敷地の北端近くまでやってきました。ここには地植えのレンゲショウマが3叢ほど咲いていました。
レンゲショウマ(蓮華升麻)
キンポウゲ科レンゲショウマ属の多年草。花期は7月~8月。花径3~4cm
日本特産で、1属1種。本州(東北~近畿地方)の太平洋側の深山に分布
枝分かれした円錐花序に花(径4cm)がたくさん着きます
7~10枚の萼片の内側に、淡い紫色の花が咲く(花弁数は10~12枚)
こちらの株は花弁の先端まで白いタイプ
外側の花弁は白いが、内側の花弁の先端は薄紫色
花弁が落ちた花で、長いのが雌しべ(2~4本)、短いのが雄しべ
来た時とは異なる散策路を通って戻ります
ウワミズザクラ(上溝桜)の実
バラ科ウワミズザクラ属の落葉高木。日本固有種
実が撮れたのは初めて。黄色から赤になった実も見られた
こんな花がさきます(Wikipediaより)
タケニグサ(竹似草)の実
ケシ科タケニグサ属の多年草。日本および東アジア一帯に分布
名の由来は、茎が中空で竹に似るとの説と、竹と一緒に煮ると竹が柔らかく
なるからとの説がある。別名チャンバギク(占城菊)、ウジゴロシ
シモツケ(下野)
バラ科シモツケ属の落葉低木。別名:キシモツケ(木下野)
花期は5月~8月と長いです
ワレモコウ(吾亦紅)
バラ科ワレモコウ属の多年草。日本では、北海道から九州に分布
花期は7~10月
ナガボノシロワレモコウ(長穂白吾木香)
バラ科ワレモコウ属の多年草。日本では、北海道と関東以北の本州に分布
花期は8~10月
アセビ(馬酔木)の実
ツツジ科アセビ属の常緑低木。山形~宮城以西の本州、四国及び九州に分布
花期は2~4月。種子は有毒成分(グラヤノトキシン)を含んでいる
こちらは若い実
カライトソウ(唐糸草)
バラ科ワレモコウ属の耐寒性多年草。花期は7~9月。花穂の長さは4~10 cm
中部地方の日本海側(飛騨山脈北部、白山~滋賀県の三国山などに分布
カシノナガキクイムシによるナラ枯れの予防措置
あちこちの木にビニールのクリアファイルが仕掛けられています
捕獲された昆虫がカシノナガキクイムシかどうかは分りませんが
(つづく)
この記事へのコメント
river
アセビは家に白とピンクの2種類があります。種は出来ますが実生したことがありません。
ワレモコウは以前は近所でも見られたのですが最近は山でないとみられません。
ナラの木の枯死は最近あちこちで起きていますね。
無門
タケニグサは大井川の上流で
3m以上のものを
たくさん見ました
その大きさに
いつも驚きました
イッシー
玉ボケ背景の写真奇麗です!!
nobara
シロバナや八重咲きなどもあるんですよね。
今の時期だと断然、御岳山なんですが?
今年は遅れてるようですね。
ウワミズザクラは過渡期は実が多彩です。
たてもの園で少し前に撮りましたよ
野鳥にとても人気があります。
タケニグサは花後?っぽいですね。
薄茶色になってますね。
シモツケはまたぞろ、咲いてきています。
花期がなが~~~いようですね。
ワレモコウも出逢いたい花の一つです。
カシノナガキクイムシ、ナラ枯れ、あちこちで
被害が出ていますよね~~
これで少しでも食い止められたら良いですね。
無名子
レンゲショウマ、可憐ですね、
背景が玉ボケのレンゲショウマ、素敵です (^o^)
タケニグサは花後も魅力的で好きです。
薄い葉っぱのような果実がさらさら揺れている所はいいですよね。
シモツケ、家の庭でも細々と咲き続けてます。
eko
レンゲショウマは可憐ですね。花色も変化があって面白いです。
ウワズミザクラは花を見ても実は殆ど気づきません。鳥たちの餌ですね。
タケニグサは何とも言えない存在感がありますね。背丈も大きいです。
シモツケは長~い間咲きますね。可愛い花です。
ワレモコウは見ますが、ナガバボノシロワレモコウは見たことがありません。
カライトソウも可愛いですね。
なおさん
ウワミズザクラの実の果実酒は以前味見したことがあります。実は生で食べても果実酒にしてもまあまあ美味しいですね。
ナラ枯れは、武蔵丘陵森林公園の雑木林でも、仕事先の三芳町の雑木林でも見られます。どんどん拡がると困りますね。
長さん
赤城自然園のレンゲショウマ、ブログを拝見しました。1万株以上とは、膨大な数ですね。つくば植物園では様z真名植物を展示することが目的ですから。同じ品種を大量の展示するわけにもいきません。
アセビは種から育てるのは難しいのですか?
ナラの木の枯れ死が増えている何で、ここで初めて知りました。
長さん
子供の頃に見たタケニグサは女に大きなものは無かったと記憶しています。空襲で焼け野原になった地域なので、土に栄養がなかったのかも。
長さん
レンゲショウマは直射日光が当たらない矢橋の中が適しています。花は俯いて咲くので、下から煽って撮るわけですが、意識しないでも玉ボケになってしまう。自然のお陰です。
長さん
レンゲショウマは、この週のベスト3になっていたので、丁度見頃でした。白花は自然変異で出そうな感じですが、八重は園芸種ですよね。
ウワミズザクラ、同じ花序なのに、熟す時期に
違いが出るのですね。
タケニグサは実のできはじめです。
シモツケ、ここでは9月に入っても咲いています。
ワレモコウは都会で見るのは難しいですね。
ナラ枯れが広がっているなんて、ここで初めて知りました。
長さん
レンゲショウマ、直射日光が当たらない林の中が最適だそうです。花が俯いて咲くので、意図しなくても玉もヶになります。
タケニグサの茎から出る橙色の液体を足に塗ったりしませんでしたか。
シモツケは秋になっても咲いていることがありますね・
ミキ
この時季一度は出会いたい花です。
ナラ枯れは多摩市でもあちこちの公園で見られます。
松枯れはもっとひどくて、市でも伐採処理が
追い付いていません。
ナラ枯れの予防措置がうまく行くといいのですが・・・。
年輪の多い木ほど枯れが酷いようです。(^^♪
すーちん
タケニグサ
庭が広ければ植えたいです
素敵な植物です
ヨーロッパでは園芸店で
売られているとか
mina
>あちこちの木にビニールのクリアファイルが仕掛けられています
TVでもやっていましたね
ナラ枯れで木が枯れてしまったとか。
アセビの実が付いていたんですね
私も近くのアセビの木見てみよう。
シモツケがまだ咲いているんですね
元気ですね
長さん
レンゲショウマ、植物園ですから自生種を植えたのでしょうが、何年もすると実生で変化が出てくるようです。
ウワミズザクラ、普通のさくらよりは開花が遅いので、花を撮ったことはありません。
タケニグサは大きくなりますね。
シモツケの開花期は長くて、9月でも咲いていることがあります。
ナガボノシロワレモコウは関東以南では自生がないので、植物園にでも行かないと。
カライトソウ、花穂が捩れてしまっていて・・・。
長さん
レンゲショウマ、下から煽って撮るので、意図せずして木漏れ日が玉ボケになってくれます。
ウワミズザクラ、木の大きさの割には実の数が少ないですね。一度食べてみたいですが・・・。
武蔵丘陵森林公園でもお仕事先でもナラ枯れが発生していますか。何か有効な対策を考えて欲しいです。
ロシアンブルー
個性を生かした姿が取れません。
紫色の花しか見たことがありませんが白だけもあるんですね。
タケニグサ街路で見かけますが、これは大分高さがありますね。
ナラ枯れ予防措置、良く散歩に行く公園でも見かけます。
長さん
レンゲショウマは日陰を好むので、撮影には一部フラッシュを使いました。
多摩市ではナラもマツも被害を受けていますか。何か、抜本的な予防対策は出来ないものですかねー。
長さん
タケニグサを植えたいですか?背が高くなるし、こぼれ種でも増えそうですよ。イングリッシュガーデンで人気とは驚きました。
長さん
ナラ枯れがあちこちで発生しているようですね。我が家の近くには森も林もないので、ここに車で、知りませんでしたよ。
アセビの実って、今頃なんですね。写真に撮ったのは初めてかも。
シモツケ、9月になっても咲いているのを見たことがありますよ。
長さん
レンゲショウマ、俯いて咲くので、撮影は難しいですね。でも、バリアングルモニターが出来たので、以前と比べると段違いです。白い花は変異で、時々発生するようです。
子供の頃良く見たタケニグサはこんなに大きなものじゃなかったと記憶しているのですが・・・。
そちらの公園でもナラ枯れの予防措置がされていますか。