハイビスカス、沖縄の人はアカバナーと言っていましたね。
パープル・チャイニーズハット、もう少しで開花しそうでした。チャイニーズハットはクマツヅラ科にもありましたね。
ハグロソウも2弁花でしたね。ハグロソウは上下両方に斑がありますが、コエビソウは下側の花弁だけに斑があります。
サガリバナ、花が沢山咲く頃は落下した花の展示があるのですが、今回はありませんでした。
長さん
温室のドアが開けられ、通風が良かったので、あまり暑さは感じませんでしたが、涼を呼ぶ演出は良いですよね。
奄美大島には行ったことがないですが、沖縄ではハイビスカスはアカバナーと呼ばれて親しまれています。
長さん
こういうドーム型の温室はあまりないかも知れませんね。ここは隣がゴミ処理場なので、水は豊富にあるようです。
カロ見え・テッテンシス、帽子に紫の飾りがついているようですね。
サガリバナ、もう少しすると毎日咲くようになると思います。
入館料、シニアは120円です。
長さん
この滝、科なり水量があるんですよ。
カロミア・テッテンシスは苞が丸く繋がっているのが面白いです。
ヘリコニア、花茎のでる場所が違うと、立ち上がったり、垂れ下がったりするようです。
ここは8月に夜間公開の日が合って、サガリバナが見られたのですが、この数年、コロナで中止になっています。写真の花は2018年の夜間公開の時のものです。
長さん
滝の落ちる音を聞いているだけでも涼を感じますね。ここには夜、開花する熱帯スイレンもあるのですが、今回は咲き残っていませんでした。
チャイニーズハット、苞が丸く繋がってしまったので、中国人の帽子に例えたのですね。面白い形です。
長さん
熱帯の花には赤やオレンジなどの原色が似合いますね。
ここはサガリバナの花が夜間公開で見られたのですが、この所、コロナで収支になっているようです。
コエビソウは耐寒性を持ったものが出来ていますね。我が家の近くでも咲いています。
長さん
ゲンペイカズラは仰る通りです。この写真の苞はピンクのものも写っているので、赤い花が写っている写真をリンクしておきました。
カロミア・テッテンシス、苞が丸く繋がってしまうとは、面白い進化を遂げましたね。
ジュン
滝があるなんて凄いです
ハイビスカスもお花の咲き方が色々ですね
ブッソウゲ(仏桑華)名・・・こちらも素敵ですネ
すーちん
夜間も公開
となると
花の違った姿も
観れるんですかね
長さん
この隣が、同じく都の施設でゴミ処理場があるので、滝の水はそこから引いているのではないかと思います。温室の暖房もゴミ処理場の排熱を利用していますから。
仏桑(扶桑)とは中国の想像上の神木で、中国から見て東方(日本の方角)の海中にあるとされています。それに華を付け加えたのではないかと言われています。沖縄ではお墓の周りに良く植えられています。
長さん
ここ3年はコロナの関係で夜間公開(7~8月で3回くらい)が行われていませんが、リンクしたサガリバナの写真は2018年の夜間公開で撮ったものです。
照明は充分ではありませんが、夜に開花するものや、夜に香りが強くなる花もありましたよ。
ロシアンブルー
カロミア・テッテンシスは蕾状態で残念でしたが、咲いた
状態が見られ、意外な花でしたが素敵ですね。
サガリバナもこれから楽しみな花ですね。
長さん
カロミア・テッテンシス、面白い花が咲きますよね。帽子に付けた紫色の飾りみたいです。
サガリバナ、あと1~2週間するとたくさん咲くと思います。