今回はクチナシ(アカネ科クチナシ属の常緑低木)と、ヒペリカム(オトギリソウ科オトギリソウ属の常緑低木)の仲間を取り上げました。コボウズオトギリ(ヒペリカム・アンドロサエマム)は5月27日に投稿済(こちら)ですが、ヒペリカム・カリシナムがまだ見つかりません。
クチナシ(梔子、巵子)
アカネ科クチナシ属の常緑低木。東アジアに広く分布
日本では静岡県以西に自生するが、栽培種が多い

花弁は5~7枚。中央に足が6本のタコが鎮座(笑)

7枚の花弁の場合は、タコの足も7本。8本の花は見つからず

こちらは八重の園芸種(1枚目は咲き始め。2枚目は不完全なしべが見える)


今回は、しべが完全にない八重が見つからなかった
こちらは、しべが残っている不完全な八重

キンシバイ(金糸梅)ヒペリカム・パツルム
オトギリソウ科オトギリソウ属の耐寒性常緑低木。中国原産
ヒペリカムの仲間では一番花が小さい(花径2cm~2.5cm)
枝は下垂し、その先端に花をつける。花弁は丸みがあり、平開しない
葉は対生で、地面に対して水平に出る


ヒペリカム・ヒドコート
オトギリソウ科オトギリソウ属の常緑低木。キンシバイの園芸種
別名:ヒペリカム・ヒデコート、セイヨウキンシバイ。葉は十字対生


ビヨウヤナギ(未央柳、美容柳)ヒペリカム・モノギナム
オトギリソウ科オトギリソウ属の耐寒性常緑低木
セイヨウキンシバイ(ヒペリカム・カリシナム)に似ているが、
葉は十字対生。雄しべの本数が少なく、カールする


トレニアとケイトウ



キバナスズシロ(黄花蘿蔔)
アブラナ科キバナスズシロ属の一年草。地中海沿岸原産
別名のルッコラの方が有名ですね


宿根ネメシア
ゴマノハグサ科ネメシア属の多年草。原産は南アフリカ
開花期は3~6、9~11月。耐寒性はマイナス3℃まで
花色から、セブンスヘブンコンパクト「ローズバイカラー」ではないか


この記事へのコメント
なおさん
個人的には、キンシバイよりもビヨウヤナギの方が好みです。蘂の繊細なさまが良いですし、雨に濡れたさまがなんとも言えません。
ロケットともいうルッコラは、この頃はスーパーの野菜売り場でも見かけるようになりました。辛みとやや苦みがありますね。
秋月夕香
マスクをしているので香りのほどはわかりませんが・・・。
いろんな種類ですね。ほどんど見た事はありうます。
八重の方はじゃ香牡丹とはいわないのでしょうか。また別ものでしょうか。以前の家の近くで植えていられた友人におしえていただきました。
宿根ネメシア~可愛いお花ですね。
river
以前は実家に一重のクチナシがあったのですが絶えてしまいました。近所で見るのは八重咲ばかりです。
今年はトレニアの苗づくりに失敗(水切れ)して全部枯らしてしまい花が見られません。
ビヨウヤナギもそろそろ花弁が散り始めました。キンシバイは洋種が咲いています。
nobara
あちこちで咲いてきていますね。
八重でも花の小さい子もいますよね(^o^)丿
キンシバイが煩くなくて~いいですよね。
ビヨウヤナギは咲きすぎると、襤褸みたいに見えます。
トレニアはサマーウェーブみたいなのが好きで
幾つか枝垂れさせています。
宿根ネメシアも気になってるお花ですが。
強い、ペンタスのほうにしました。
信徳
クチナシがまだ咲いているのですか、凄いですね!こちらは一重八重とも終わっています。一重には実が付いています。
ヒペリカム・カリシナムが見つかれば完璧ですね。中々これは見かけません。
eko
ヒペリカム3種、これに加えてカリシナムが見られると良かったですね。長いシベが綺麗に揃うカリシナムが一番好きです。
トレニアが4色揃って見られましたね。ルッコラ、今年は見ていません。
宿根ネメシア可愛いです。
無名子
クチナシ、香りを楽しみながら、良いですね。
クチナシタコさん、今年はまだ見て無いです、
8本足、有ったら良いですよね (^◇^)
トレニアにケイトウ、ネメシア花壇の花も目が離せませんね。
長さん
一重のクチナシ、最近出会う確率が低くなりました。
キンシバイはヒペリカムの中では一番地味ですよね。
ルッコラはピリ辛の葉物野菜ですよね。妻の口には合わないようで、買ってきたことはないです。
イッシー
お目に罹ったら食べちゃうかも。笑
最後の写真の花がいいな~。
長さん
クチナシの一重も八重と同じくらい見られますか。こちらの住宅街では一重を探すのは一苦労です。
クチナシの漢方薬名にはセンプクというのがありますが、麝香牡丹という名の植物はありません。
長さん
こちらも気温が上がったものの、太陽は拝めず、でした。しかも、夕方に雨がちょっとぱらつきました。
一重のクチナシ、あの独特な実を見たいのですが、植えているお宅が減りました。見るのは殆ど八重です。
トレニアが枯れましたか、それは残念。
ビヨウヤナギの花は終盤になりましたか。
長さん
クチナシの八重、確かに大きな花と小さな花がありますね。
ヒペリカムの仲間の中ではキンシバイが一番温和しめですよね。
サマーウェーブはサントリーフラワーズのブランドですね。サマーミストというのもあるようですね。
宿根ネメシア、夏に弱そうですね。
長さん
そちらの方ではクチナシの花が終わりましたか。早いですね。こちらでは茶色くなった花殻が多くなりましたが、まだ咲いています。一重を見かけることが少なくなって、昨年はクチナシの実を発見出来ませんでした。
ヒペリカム・カリシナム、引き続き探してみますが、もう遅いかなー。
長さん
やはりそちらでも八重のクチナシの方が多いですか。こちらでは、昨年実を発見することが出来ませんでした。
カリシナム、引き続き探してみますが、昨年は6月始めに見たので、もう手遅れかも。
トレニアの4食を同時に見る事は少ないので、取り上げてみました。
長さん
クチナシの一重をまだご覧になっていらっしゃいませんか。しべが赤いと茹で蛸が見られるのですが(笑)。
よく見かける花はあまり写真に撮らないのですが、今回はちょっと綺麗な花だったもので・・・。
長さん
クチナシの8弁花はまだ見たことがないのです。遺伝子的に出来ないのかも知れません。
最期の宿根ネメシア、こんなに増えているのは珍しいかも。
すーちん
クチナシ我が家のは
まだ蕾、植えてながいですが
花数少ないですー
長さん
お宅のクチナシはまだつぼみでしたか。花付きが悪い原因としては、乾燥しすぎ、日当たりが良くない、花芽がついてから剪定した、古枝が多すぎるなどがあるそうです。お心当たりは?
mina
八重のクチナシ、綺麗ですね
ケイトウも咲いていましたか。
キンシバイ可愛いですね
良い色です
ジュン
虫が多く来るのでちょぅと苦手です
ビヨウヤナギの蘂の繊細さ
雨に濡れて光るのがいいですね
長さん
クチナシの花は香りもあるので、良いですね。
ケイトウは買ったものを植えたような雰囲気でしたよ。
キンシバイ、小振りな花で可愛いのですが、植えているお宅が少ないです。
長さん
クチナシには虫が多く来ますか。それはちょっと難儀ですね。
ビヨウヤナギはしべが繊細に感じられますよね。セイヨウキンシバイはしべが多すぎるためか、植えているお宅がとても少ないです。
ロシアンブルー
もう大分開いていましたが香りも近寄らないと判らないくらいでした。
八重もたまに見かけます。
ヒペリカム類もあちこちで咲いています、よくよく見ると違いが判りますね。
ルッコラ、面白い花を咲かせますね。
長さん
クチナシの花は良い香りがしますが、咲き進むと香りが弱まりますね。八重はたまにですか。こちらでたまに見かけるのは一重の方です。
ヒメリカムの仲間は一度覚えれば、見分けが簡単ですよね。
ルッコラ、花に斑が入っているのが面白いですね。