つくば夏の洋蘭展にて(2) 優秀作品(その2)

 6月25日、つくば植物園で開催された「つくば夏の洋蘭展」を妻と見に行ってきました。主催は「つくば洋蘭会」(会長:斉藤正博さん)です。
 今回は、前記事に続き、会場最奥部に並んだ優秀作品の色々をご紹介しようと思います。


今回、紹介する作品たちです
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オンコステレ・カタタンテ ‘ロス・ロブレス’
Oncostele Catatante 'Los Roles'
稲葉茂子さん ブルーリボン(部門第一席)
オンコステレ属は、オンシジウム属とリンコステレ属を交配した人工属
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デンドロビューム・ムニフィカム
Den. munificum (Syn. Inobulbon munificum)
倉持見永子さん ブルーリボン(部門第一席)
ニューカレドニア島に自生する着生ラン。通称:毛玉デンドロ
バルブの苞葉が枯れた後に繊維だけが残り、毛のように見える
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パフィオペディルム・トニ・センブル ‘メッチェン’
Paph. Toni Semple 'Mädchen'(Paph. haynaldianum x Paph. lowii)
斉藤正博さん ブルーリボン(部門第一席)
パフィオペディルム交配種。Mädchenはドイツ語で女の子の意
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カトレア・ペッカビエンシス
C. Peckhaviensis(C. aclandiae x C. schilleriana)
荒木悦子さん
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デンドロビューム・シュードグロメラタム
Den. pseudoglomeratum (=Den. chrysoglossum)
広澤良子さん ブルーリボン(部門第一席)
パプア ニューギニアに自生する着生種
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カトレア・パープラータ・フラメア
C. purpurata fma. flamea
荒木悦子さん ブルーリボン(部門第一席)
ブラジルに原生する着生ラン。初夏咲き原種の中でも花色の
バリエーションが豊富な中大輪系のカトレアで、育て易い
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エピデンドラム・メラノポルフィレウム
Epidendrum melanoporphyreum
吉田浩爾さん ブルーリボン(部門第一席)
ペルーの標高1300m位の降雨林帯に分布する着生種
通称:ブラック・エピデンドラム
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カトレア・パープラ-タ・ワークハウゼリー
C. purpurata var. warkhauseri
島田文江さん ホワイトリボン(部門第三席)
ブラジルの沿岸地域近くの高木に着生する。旧レリア属
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バンダ・デニソニアナ ‘ミエコ’
Vanda denisoniana 'Mieko'
斉藤正博さん ブルーリボン(部門第一席)
インドシナ半島のアラカン山脈の標高450〜1200mに分布する着生種
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 2022年6月25日撮影。

(つづく)

この記事へのコメント

  • イッシー

    茶色っぽい花の色が素敵だな~。そして斉藤さんのパフィオなんとかの花のバランスが芸術的なこと!!
    ラン展はいつ見ても楽しいですね~。
    2022年07月02日 15:38
  • もこ

    ランにも色々ユニークな花がありますね
    見慣れない花たちにビックリしています
    2022年07月02日 15:45
  • なおさん

    さすがは、普通のラン展とは品揃えも違うようで、面白そうなものがいろいろ見られるのですね。ラン好きとしては目が爛々、気分もランラン♪と浮かれてしまいますねえ。
    2022年07月02日 16:10
  • eko

    花色や花姿がユニークなランが多いですね。珍しい花ばかりです。デンドロビューム・ムニフィカムの花色、パフィオペディルム・トニ・センブル ‘メッチェン’の細い花と玄人好みの花ですね。エピデンドラム・メラノポルフィレウムの黒い花には驚きます。
    個人的にはカトレア・パープラータ・フラメアが良いですね。カトレア・パープラ-タ・ワークハウゼリーも涼しげな花色だと思います。
    2022年07月02日 17:26
  • 信徳

    オンコステレ・カタタンテ ‘ロス・ロブレス’は人口属との事
    名前も複雑怪奇、花色もランには珍しい色をしていますね。
    ランはそんなに見ていませんが茶系統のランを見たのは初めてです。
    2022年07月02日 19:39
  • 無名子

    こんばんは!
    優秀作品、見応えタップリの数々ですね (^o^)
    オンコステレ・カタタンテ ‘ロス・ロブレス’、
    オンシジウムの面影も残っていて、
    少しフクヨカな貴婦人ですね。
    2022年07月02日 19:48
  • river

    高崎高島屋で開かれる群馬の洋蘭展で原種のみを出品される女性の方がおられます。豪華に品種改良された洋ランが多いのですが原種のみが持つ野生の魅力も捨てがたいものがありますね。
    2022年07月02日 19:54
  • 長さん

    イッシーさん、コメントありがとうございます。
    サイトさんのパフィオペディルムは多花性なのですが、花付きのバランスが良いですね。
    一生懸命写真を撮ったのですが、部屋の明るさがイマイチで、撮影は失敗の部類でした。
    2022年07月02日 21:17
  • 長さん

    もこさん、コメントありがとうございます。
    夏のラン展には馴染みのないランが比較的多いので、嬉しいです。
    2022年07月02日 21:18
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    冬のらん展には出展されないような品種が並びますから、好き者には堪らないです。ただ、撮影には失敗しましたが・・・。
    2022年07月02日 21:20
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    夏のラン展にはあまり見たことがない品種が並びますから、バラエティ豊かになりますね。
    デンドロビューム・ムニフィカムやエピデンドラム・メラノポルフィレウムも珍しい部類です。
    カトレア・パープラタは人気の品種で、冬のラン展でも見たことがあります。
    2022年07月02日 21:25
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    オンコステレという属名は、オンシジウム属とt輪コステレ属の名前を部分的に繋いだだけで、ラテン語としての意味はありません。でも、この花色はちょっと魅力的ですね。
    茶褐色のランはたまに見かけますよ。フレッドクラーケアラ・アフター ダークという黒に近い花もあります。
    2022年07月02日 21:36
  • 長さん

    無名子さん、コメントありがとうございます。
    ランは品種数が膨大で、ラン展に行く度に初めて見る品種に出会えるのが楽しいです。特に夏のラン展はその確率が高いです。オンコステレ・カタタンテも初めて見た品種ですが、花色が魅力的ですね。
    2022年07月02日 21:39
  • 長さん

    riverさん、コメントありがとうございます。
    確かに、原種しか育てていないという愛好家がおられます。しかも、珍しい原種があれば直ぐ入手してしまうと言う方もおられるようです。
    2022年07月02日 21:42
  • mai

    おはようございます
    珍しい蘭が沢山ですね
    シックな色合いだったり 驚く色の取り合わせだったり
    どのお花も気品がありますね
    蘭の奥深さにビックリです 続きが楽しみです
    2022年07月03日 06:48
  • すーちん

    ハルさんおはようございます
    命名
    女性名が多いですが
    男性の名のもあるんで
    しょうかね^^
    2022年07月03日 08:27
  • nobara

    さすがに、秀品揃いですね(*^-゚)⌒☆
    洋蘭展に合わせて咲かせる技術も凄い事ですね。
    デンドロビューム・シュードグロメラタム
    まるでサクラランを長くしたような感じですね。

    コーラス♬の練習の後、楽譜作りの残業
    家に帰ってしばらくしてから
    持病の腹痛で、さんざん、苦しみました。
    暖房の設備のトイレは冷房が無く、サウナの中で
    苦しんでしまいました。かなりのダイエットになりました。
    2022年07月03日 09:19
  • 長さん

    maiさん、コメントありがとうございます。
    ランは世界の植物の中で、最も種類が多く、かつバラエティに富んでいます。それは、地上に姿を表わしたのが遅く、生息が難しい環境で生きることを余儀なくされました。それだけに、多彩な進化を遂げたのだと言われています。
    2022年07月03日 09:53
  • 長さん

    すーちんさん、コメントありがとうございます。
    ランに限らず、花は女性に例えられることが多いですね。発見者や育成者の苗字を種小名に付けることはありますが、明らかに男性名と思われるような個体名には出会ったことがありません。
    2022年07月03日 10:00
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    ラン展の場合、開催日の前日までに完璧に開花するように調整することが多いですが、今回は同好会の発表会ですから、既に咲いていたものを持ち込んだと言うことも考えられます。私が行ったのは会期終了の1日前でしたから、花が痛み始めているのも散見しました。
    デンドロビウムの中には、茎の途中から短い花序が出てたくさん花を付ける種類があります。
    腹痛が持病ですか。難儀ですね。食事の種類と何か関係があるのでしょうか。
    2022年07月03日 10:07
  • ロシアンブルー

    どのランを見ても初めて見たという感覚です。
    珍しい花を咲かせる、さすが優秀作品ですね。
    カトレア・パープラータ・フラメアは落ち着いた色合い
    で気に入りました。
    2022年07月03日 11:41
  • 春ばあ

    私も前は義父がランが好きだったのでたくさんあり、お世話もしていたのですが、下手で枯らしてなくしてしまいました。今は庭でかわいいねじり花が咲いています。これは全く世話しないで育って生えて花を咲かせてくれます。
     ホームページアドレスの所に風に吹かれてのアドレスを入れておきましたが、それがそちらに届くか分かりません。気持ち玉もココログから入れたら繋がるようにはなりませんでしたので、いつも見ていますが、春ばあってわからない「いいね」で足跡残しておきます。
    2022年07月03日 11:50
  • 長さん

    ロシアンブルーさん、コメントありがとうございます。
    夏のラン展は冬のラン展とは違った種類のランが展示されることが多く、私も初めて見る品種が色々ありましたよ。
    カトレア・パープラタは不二にも出店される品種で、人気があります。
    2022年07月03日 14:07
  • 長さん

    春ばあさん、コメントありがとうございます。
    父上がラン好きだったのですか。私もランを自宅で育てようとしているのですが、ミニ胡蝶蘭以外は長続きがしません。
    ネジバナは我が家のプランターにも生えてきたことがあります。しかし、10年足らずで絶えてしまいました。
    ブログ「風に吹かれて」のURLを確認し、Webリーダーに登録しました。今後、そちらに伺います。
    2022年07月03日 14:15
  • 秋月夕香

    こんにちは。色々と色や形、全然ちがうのに蘭なのですね。
    みなさん賞をいただかれたようなすごい作品ばかりですね。
    デンドロビューム・ムニフィカム~が印象的でした。
    2022年07月03日 16:40
  • 長さん

    秋月夕香さん、コメントありがとうございます。
    ランは品種数が多い上に、同属でも違いが大きいのもありますから、本当に千差万別なんです。今回もリボン賞の作品だけ紹介していますが、出展作品はとても多いです。
    2022年07月03日 21:36
  • 春ばあ

    ありがとうございます。うれしいです。風に吹かれて待ってます。
    2022年07月04日 08:56
  • 長さん

    春ばあさん、承知しました。
    2022年07月04日 10:25

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