昨年、街中では珍しいヒメツバキ(イジュ)を見つけたので、今年も見に行ったのですが、場所を間違って記憶していたため、遅くなってしまいました。南方に育つ植物なので、ここ以外では、つくば植物園でしか見たことがありません。その後、新坂川遊歩道でカンナや雑草などを撮りました。
ヒメツバキ(姫椿)
ツバキ科ヒメツバキ属の常緑高木。別名はイジュ(伊集、沖縄の方言)
九州、奄美大島以南から沖縄、台湾、中国南部や東南アジアに分布
花径は3~5cm、花期は5~6月。樹高は10m以上になる
オリエンタルユリ?
綺麗なピンクのユリの花が咲いていました
カンナ
カンナ科カンナ属の多年草(球根)。原産は熱帯~亜熱帯
カンナはギリシャ語の kanna(アシ、ヨシ)が語源で、
カンナの茎がアシの茎に似ていることに由来するそうだ
咲いて間もないような、黄色の品種
ヘクソカズラ(屁糞葛)
アカネ科ヘクソカズラ属のつる性多年草。日本全土で普通に見られる
葉や茎に悪臭があることから付いた名前だが、悪名の代表選手
別名:ヤイトバナ、サオトメバナ、サオトメカズラ
ヤブガラシ(藪枯らし)
ブドウ科ヤブガラシ属のつる性多年草。日本全土で普通に見られる
名の由来は、藪を枯らしてしまうほど繁殖してしまうから
別名:ビンボウカズラ(貧乏葛)
下の写真は、以前に撮った、まだ花弁が残っている写真です。
2022年7月7日撮影。
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つくば夏の洋蘭展にて(9)
6月19日から26日まで、つくば植物園で開催された「つくば夏の洋蘭展」(主催:つくば洋蘭会)で見た作品を紹介しています。
今回はエピデンドラムの珍しい原種で、いずれも初見です。
エピデンドラム・ベシカタム
Epidendrum vesicatum
遠山卓明さん
ブラジルのエスピリトサント州で発見された着生種。日本では珍しい
下垂して成長し、最下端に小さな花(径6mm)を咲かせる。秋咲きらしい
エピデンドラム・オエレステディ
Epidendrum oerstedii
荒木悦子さん
コスタリカ~パナマの標高約800〜1150mに分布する着生種
花径7.5cm。春から夏に咲く
(つづく)
この記事へのコメント
イッシー
東京の夏はもう亜熱帯ですよね。
ヤブガラシ、マクロで撮ると意外なほど面白いですね。
nobara
ヒメシャラとはかなり趣が違いますね~
アズマイチゲのように葉っぱが下に控えてる?
お花だけ見たら、ノイバラかと思いました(^o^)丿
花後の実が面白いです。ウツギの実に似ていますね。
カンナは暑くてもへっちゃらですね。
サオトメバナがこんなに咲いていましたか?
ヤブガラシの蝋質の花盤が可愛いです。
エピデンドラムの認識が変わりそうです(^o^)丿
river
ヘクソカズラはこちらでもよく見かけますが情けない名前を付けられたものですね。
ヤブカラシは地下茎でどんどん増えるので駆除困難植物です。庭に生えてくるので見つけ次第引き抜くのですが地下茎が残っているのですぐに出てきます。
アカメガシワは庭に勝手に生えてきて大きくなるので困った木です。
秋月夕香
ピンクのゆりもステキですね。ヤブカラシはそういう意味だったのですか。
繁殖力がつよいのですね。エピデンドラム・ベシカタム~こういう花の形態もあるのですね。エピデンドラム・オエレステディ
これは羽があって今にもとびたちそうです。
信徳
カンナ、ヘクソカズラ、ヤブガラシは散歩道で見られるのですがまだ花の咲いたのは見ていません。
eko
エピデンドラム・ベシカタムは下垂して花も下向きに咲くなんて面白いですね。
なおさん
それに較べてヘクソカズラ、ヤブガラシ、アカメガシワはどこでもよく見かけますねえ。お馴染みです。
無名子
nobaraさん にならって、サオトメバナ、咲き始めましたね (^o^)
昨日、空き地のフェンスに絡んで咲いているのを見つけました。
標準の五裂の他4~8裂が有ったり、色違いがあったり、
個体変異の多い楽しい花ですよね、
庭に侵入する迷惑な花だけど、ヤブガラシ、好きな花です。
アカメガシワの雌蕊、もう~ 面白い (^○^)
長さん
亜熱帯の植物が何故ここに植えられているのか分りませんが、大きくなっているので、冬越しはギリセーフなんでしょう。
たまには雑草も撮ってあげないとね。ヤブガラシのオレンジの花盤に蜜が溜まっているのですが、蟻がたかっていることがあります。
長さん
ヒメツバキの葉は薄い革質で本来はもっと色が濃いのです。思うに、水分不足で垂れ下がっているのでは無いかと。ノイバラに似ている?丸い実も出来ますし、言えてますね。
カンナは大きな葉に水分を溜め込んでいるから元気なのかもね。
今頃になると、ヘクソカズラやヤブガラシが勢いを増してきます。
エピデンドラムにも変りものがあるんですよ。
長さん
ヒメツバキ以外にも。離島では独自な進化を遂げるものがありますが、DNAを調べたら結論が出そうな気がします。
ヘクソカズラやヤブガラシ、一度増えてしまうと、後がやっかいですね。転居前の我が家では、ドクダミに手を焼きました。
アカメガシワは大きくなるのが早いから困りますよね。
長さん
良くお茶の花に似ていると仰いますが、花の大きさも判断基準に入れて下さい。
ヤブガラシやヘクソカズラ、一旦増やしてしまうと後が大変だから、見つけたら過ぎに処置しないとね。
ランは人間が思いつかないような進化を遂げるものもあるので、面白いです。
長さん
ヒメツバキは、花弁がもっと薄ければ、夏椿に似てくるでしょうね。台湾では山地に分布しているようなので、高雄ではご覧になりませんでしたか。
雑草はどうでも良いですが、カンナがまだ咲きませんか?
長さん
ヒメツバキ、昨年偶然発見したのです。名前が分らなかったので、調べたら亜熱帯の植物だと知って、驚きました。
カンナの花、大きくなるととらえどころが無いですよね。
ヘクソカズラは悪名の一つですが、別名はなかなか普及しませんね。
ヤブガラシは花盤に蜜を溜めているので、昆虫が集まりますね。
アカメガシワは花や実を沢山付けることを繁殖戦略にしているのですね。
エピデンドラム・ベシカタム、東山さんは鉢を横にしておられましたが、鉢底から葉を伸ばすようにしている方もおられるようです。
長さん
昨年、これが亜熱帯の植物だと知って、驚きました。松戸辺りでは氷点下になることは希なので、かろうじて生きのびたのでしょうね。
暑くなってきて、花の種類も少なくなりましたから、たまには雑草にも目を向けようかと・・・。
長さん
女性はヘクソカズラとは言いにくいとみえて、サオトメバナとか、ヤイトバナと書いてこられる方がおられます。花弁の縁が切れ込んでいるので、これが深いと八裂などのみえるのかも知れませんね。花の中央の赤に濃淡があったり、赤い部分が花弁の端まできているものもあったりしますね。
ヤブガラシも良く見れば可愛い花ですよね。
アカメガシワの実は毛むくじゃらですね。
mai
ヒメツバキ 可愛いお花ですね
樹高が高い木のようで 下からお花をよく見るのが
難しそうですね
ヘクサカズラ ヤブガラシ どちらも良く見るとなんて可愛い
お花でしょうと思います 可愛くよく撮っていらっしゃいますね
すーちん
ヘクソカズラ咲いてきましたね
可愛らしい花ですが
ツルを見つけると抜いてますー^^
長さん
このヒメツバキ、樹高は4.5mほどでした。3枚目は塀の直ぐ上だったので、よく見えましたが・・・。
ヘクソカズラやヤブガラシ、雑草ですが、たまには目を向けてやろうと思いました。
長さん
ヘクソカズラ、放置すると大変なことになりますから、見つけたら、それこそ根絶やしにしないとね。
ロシアンブルー
感じのお花ですね。
ヘクソカズラの花、可愛いんですが蔓を伸ばすからつい
ちぎってしまうわけで臭いが大変なことになりますね。
ジュン
ヒメツバキが見られるなんて凄いですね
ヘクソカズラ柵に絡まって咲いています
アカメガシワの実凄い
初めてまじかで見ました
長さん
カンナは花弁が薄いですね。このオレンジの花も風に吹かれてひらひら揺れ、撮りにくかったです。
ヘクソカズラ、侵入されるとやっかいな雑草ですよね。
長さん
私のウォーキング範囲は、せいぜい半径2~3Km圏なのですが、極たまに珍しい植物に出会うことがあります。イジュもその一つです。
ヘクソカズラはヤブガラシはやっかいな雑草ですよね。
アカメガシワ、根が伸びて繁殖しますが、この実の中に種が数個入っていて、こぼれ種でも増えていきます。