今回は、パフィオペディルムやファレノプシスなどを取り上げてみました。
パフィオペディルム・ティパール
Paphiopedilum Deparle (Paph. primulinum × Paph. delenatii )
染谷隆一さん
原種同士の交配種(一方は黄色、もう一方は唇弁が薄紫)

パフィオペディルム・マジック ランタン
Paphiopedilum Magic Lantern (Paph. micranthum × Paph. delenatii)
松本みき子さん
原種同士の交配種(薄い紫同士の交配だが、これは濃くなった)

パフィオペディルム・ニビウム
Paphiopedilum niveum
荒木悦子さん
マレーシアやタイ周辺に自生する地生種。春~初夏咲き

パフィオペディルム・ベラチュラム ‘フォボス’
Paphiopedilum bellatulum 'Phobos'
斉藤正博さん
雲南省南東部からインドシナにかけて分布する。花径7~10cm

パフィオペディルム・カティシー
Paphiopedilum curtisii
飯泉和紀さん
スマトラ島で発見された地生種。花径11cm

パフィオペディルム未登録株
Paph. (Kemp Tower x Wössner Black Wings) 'Chi'
斉藤正博さん
ご自身で交配して、新品種として育てたのでしょう

パフィオペディルム・カール プロベルガー
Paphiopedilum Karl Ploberger 'Mass's' (bellatulum x hangianum)
斉藤正博さん
花径8~10cm。張る~夏咲き

ファレノプシス・ビオラセア ‘インディゴブルー’
Phalaenopsis violacea fma coerulea 'Indigo Blue'
吉田浩爾さん
ボルネオ島、スマトラ島、マレー半島に原生する着生種
花弁の全てが藍色の品種は初めて見た

フラグミペディウム・ロンギフォリウム
Phragmipedium longifolium
小林貴代さん
ペルーからメキシコの標高1000~1300mに分布する着生種
フラグミペディウム属はパフィオペディルム属の近縁種です

トリコセントラム・チグリナム ‘ラウンド・リップ’
Trichocentrum tigrinum 'Round Lip'
岩瀬美千代さん
中央アメリカ~ペルーの乾燥した森林地帯に分布する着生種
オンシジュームの仲間。花径は4cmほどで、花期は秋~冬

エリデス・ホーレティアナ
Aerides houlletiana
岩淵正伊さん
タイ・ベトナム・カンボジアに分布する着生ラン。唇弁が上になっている
唇弁に2条の脹らみがあり、頂部が赤褐色。1枚の花弁の中央から先端がピンク

ミルトニア・ホワイトサマー ‘エンゼルハート’
Miltonia White Summer 'Angel Heart' (Milt. roezlii × Milt. Second Love)
鈴木良治さん
残念ながら、花弁が少々痛んでいます

オンシジウム・リューコキラム
Oncidium leuchochillum
岩瀬美千代さん
原産はメキシコからグアテマラ、ホンジュラス
花序は3mにもなる大型種(長すぎて、折れてしまったそうだ)。春から夏咲き

オンシジウム・トリコデス
Oncidium tricodes
岩瀬美千代さん
この名前ではネットでヒットせず、詳細不明

ゴメザ・クリスパ
Gomesa crispa
稲葉茂子さん
ブラジルやパラグアイ原産。ゴメサ属はオンシジュームの仲間です
径2cmの花は人形が万歳したような形で、「人形蘭」の和名がある

ビフレナリア・ティリアンシナ ‘ナカジマ’
Bifrenaria tyrianthina 'Nakajima'
染谷隆一さん
ブラジル南部に分布する着生種。春から夏咲き

(つづく)
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