ノウゼンカズラ(凌霄花)
ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属の落葉性のつる性木本
中国原産で、平安時代には日本に渡来したとされる
下垂する蔓の左右に花茎を伸ばして、花をつける(つぼみは数個)


キキョウ(桔梗)
キキョウ科キキョウ属の多年草。東アジアに広く分布
青と白が一緒に咲いていますが、どちらが咲きに開花したか分りますか?

先に咲いたのは青。雌しべが5つに分かれています

白花の雌しべはまだ棍棒状。雄しべが離れ、花粉が見えます

何故、雌しべが後から開くのか、理由はこちらの図鑑を参照して下さい
プレミアムペチュニア カスカディアス「リムマゼンタ」
ナス科ペチュニア属の非耐寒性一年草、パープルの花に太めの黄覆輪
覆輪のペチュニアで有名なのは八重の花衣シリーズですが、これは一重


ペンタス
アカネ科クササンタンカ属の低木。原産は熱帯東アフリカからイエメン
ペチュニアの隣のプランターで咲いていました


モントブレチア(クロコスミア)
アヤメ科クロコスミア属の多年草(球根)。南アフリカ原産
和名はヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)
淡いオレンジ色の花が咲いていたので、記録しました


アメリカノリノキ ‘アナベル’
アジサイ科アジサイ属の落葉低木。北米東部原産
アメリカノリノキの改良品種。別名:アメリカ・アジサイなど
今年、出会った中では最大で、直径は25cm位
猛暑なのに、咲いたのが遅く、まだ黄緑色の花が痛み始めていた


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つくば夏の洋蘭展にて(4) 優秀作品(その4)
6月19日から26日まで、つくば植物園で開催された「つくば夏の洋蘭展」(主催:つくば洋蘭会)で見た作品を紹介しています。
パフィオペディラム・フーケレー
Paphiopedilum hookerae 'K-1123' SM/JOGA
飯泉和紀さん レッドリボン(部門第二席)
ボルネオ島で発見された地生種。1茎に1花、春~夏に開花。花径8cm

パフィオペディルム・プリンス エドワード ヨーク
Paphiopedilum Prince Edward York
(Paph. rothschildianum 'Early Bird' x Paph. sanderianum 'Kamakani')
堀内八重子さん レッドリボン(部門第二席)

キノルキス・パープラセンス
Cynorkis purpurascens
倉持見永子さん レッドリボン(部門第二席)
マダガスカル島に分布する地生ラン

パフィオペディラム・アルメニホワイト
Paphiopedilum Armeni White ( Paph. armeniacum × Paph. delenatii)
松本みき子さん ホワイトリボン(部門第三席)
黄色い花とピンクの花を交配したら白くなったという品種

(つづく)
この記事へのコメント
秋月夕香
すごい生命力です。白と紺色(むらさきですか?)お揃いでとても綺麗ですね。桔梗の根は薬になるのですね。
リムマゼンタ~このお花は初めてみいます。個性的ですね。
アナベル~こんな大きなアナベルは初めて見ます。すごいです。
洋ランも奇抜な姿ですね。
蒸し暑い日が続いています。台風も来るとか気をつけてくださいませ。
eko
ノウゼンカズラが咲きだしましたね。この鮮やかなオレンジ色は目につきます。夏の間中咲きますね。
キキョウの紫と白が一緒に咲いて綺麗ですね。
プレミアムペチュニア カスカディアス「リムマゼンタ」は花衣シリーズの一重版ですね、次々といろんな種類が出てきますね。
アナベルの大きなこと、これだけの大きさの花には出会ったことがありません。
洋蘭展の花々、個性豊かな花ばかりで綺麗です。
無名子
ノウゼンカズラ、やっと写せました (^o^)
少し前から見かけていたんですが、車を止めら無くて・・・
おまけにアメリカノウゼンカズラも、撮れました。
キキョウの花シンプルで良いですよね、白花は清楚ですし。
信徳
先日の散歩でノウゼンカズラ、モントブレチア、アナベルを撮ってきました。ノウゼンカズラが咲くと夏のイメージが強くなります。
パフィオペディルム・プリンス エドワード ヨークは花柄が美しいランですね。初見です。
なおさん
キキョウの青と白、涼しげで良いですね。ありのひふきなどという別名も面白いです。自家受粉を避ける知恵も関心しますよね。
river
ノウゼンカズラはこちらでも咲き始め昨日撮りました。キキョウは白、青、ピンク、白に青の飛び斑が咲いています。
アナベルは大きな花が咲くことがあります。
パフィオペディラム・アルメニホワイトは黄色い花とピンクの花を交配で白花ですから不思議ですね。
もこ
また一つ利口になりました
長さん
実は、ノウゼンカズラの撮影が遅れたのは、近場の木が2個所とも伐採されてしまったからなんです。仰る通り、剪定しないと伸びますからね。キキョウが薬草であることはあまり知られていません。
アナベルは時として大きなボール状になります。
台風の影響は関西方面の方が強いでしょう。
長さん
台風の影響で西日本は雨が多いようですね。こちらは予報が外れて、今日は降りませんでした。
ノウゼンカズラのオレンジは夏を実感させますよね。ペチュニアのリムマゼンタは初めて見ました。写真では分かり難いですが、覆輪はクリーム色です。
ここのアナベル、何株かありましたが、何故かこれ一つだけ巨大になりました。
長さん
ノウゼンカズラ、やっと撮れましたか。近場の木が2個所とも伐採されてしまい、猛暑が続いたので、やっと撮れました。ノウゼンカズラとアメリカノウゼンカズラの交雑種があるのですが、ご存じですか?
キキョウはピンクもあるそうですが、まだ見つかりません。
長さん
ノウゼンカズラや、モントブレチア、アナベルをお撮りになりましたか。オレンジのノウゼンカズラ、夏に似合いますよね。
側花弁が長いパフィオペディルム、結構人気があってラン展ではお馴染みです。
長さん
私は朝早いのが苦手で、午前中も調子が出ず、結局午後撮影することになってしまいます。幸い、この日は殆ど雨が降らず、傘を差すこともありませんでした。
キキョウは自家受粉を避けるため、雄性先熟なんですね。
長さん
こちらも小雨の予報だったんですが、雨は降らず、太陽も出ませんでした。
ノウゼンカズラ、近場の木が伐採され、やっと見つけました。
キキョウの白と青は容易に交雑するようですね。ピンクのキキョウは4年前に見つけたきりです。
ナベルは大きな花が咲くことがあります。 パフィオペディラム・アルメニホワイトの白花、遺伝子のいたずらですかね。
長さん
キキョウは雄しべが先に熟すので、雄性先熟と言います。イネ科や、モクレンなどは、逆の雌性先熟です。
nobara
キキョウ、2色が同時に咲いていて良かったですね。
一重の白覆輪のペチュニア、新鮮な感じがします。
本体の紫色が微妙に色が違うように見えますね。
淡いオレンジのモントブレチア、珍しいですね。
アナベルも猛暑に負けず、頑張っていますね~
パフィオペディルム・プリンス エドワード ヨーク
凄く個性的な柄と色あいですね~
イッシー
いつもなにがしかの感動があります。
ノウゼンカズラは平凡な花ですが何故だか好きなんですよ~
すーちん
アジサイの剪定難しいです
このまま花の変化楽しむか
大きくなりすぎるので
切るか^^
長さん
ノウゼンカズラ、しばらく外出しないうちに、沢山咲いていました。
キキョウ、2色が咲いていたので、しべの様子の違いを撮ってみました。紫は、個体によって濃淡があるようです。モントブレチアも個体差なのでしょうね。
このアナベル、流石に花が痛み始めていました。
側花弁の長いパフィオペディルムはラン展でも良く見かけますが、この品種は側花弁にブツブツがあるのが変っています。
長さん
今回のラン展は初見の品種が多く、写真を撮りまくりました。そのせいか、失敗写真を量産しました。
ノウゼンカズラ、夏を象徴するような花です。でも、持ち主さんは花殻の掃除が大変。
長さん
アジサイの花芽は夏の終わりから秋にかけて作られるので、花後なるべく早めに剪定することが大切だそうです。樹形が乱れていたら、11〜3月の休眠期に不要な枝を剪定すると良いそうですよ。
ロシアンブルー
キキョウの花、面白いですね。
アナベル、大きなボールのようですね。
最後のラン、黄色とピンクの花を交配したら白い花が咲く
のも不思議ですね。
長さん
ノウゼンカズラのオレンジ色は夏を実感させますね。
キキョウは雌しべが後に開くことで、自家受精を避けているそうです。
ランに限りませんが、異なる色の花が咲く品種を交配すると、遺伝子の受け継ぎの際、親とは異なる発色をする遺伝子になることがあるのだそうです。
コスモス
キキョウの花は雄しべが先に成熟するのですか。
自分の写真を見てみましょう。
白花は最近あまり見てないですね。
清楚で涼しげですね。
ペンタスは長く咲いていますね。
長さん
ノウゼンカズラ、咲いていましたか。
キキョウは先に雄しべが成熟して、花粉を雌しべの外側(花柱)に付けます。ですから、自家受粉が出来ないようになっています。白花の他にピンクもありますが、殆ど見かけません。
ペンタスは秋まで咲いていますから、花期が長いですね。