セイヨウニンジンボクやハニーサックルがかなり咲いていました。シマトネリコが咲いていると近づいたのですが、まだつぼみでした。この木はつぼみが出来てから花が咲くまでが長いですね。
セイヨウニンジンボク(西洋人参木)
シソ科ハマゴウ属の耐寒性落葉中木。原産は南ヨーロッパから中央アジア
花期は7~9月。 別名:チェストツリー、チェストベリー、バイテックス
これは一般的な淡紫の花ですが、他に、ピンクや白もある



ハニーサックル
スイカズラ科スイカズラ属の半落葉蔓性低木。原産は南・東ヨーロッパ
和名はニオイニンドウ(匂い忍冬)。別名ウッドバイン、ロニセラ


花に近い葉は、ツキヌキニンドウ同様、合着します

シマトネリコ(漢字表記は不明)
モクセイ科トネリコ属の常緑~半落葉中高木。雌雄異株
原産は沖縄、台湾からインド。別名:タイワンシオジ


ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)
ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の多年草。北米原産の帰化植物
別名:アメリカヤマゴボウ。全草に毒があるので要注意

花は、残念ながら、反対向きだった

マンデビラ
キョウチクトウ科マンデビラ属の多年草。原産は中央アメリカ~アルゼンチン
別名:デプラデニア(旧属名)、サンパラソル(サントリーの流通名)
紅白が咲いていたのですが、赤花は痛み始めていました


~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~
つくば夏の洋蘭展にて(6)
6月19日から26日まで、つくば植物園で開催された「つくば夏の洋蘭展」(主催:つくば洋蘭会)で見た作品を紹介しています。今回は東洋蘭です。こういう花を見る事が出来るのは、夏のラン展ならではです。最期は和東洋蘭ではありません。
ポネロルキス・ユメチドリ(夢ちどり)
Ponerorchis Yumechidori
鈴木良治さん
アワチドリ・サツマチドリ・ウチョウランなどをもとに
品種改良した、ウチョウランの仲間の園芸品種
暑さ・寒さに強く、さらにたくさんの花を長い間咲かせる

スピランテス・シネンシス
Spiranthes sinensis
染谷隆一さん
ご覧の通り、ネジバナです。学名表記では分りませんよね

カキラン(柿蘭)
学名はEpipactis thunbergii(エピパクティス・ツンベルギー)
倉持見永子さん

メキシコア・ギエスブレギティアナム
Mexicoa ghiesbreghtiana
遠山卓明さん
メキシコの標高約1400〜2300mのオーク林に分布する着生種
春~秋に開花する。花径は3~4cm。日本では珍しい。勿論、初見

(つづく)
この記事へのコメント
イッシー
ネジバナはスピランテス・シネンシスというのですか!
う~ん、なんだか高貴な花に見えてきた。
もこ
舌を噛みそうです 私はやはりネジバナで通します
nobara
葉っぱも好きです。
福岡・百道(ももち)のサザエさん通りの街路樹がコレでした。
なかなかお洒落な街路樹だなと思っていました。
ハニーサックルはツートーンカラーですね
ツキヌキニンドウと見分けがつきません。
「のばちゃん。しまとねり子って名前みたいだね」と
いつも笑わせてくれ、早くに彼岸に行った友人を思い出します。
マンデビラの白花もよか~ですね。
夢千鳥って名前のラン。綺麗です。
スピランテス・シネンシス、なんの感慨もわきませんね。
やはり モジズリソウかネジバナがピンときますね。
学名表記の好きな知人が居ましたぁ~
カキランの色が好きです。
佐賀の樫原湿原で自生をみました。
秋月夕香
暑いのは異常な暑さですが、これがなんだか当たり前になってきていますね。
そんな中、セイヨウニンジンボク涼し気な可愛いお花です。
ハニーサックル、こういうお花は見た事がありません。
スピランテス・シネンシス~長いネジバナですね。すごいです。
river
和蘭は洋蘭と東洋蘭を交配させて作りだしたものでやはり東洋蘭の方が良いかもしれません。
eko
ハニーサックルのこの花色華やかですね。いい香りもしますね。
シマトネリコは今よく咲いています。細かい花なので風があると写しにくくて見ているだけです。
マンデビラ、見事な花付きですね。我が家の花はまだ2輪程度しか咲いていません。
スピランテス・シネンシスといわれてもピンときません。ネジバナが分かりやすくていいですね。
渋い花色のカキラン素敵ですね。
信徳
カキランは画像の左奥にもチラリ見えていますがこの画像は一本仕立てなんでしょうか?
それとも数本有りましたか?
無名子
馴染み深いのは伐っても伐っても庭に侵入してくる
ヨウシュヤマゴボウだけです (^o^)
ネジバナの学名、スピランテス・シネンシス、ですか、
全く別の花のような気がします、
でもランなんですよねネジバナも。
なおさん
ヨウシュヤマゴボウは、いわゆる「そこらへんの草」で、あちこちで見るものですが、花も実も紅葉も通好みの美しさで、アナドレませんよね。毒ですが、口に入れなければ安心して見ていられますね。
洋蘭展と銘うっていても、日本の野生ランも展示されているのが良いですよね。和洋折衷も良い感じです。
長さん
ハニーサックルはスイカズラの園芸種ですから、花色が違うだけです。
ネジバナの学名は調べたことがなかったので、初めて知りましたよ。
長さん
学名の属名はラテン語で書くことになっているので、馴染みがないですね。ネジバナにはモジズリ(綟摺)という別名もありますね。
長さん
セイヨウニンジンボクが街路樹に選ばれているのですか。横に広がるので、幅が広い道路でないと無理かもね。
ハニーサックルはツキヌキニンドウとは別種なのですが、同じ名前で流通させている業者がありますね。
マンデビラ、真っ赤な花も撮りたかったのですが、既に遅しでした。
ラン展では学名表記が基本ですから、あえて学名が名札に書かれていました。
カキラン、花の寿命が短いですね。父の日の寄せ植えの中にありましたが、直ぐに終わってしまいました。
長さん
台風は九州に上陸後、熱帯低気圧に変りましたね。でも、その影響で雲が多かったせいで、少しは過ごしやすかったです。
セイヨウニンジンボクやハニーサックル、こちらでもどこにでもあるような木ではないので、咲いているときに撮っておかないと。
長さん
ユメチドリ、やっと実物に出会えましたよ。花は短命みたいですね。
我が家にもネジバナがどこからか飛んできたのですが、共生する草が枯れてしまったため、無くなりました。
和蘭ではなく東洋ランという表記の方が良いですか。変更しておきましょう。
長さん
セイヨウニンジンボク、忘れないうちに撮ってきましたが、まだ、鉢や蝶が来ていませんでした。
ハニーサックル、たくさん咲いていて、香りが楽しめました。
シマトネリコ、咲いていますか。こちらではもうしばらくかかりそうです。
マンデビラ、うまく咲かせていますね。赤のほうが先に咲いたらしく、すでに傷んでしました。
ラン展では名札に学名を表記することになっていますから、やむを得ないですね。
長さん
セイヨウニンジンボク、本当の花色はもう少し薄いのです。
カキランは、大きめな四角い鉢から4本伸びており、うち2本には支柱が添えてありました。
長さん
ヨウシュヤマゴボウ、侵入してきますか。刈り取っても根が生きているのでしょうね。
ラン展の名札には属名と種名を学名で記載することになっているので、東洋ランにも学名が書かれていました。
長さん
セイヨウニンジンボク、武蔵丘陵森林公園でも見られますか。私のウォーキング範囲内には2個所しかありません。
ヨウシュヤマゴボウ、今時は少ないですが、私の子供の頃はどこにでも生えていました。タケニグサもよく見かけましたが、どちらも有毒なんですよね。
東洋ランも一緒に展示されているのは夏のラン展だからこそでしょうね。
ろこ
言うんですか。
ネジバナですよね。
こういう風に咲かせてみたいものです。
鉢植えにしているのですが、なかなか林立して咲かせるのが難しくて。。。
すーちん
セイヨウニンジンボク
咲いてますねー
トネリコ我が家のは
皆さきません^^
mina
ハニーサックル彩り綺麗ですね
マンデビラも爽やかで素敵です
シマトネリコは咲いているのを
見たこと無いので一度見てみたいです
ロシアンブルー
跳ね飛ばしてくれそうです。
シマトネリコの木はビルに似合うお洒落な植物だと思い
ます。
ハニーサックルは白がほとんど、この色は初めてです。
長さん
ネジバナは自分の力だけでは発芽できず、ネジバナに共生する菌類から栄養をもらって発芽しています。ですから、ネジバナと共生する草を一緒に植えないと生きられません。芝生など、冬でも葉が残っているような草なら大丈夫だと思うのですが・・・。
長さん
セイヨウニンジンボクは夏でも爽やかな印象の花ですね。
シマトネリコは雌雄異株で、雄株を買ってしまうと花が咲きません。
長さん
ハニーサックルは緑の葉をバックにすると彩りが綺麗ですね。もう少し濃いめの花もあります。
マンデビラ、隣の赤も撮りたかったのですが・・・。
シマトネリコは買ったときに当たり外れがあるのです。つまり、雄株だと花が咲かないのです。
長さん
セイヨウニンジンボク、夏に咲く花としては爽やかな感じですよね。
シマトネリコ、大きな木になるので、ビルに似合うかも。
ハニーサックルはこの色以外に、黄色や白の咲くツキヌキニンドウがその名前で流通しているようです。