ウズアジサイ、てまりてまり、ヤマアジサイ紅、アカメガシワ(雄花・雌花)、セイヨウキンシバイ、キョウチクトウ(白)

 ウォーキングで見た花を記録しています。
 今期はまだウズアジサイを見つけていないので、心当りのあるJR常磐線添いの団地に行ってきました。ここでは、ラッキーにも、ヤマアジサイ紅が咲き残っていました。


ウズアジサイ(渦紫陽花)
アジサイの園芸品種。手鞠咲き。装飾花の弁の縁が内側に丸まって、
カップ状になる。元はウイルスに冒された突然変異が固定されたもの
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同じ枝から咲いた花でも、色合いが異なる
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花のアップ
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1本の枝からは装飾花がカップ状にならないものが咲いていた
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アジサイ ‘てまりてまり’
アジサイの園芸品種。小さな装飾花が多数、密に付く手鞠咲き
装飾花は淡清紫色~ピンクの八重咲き
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‘てまりてまり’より、八重の枚数が多いタイプ
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ヤマアジサイ ‘紅’(くれない)
額咲き山アジサイの変種で、6月頃に白い花を咲かせ始め、
次第に美しい紅色に変わる。長野県伊那の山で発見された
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アジサイを撮った団地の近くを流れる坂川にはアカメガシワが繁茂している

アカメガシワ(赤芽槲、赤芽柏)
トウダイグサ科アカメガシワ属の落葉高木。雌雄異株
日本では、岩手・秋田県以南、四国、九州に分布
1、2枚目は、雄株の花
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こちらは雌株の花
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新葉が赤く、柏の葉に似ているので、この名がある
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セイヨウキンシバイ(西洋金糸梅)
オトギリソウ科オトギリソウ属の耐寒性常緑低木。ヨーロッパ原産
花径は4~6cm。別名:ヒペリカム・カリシナム
やっと探し当てたのは最期の1輪でした。ラッキーと言うべきか
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 ビヨウヤナギに似るが、セイヨウキンシバイの方が雄しべが直線的に伸び、その数が多い。また、雄しべの先端の色が濃い。ビヨウヤナギは対生する葉の前後が90度(十字対生)だが、セイヨウキンシバイは60度くらい、ビヨウヤナギは上に伸びるが、セイヨウキンシバイは匍匐性、などの違いがある。

キョウチクトウ(白・一重)
キョウチクトウ科キョウチクトウ属の常緑低木。インド原産
白は一重咲きが多く、八重は少ない(ピンクは一重が少ない)
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探し当てたピンクの一重は、木が1.5m位に切り詰められ、花は無し

 2022年6月20日撮影。

この記事へのコメント

  • 信徳

    こんにちは!
    セイヨウキンシバイ、探しましたね!
    一輪咲き残って待っていてくれたんです、ラッキー!
    アジサイもそろそろ終盤ですね。梅雨も明けた様な明けないような暑さが続きます、お身体に気を付けてお過ごし下さい。
    2022年06月24日 13:00
  • イッシー

    アジサイもそろそろ終盤でしょうか。
    しかしながら素晴らしい色合いで撮れましたね。
    アカメガシワですか、私もこれなのかな気になってる木の花が有るんですがまだ撮れてません。
    2022年06月24日 13:27
  • もこ

    ヤマアジサイ ‘紅’咲き始めは白く
    終盤になるとこんなに赤くなるのですね
    色々な花の変化面白いです
    2022年06月24日 14:30
  • nobara

    ウズアジサイ、いつも見かけたところに無かったのです??
    ウイルスに冒されてのモノは
    次の年には元の姿に戻るとか聞きました。
    緑のアジサイがそうらしいです。
    あえてウイルスで冒してる?
    それで購入したのに?普通の色のアジサイだったとか、聞きます。
    てまりてまりも可愛いですね。
    ヤマアジサイ、くれないはインパクトありますね。
    ヒペリカム・カリシナム、かなり希少種になりましたね。
    中途半端???なんでしょうか。
    2022年06月24日 14:30
  • 秋月夕香

    こんにちは。蒸し暑い日もアジサイは見ていても涼しい感じですね。渦アジサイはそうだったのですか。すごいですね。
    ヤマアジサイの赤色の元気な姿はいいですね。
    セイヨウキンシバイも終わりに近いのによくさいていましたね。
    夾竹桃のピンクは少ないのですか。奈良県の王子という所のとあるところにたった一本ありますが、今度通るのはいつのことやら。またもしか通ったら撮りたいですが、大きな弧サテンを曲がってすぐなので自動車はとめられないかもしれません。
    2022年06月24日 15:29
  • river

    「ウズアジサイ(うずの舞)」はガクアジサイのテマリ咲きで江戸時代からの古品種です。我が家にも有ります。ヤマアジサイの「クレナイ」は真っ赤な花が人気で昔から栽培されています。このアジサイは土の酸性度に関係なく赤く咲きます。
    白花のキョウチクトウは我が家でも咲いています。大変良く伸びるので4mを越えています。
    2022年06月24日 15:29
  • eko

    ウズアジサイご覧になれましたね。もとに戻ってしまって普通に咲いている花もあるんですね。
    てまりてまりは八重花で可愛いですね。
    ヤマアジサイ紅の赤色は鮮やかですね。
    アカメガシワの雌雄両方がご覧になれましたね。雄株はよく見ますが雌株に会ったことは多分ありません。
    ヒペリカム・カリシナムの最後の花が残っていて良かったですね。
    キョウチクトウの白花は涼しげです。
    2022年06月24日 17:32
  • なおさん

    オタフクアジサイともいうウズアジサイは、丸まっこくて面白いですよねえ。ウイルス性の奇形さえも珍しがってしまう、というのもマニアならではですよね。武蔵丘陵森林公園でも見られますし、地元の神社で見られるところもあるのです。

     アカメガシワは万葉のいにしえにはひさぎと呼ばれていたものですが、陽樹ですので、雑木林のはずれやら原野、高速道の法面など開けたところで見られますね。
    2022年06月24日 19:38
  • 無名子

    こんばんは!
    アカメガシワ、丸いボンボンの様な
    雄花が可愛いんですよね (^o^)、
    ここ二週間ほど咲くのを待っている状態です。
    今週末には咲いているかな。
    セイヨウキンシバイ、ビヨウヤナギに似ていて、
    最初は?撮っていて終わり頃にいつも気づきます。
    2022年06月24日 20:00
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    セイヨウキンシバイ、やっと見つかりました。翌日だったら萎れていたかも知れず、ラッキーでした。残り物だから福があるかな。
    梅雨明け宣言が出る前から猛暑日が続くようなので、アジサイもそろそろ終りかもね。暑さは前橋の方が厳しそうですから、ご注意下さい。
    2022年06月24日 21:09
  • 長さん

    イッシーさん、コメントありがとうございます。
    アジサイ、少し濃いめに仕上げました。
    アカメガシワ、成長が早い木で、我が家の近くの川沿いは3年に1度くらいの頻度で伐採されます。雄花は長いこと咲きますが、雌花の花期は短いです。
    2022年06月24日 21:12
  • 長さん

    もこさん、コメントありがとうございます。
    ヤマアジサイの紅、装飾花が白いときには出会っていないのですよ。場所が分ったので、来年は忘れないようにしなければ。
    2022年06月24日 21:14
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    ウズアジサイの場合はウイルスに冒された形質が遺伝しますが、この木のように、先祖返りすることもあるようです。花序の一部がお皿になっていないものも見たことがあります。
    緑のアジサイの場合は、ファイトプラズマという、カメムシ由来の病原菌に冒された一種の病気だそうです。ですから、病原菌が無くなれば、元の色に戻るということなのでしょう。
    ヤマアジサイ紅は装飾花が反転し始めていました。
    ヒメリカム・カリシナムは匍匐性というのが好まれないのかも。
    2022年06月24日 21:26
  • 長さん

    秋月夕香さん、コメントありがとうございます。
    ウズアジサイ、人によっては好みでは無い場合があります。
    ヤマアジサイ紅は装飾花が反転し始めており、もう終盤です。
    セイヨウキンシバイはラッキーでした。
    キョウチクトウは白と赤が多く、ピンクは少数派です。
    2022年06月24日 21:30
  • 長さん

    riverさん、コメントありがとうございます。
    ウズアジサイ、江戸時代はウイルスなんて分らなかったので、変わったアジサイが出来たと評判になったのでしょうね。
    ヤマアジサイ紅は装飾花が白いときにも写しておかないと駄目ですね。来年の課題です。
    白花キョウチクトウが4mですか、それは凄いです。我が家の近くに夾竹桃道りがあり、中央分離帯に植えられた木が伸びすぎたので、全てが強剪定されました。以後、5年くらい経ちますが、まだ花がまばらにしか咲きません。
    2022年06月24日 21:37
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    ウズアジサイ、この日は2個所で見つかりました。ウイルスが固定されたのですが、一部のDNAが元に戻ることがあるようです。
    ヤマアジサイ紅、鮮やかな色合いですが、もっと生きが良いときに出会えたら良かったです。
    アカメガシワ、確かに雌株は少ないです。
    ヒペリカム・カリシナム、最後の花が残っていて助かりました。
    2022年06月24日 21:41
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    関西ではオタフクアジサイと言うことが多いそうですね。江戸時代に発見されて広まったそうですね。江戸時代の庶民は「変った物好き」が多かったのでしょう。
    アカメガシワ、伸びるのが早いので、早めに伐採しないと大変なことになりますね。
    2022年06月24日 21:45
  • 長さん

    無名子さん、コメントありがとうございます。
    アカメガシワ、そちらでも蔓延っていますか。雄花は長く咲いていますが、雌株が少ないので、見つかったらラッキーですよね。
    セイヨウキンシバイとビヨウヤナギ、違いを覚えれば見分けは容易ですね。
    2022年06月24日 21:49
  • ろこ

    ヤマアジサイ ‘紅’(くれない)見られてうれしいです。
    長野県伊那の山で発見されたと知ってから、大好きになったおはなです。
    いつも見ることのできるアジサイ園に行くのが遅くて散ってしまっていたんですよ。

    キョウチクトウの白は一重咲きが多く
    八重は少ないんですね。
    ピンクは一重が少ないんですか。
    ピンクの一重は見たことがないです。
    探してみようかな。
    2022年06月24日 23:40
  • すーちん

    おはようございます
    ノウゼンカズラもですが
    キョウチクトウが咲くと
    夏だなーと^^
    2022年06月25日 07:42
  • ロシアンブルー

    ウズアジサイ、ウイルスによって固定化、装飾花の縁が
    丸まると可愛い感じになるという変異の面白さもありま
    すね。
    ヤマアジサイ「紅」に出会えてよかったですね。この色
    魅力ありますね。これがヤマアジサイと疑いたくなるほ
    ど衝撃うけました。
    アカメガシワがいつも私の頭の中でウロウロ(笑)名前だけ
    で実物に出会えませんでした。雄・雌花を紹介下さりありがとうございました。スッキリ!!
    2022年06月25日 10:12
  • ジュン

    ウズアジサイ
    庭で大きく育ってしまいましたが
    色が1つ1つ微妙に違い面白いです
    崖なのに白の夾竹桃が見事に
    並木の様に咲いています
    一重のお花でした
    2022年06月25日 11:06
  • 長さん

    ろこさん、コメントありがとうございます。
    ヤマアジサイ ‘紅’、お好きな花で良かったです。来年は花色が白いときにも撮ってみたいと思いますが、記憶力が・・・。
    キョウチクトウ、一重と八重で多い少ないのが出るのは不思議ですね。ピンクの一重、心当りは強剪定されて今年は花が咲いていませんでした。
    2022年06月25日 15:18
  • 長さん

    すーちんさん、コメントありがとうございます。
    今日は格別の暑さで、もう夏と言っても良いですよね。先ほどのニュースで、伊勢崎市は6月としては日本最高の40.1℃を記録したと伝えていました。
    2022年06月25日 15:22
  • 長さん

    ロシアンブルーさん、コメントありがとうございます。
    ウズアジサイの名の由来は「花の形が貝殻のように渦をまいたような形状をしていること」なのだそうですが、江戸時代の人は面白い見方をしましたね・
    ヤマアジサイ‘紅’、終盤ですが、出会えて良かったです。
    アカメガシワ、お近くには見当たりませんか。
    2022年06月25日 15:28
  • 長さん

    ジュンさん、コメントありがとうございます。
    アジサイの花色は土壌のpH によると言いますが、それだけでは無い理由がありそうですね。
    一重の白いキョウチクトウが並木になっていますか。公害に強いというので、一時、たくさん植えられたそうですね。
    2022年06月25日 15:31

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