つくば夏の洋蘭展にて(1) ウェルカムフラワー & 優秀作品(その1)

 今年も「つくば夏の洋蘭展」が6月19日から26日まで、つくば植物園の教育棟で開催されたので、6月225日に妻と見に行ってきました。
 主催は「つくば洋蘭会」(会長:斉藤正博さん)で、植物園の受付がある教育棟のフロア約1/3に会員の皆さんからおよそ100数十点の出展がありました。
 今回はウェルカムフラワー2作品と、優秀作品の中からご紹介しようと思います。

会場の全景です(左のポスターの所が入口。最奥部が優秀作品コーナー)
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ウェルカムフラワーとして展示された2作品です

カトレア・パープラータ ‘メイ’(C. purpurata 'Mei')
斉藤正博さん
ブラジルに原生する着生ラン。初夏咲き原種の中でも花色の
バリエーションが豊富な中大輪系のカトレアで、育て易い
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アングロア・アコスタエ(Anguloa Acostae)
小林貴代さん ブルーリボン(部門第一席)
 アングロアは南米アンデス高地(標高1500m~)におよそ11種が知られている。花の様子から「チューリップ・オーキッド」「クレイドル(ゆりかご)・オーキッド」などの愛称がある。作品はその園芸種
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最奥部の優秀作品です。左側から、順次紹介します
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ミルメコフィラ・チビシニス(Myrmecophila tibicinis)
南村昌義さん ブルーリボン(部門第一席)
メキシコ、コスタリカに自生する着生種。大株になると花数も増える
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写真は失敗でした
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パフィオペディルム・パリシー ‘リバーサイド’
(Paph. perishii 'Riverside')
斉藤正博さん ブルーリボン(部門第一席)
タイ北部と西部、ラオス、ミャンマー、雲南、アッサムの
海抜1200〜2200mの山地林に分布する多花性の地生ラン
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カトレア・ガスケリアナ・アルバ(C. gaskeriana alba)
稲葉茂子さん ブルーリボン(部門第一席)
ベネズエラに自生する着生種。カラーバリエーションが豊富
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ナゲリエラ・プルプレア(Nageliella purpurea)
荒木悦子さん ブルーリボン(部門第一席)
メキシコ、ガテマラ、エルサルバドル、ホンジュラスの標高1,500mまでに
分布する着生種。同じ花茎に何年も花を付けることがある
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花のアップには失敗したので、こちらをご覧下さい

カトレア・テネブロッサ ‘ウォルトン グランジ’
C. tenebrosa fma. aurea 'Walton Grange'
荒木悦子さん
ブラジルに自生する着生種。オーレアという、花が黄色い変種
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カトレア・パープラタ ‘ワイド ヒル’
C. (旧Laelia) parpurata 'Wide Hill'
広澤良子さん レッドリボン(部門第二席)
ブラジルに分布する着生種
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 2022年6月25日撮影。

(つづく)

この記事へのコメント

  • nobara

    こんな暑い時にも?洋蘭展やってるんですか@@
    中はそれなりに、温度管理がなさってるんですね。
    ウェルカムに選ばれるだけあって、
    素晴らしいですね(*^-゚)⌒☆

    ゆりかご
    ベビーが居るように見えますね。
    なんと~ 可愛らしいのでしょう\(◎o◎)/
    ミルメコフィラ・チビシニスは
    ダイヤモンドリリーにも見えました。
    遠目の雰囲気は・・・
    ナゲリエラ・プルプレアも気になる蘭でした。
    2022年07月01日 14:24
  • 秋月夕香

    こんにちは。ミルメコフィラ・チビシニス~変わった形の蘭ですね。
    蘭はもともと暑いのは平気でしょけれど、この40度近くの暑さはお花にもよくはないかと思います。それでも涼し気に御部屋での展示ですからおきゃくさんは快適ですね。
    カトレア・テネブロッサ ‘ウォルトン グランジ’~黄色でもとてもキリリと涼し気です~♫
    2022年07月01日 14:41
  • eko

    夏の洋蘭展ですか。夏にランが見られるなんていいですね。栽培される方は展示に向けて花を咲かせるのが大変でしょうね。
    アングロア・アコスタエはゆりかごに見えますね。初めて見ました。
    黄色い変種のカトレア・テネブロッサ ‘ウォルトン グランジ’が素敵です。
    2022年07月01日 16:12
  • river

    夏の洋蘭展と言うのは珍しい気がします。ただ植物園の温室では1年中何かしらのランが咲いているので不思議ではないのかもしれません。本格的なランの愛好家は温室だけでなく冷房室を持っている方もおられます。
    ナゲリエラ・プルプレアの長い花茎が気になりました。
    2022年07月01日 18:07
  • イッシー

    ツクバで洋ラン展はいいですね~。
    植物園も花が多いのに、鬼に金棒的な。。笑
    この週末だったら行ったのにな~。
    こちらのランの会も斉藤さんが会長なんですね!
    2022年07月01日 19:36
  • なおさん

    日本の野生ランも真夏に咲くものがいろいろあるものですから、洋蘭も真夏に咲くものもいろいろあって不思議はないのですが、大規模なラン展は冬の頃が目立つものですから、ランというと冬というイメージがあるのでしょうね。

     つくば洋蘭会の皆さんも実力者揃いでしょうから、見応えがありますね。
    2022年07月01日 19:51
  • 無名子

    こんばんは!
    冬の温室で見ることが多いから、
    ランは冬の花と思い込んでいたけど、
    熱帯の花が多いのだから、当然なのですね。
    クレイドル(ゆりかご)・オーキッド、可愛いです。
    揺り籠の中で赤ちゃんが手を振ってます (^o^)
    2022年07月01日 20:11
  • 信徳

    植物園の温室も夏になるとランの部屋は極端に花が少なくなってきます。その中でこの時期にラン展はラン育成者の苦労は並大抵のものではないでしょう。
    苦労有る所に楽しみも有るのでしょう。
    2022年07月01日 20:26
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    ラン展は冬の開催が多いですが、ランの中には夏に咲く品種もあります。愛好家の中には温室と冷温室と2つ備えている方もおられます。
    アングロア・アコスタエは大きな葉を持ち、花も大きめです。
    ミルメコフィラ・チビシニスからダイヤモンドリリーを連想されましたか。
    ナゲリエラの小さな花は冷房の風に揺れ、見事に失敗しました。
    2022年07月01日 21:21
  • 長さん

    秋月夕香さん、コメントありがとうございます。
    ランは暑い所が原産のものも多いですから、日本の夏でも開花が可能です。但し、クーラーがついた温室が必要です。品種によっては、暑いと開花期間が短くなるものもあります。展示から1週間ですから、痛み始めた花もありましたよ。
    2022年07月01日 21:31
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    洋蘭展は会期が決まっていますから、それに合せて開花させるには温度調整や日照調整が欠かせません。
    アングロアは肉厚の花で、上手い別名が付けられていますね。
    黄色い花弁のカトレアは少ないかも知れません。
    2022年07月01日 21:34
  • 長さん

    riverさん、コメントありがとうございます。
    夏のラン展は再々が少ないです。ベテラン会員が多いつくば洋蘭会ならではの企画ですね。
    ナゲリエラ・プルプレア、撮影は失敗しましたが、長い花茎が枯れずに翌年以降も花を付けるという珍しい品種です。
    2022年07月01日 21:39
  • 長さん

    イッシーさん、コメントありがとうございます。
    今回はランの花を撮るだけで疲れてしまい、温室や屋外の花は殆ど撮りませんでした。
    斉藤さんはこのつくば洋蘭会と、全国組織の全日本蘭協会(AJOS)の会長を兼務されておられます。
    2022年07月01日 21:43
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    夏に咲く洋蘭も色々あるので、こういう展示会を夏に開催してもらえるのはありがたいことです。ベテラン会員が多いつくば洋蘭会ならではですね。
    ナゴランやカキランと行った夏に咲く和蘭も出展されていましたよ。
    2022年07月01日 21:48
  • 長さん

    無名子さん、コメントありがとうございます。
    我が家でも今、胡蝶蘭が咲いているので、夏に咲く洋蘭も品種が多いようです。でも、開催期間が決まっているので、審査がある日に最高な花を咲かせるのは難しいことだと思いますよ。
    アングロア・アコスタエの花は、中で赤ちゃんが寝ているような形に見えますから、面白いです。
    2022年07月01日 21:53
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    植物園のラン展示は冬に合せて咲く品種を多く取りそろえていますからね。その点、この愛好家の皆さんは自分が興味を持った品種を集めていますから、冬咲きだけでなく、夏咲きの品種もお持ちなんですね。
    2022年07月01日 21:58
  • すーちん

    おはようございます
    観た事もないようなラン
    マダマダあるんでしょうねー
    夏の管理も大変でしょう
    2022年07月02日 07:37
  • mina

    こんにちわ
    ウェルカムフラワーに選ばれるだけあって
    素敵ですね
    ミルメコフィラ・チビシニス。真っすぐに
    伸びてお花が可愛いです
    ランも良いけれどカトレアも良いですね
    色々と種類があって見ごたえありますね
    2022年07月02日 08:05
  • ロシアンブルー

    この時期に洋ラン展をやっているのですね。
    その数もかなりの出展で目を引くものがおおいですね。
    ブラジルの自生ラン、ウオルトングランジは黄色と紫?
    のバランスが素敵なランですね。
    この時期、白、紫っぽい花が涼しさが感じられますね。
    2022年07月02日 09:11
  • 長さん

    すーちんさん、コメントありがとうございます。
    ランの品種は交配種を含めたら数万種類ですから、私たちが目にしたことがないような品種だらけといった方が良さそうです。ラン展ではそんなことは無いですが、未だに初めて見る品種に出会います。アングロアは昨年初めて見ました。
    2022年07月02日 09:28
  • 長さん

    minaさん、コメントありがとうございます。
    ウェルカムフラワー、見事なカトレアと珍しいアングロアでした。ミルメコフィラも珍し要らんと言って良いでしょう。
    カトレアもランの一種ですが、綺麗な花がさく品種が多いのでファンが多いです。
    2022年07月02日 09:32
  • 長さん

    ロシアンブルーさん、コメントありがとうございます。
    夏の洋蘭展は少ないですね。関東で有名なのはここだけでしょう。つくば洋蘭会は会員数も多いし、ベテラン揃いです。
    ウオルトングランジのような黄色いカトレアは珍しい方でしょう。
    2022年07月02日 09:36
  • ろこ

    こんばんは!
    ランは冬の温室で見ることが多いですよね。
    無意識に冬の花と思っていました。
    でも考えてみると熱帯の花が多いんですよね。
    蘭はいつ見ても華やかで気持ちが明るくなります。
    毎日へたっているので嬉しいお花です。

    ミルメコフィラ・チビシニス
    メキシコ、コスタリカに自生するんですね。
    植えたいお花です。
    大株になると花数が増えるということで、
    庭にこのようなお花を大株で育てられたらいいなと思います。
    夢のまた夢ですね。
    2022年07月03日 00:11
  • 長さん

    ろこさん、コメントありがとうございます。
    ラン展の開催は冬が多いですが、ランは熱帯・亜熱帯に多い植物ですから、夏でも開花します。我が家の胡蝶蘭は今咲いていますから。
    ミルメコフィラ・チビシニスは日本での流通は少ないようです。和ランを除くと、地植えでは難しいのが難点です。
    2022年07月03日 09:49

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