くらしの植物苑2022年「伝統の朝顔」展にて(5) 朝顔(北京天壇)、アメリカアサガオ、マルバアサガオ、ホシアサガオ、マメアサガオ、ルコウソウ、サクラオグルマなど

 8月16日、千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館のくらしの植物苑で開催中の「伝統の朝顔」展(8/03~9/04)を見に行ってきました。
 今回は、苑内で見た、変化朝顔以外の花や実を取り上げました。


アサガオ(朝顔)
ヒルガオ科サツマイモ属のつる性一年草。原産はインドからヒマラヤにかけて
「北京天壇」(日本の朝顔の起源とされる品種)。花径は5cmほど
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東京古型標準型(青/常葉・青/丸咲)
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アメリカアサガオ(亜米利加朝顔)
ヒルガオ科サツマイモ属のつる性一年草。熱帯アメリカ原産
花期は夏~秋。花径は3~5cm
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葉が大きく、切れ込みが深い
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マルバアサガオ(丸葉朝顔)
ヒルガオ科サツマイモ属のつる性一年草。熱帯アメリカ原産
花期は7~9月。花径5~8cm
紅髭咲(青丸葉濃ピンク髭咲)
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‘ブラックナイト’
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ホシアサガオ(星朝顔)
ヒルガオ科サツマイモ属のつる性一年草。熱帯アメリカ原産の帰化植物
花期は9~10月。花径は15~20mmほどで、葯は白色
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マメアサガオ(豆朝顔)
ヒルガオ科サツマイモ属のつる性一年草。花期は8~10月
北アメリカ原産の帰化植物で、暖地の道端などに生える
別名:ヒラミホシアサガオ(平実星朝顔)
花は白、まれに淡紫色で、花径は1.5cmほど。葉はハート型
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ルコウソウ(縷紅草)
ヒルガオ科サツマイモ属の非耐寒性つる性多年草。原産は熱帯アメリカ
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サクラオグルマ(佐倉小車)
キク科オグルマ属の多年草。オグルマとホソバオグルマの自然交雑種
牧野富太郎博士がこの佐倉市内で発見し、命名した。花径は3~3.5cm
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ヘチマ(糸瓜、天糸瓜)
ウリ科ヘチマ属の一年草。インド原産(諸説あり)
日本には室町時代に中国から渡来。食用、美容水、たわしなどに利用
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ヒョウタン(瓢箪、瓢簞)
ウリ科ユウガオ属の一年草。アフリカ原産のユウガオの変種
日本には縄文時代に伝わった
‘千成ヒョウタン’      ‘百成ヒョウタン’
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‘特大ヒョウタン’        ‘天下一’  
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‘大だるまヒョウタン’ (くびれが殆どないだるま型)
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サンジャクササゲ(三尺大角豆)
マメ科ササゲ属の一年草。アフリカ原産のササゲの一種
日本には平安時代に渡来。実鞘が30cm以上になる(実物は1m以上)
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 2022年8月16日撮影。

 次回は、変化朝顔の出物系統の親木を投稿します。
(つづく)

 この記事、誤って、前日に投稿されてしまいました。
 都合により、コメント欄を閉じています。

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