最初はオオバコ科のアサリナで、年に1度くらいしか出会わない、ちょっと珍しい花です。秋の七草の一つ、桔梗が咲き始めました。
アサリナ
オオバコ科キリカズラ属の多年草(一年草扱い)。メキシコ原産
別名:ツタバキリカズラ(蔦葉桐葛)、アサリナ・バルクライアナ
別名のように、キリの花に形がちょっと似ており、葉はアサガオに似ている
花径は4~5cm。他に、白や青紫、ピンクの品種がある


キキョウ(桔梗)
キキョウ科キキョウ属の多年草。東アジアに広く分布
日本では野生種が減少しており、環境省・絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定
「秋の七草」の一つですが、実際には初夏から咲き始める


サルビア・コクネシア
シソ科アキギリ属の多年草。原産はアメリカ南東部~南アメリカ北西部
写真の品種は、花色から‘コーラルピンク’か‘サクラプルコ’と思われる


サルビア・ミクロフィラ ‘ソークール・ペールブルー’
シソ科サルビア属の半耐寒性宿根草。アメリカ南部~メキシコ原産
別名:チェリーセージ
‘ソークール・ペールブルー’は珍しい、青い花が咲く園芸種


トケイソウ(時計草)
トケイソウ科トケイソウ属の常緑つる性低木。中南米原産
一番ポピュラーなパッシフローラ・カエルレア(コルレア)という品種
一日花だが、8月まで咲き続ける

17時半頃の撮影ですが、まだ雄しべの一つが反転していない花があった

トキワヤマボウシ(常磐山法師)
ミズキ科ミズキ属の耐寒性常緑広葉樹。原産は中国南部~ネパール
和名:ヒマラヤヤマボウシ。別名:常緑ヤマボウシ
総苞片は黄緑→薄黄緑色→白と変化する
‘ホンコンエンシス’ や、多花性の ‘月光’ という園芸種がある


カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)一重
アジサイ科アジサイ属の低木。北アメリカ東部原産
一重咲きは八重咲きから作り出された園芸種です
装飾花に赤い斑点が出来、両性花も茶色になったので、そろそろ終盤

既に反転し始めた装飾花もあります

カシワバアジサイ ‘ハーモニー’
アジサイかアジサイ属の落葉低木。北アメリカ東部原産の園芸種
別名:オークリーブドハイドランジア。花が重くて、全て下垂している


斑入りガクアジサイ(斑入り額紫陽花)
葉に、白~黄色の斑が入る園芸種

この記事へのコメント
イッシー
一枚目いきなり鮮やかな青の花!初めて見ます。
いいですね~。
チェリーセージの青も見たことないです。
もじゃもじゃのカシワバアジサイが不思議な感じです。
長さん
あちこち歩いていると、たまに珍しい花に出会います。アサリナは多分3回目だと思いますが、ブルーノチェリーセージは初めて見ました
カシワバアジサイ ‘ハーモニー’は花がこれでもかと言うくらい密集して咲く品種です。
eko
キキョウも咲きだしましたね。
チェリーセージの青花も初見です。涼しげですね。
トケイソウの花姿は本当に時計そっくり、見慣れていてもこんな面白い花があることが不思議です。これから長く楽しめますね。
トキワヤマボウシは雪が積もったように真っ白に花が咲きますね。
カシワバアジサイのハーモニー、ボリュームが凄すぎて下垂してしまいましたね。
river
キキョウは青紫はまだですがピンクが咲きました。トケイソウは長年栽培してきたのに大半が枯れて今年は花がありません。
カシワバアジサイは一重咲きと房咲きのハーモニーが咲いています。巨大な花房が下がっています。
斑入りガクアジサイは白斑入りガクアジサイまたは恋路ヶ浜と呼ばれる古品種です。江戸時代から栽培されておりシーボルトも欧州に持ち帰っています。もちろん我が家にもあります。
なおさん
公園や庭で多く見るので、シランと同様にキキョウが絶滅が危惧されるような貴重な山野草とはシランかった、というひとも多いようですね。園芸種にはさみだれ桔梗など早咲きのものもありますね。キキョウ、ナデシコ、オミナエシは夏草と言っても良い雰囲気ですね。
トキワヤマボウシやらカシワバアジサイもずいぶん個人宅でも多く見るようになってきました。僕もあちこちで見ますが、個人宅のは撮りにくいので、国営武蔵丘陵森林公園で先日見てきました。
nobara
こんな風に連なって咲いてるモノなのですね。
もっと薄い紫色のを見た事がありますが。
今はオオバコ科なんですね。なかなかストンときませんが。
ゴマノハグサ科の方がいいような気がするんですが。
サルビア・コクネシアのコーラルピンクが好きで
毎年、花壇に咲かせていましたが?今年は居ません(^o^)丿
トキワヤマボウシ、いずこもたくさんお花をつけて
目立ってきていますね。鉢植えでも多いですね。
花期もなが~~~い気がします。
カシワバアジサイ ‘ハーモニー’
自立が難しそうですね(^o^)丿
斑入り葉ガクアジサイ、いいですよね。
三井邸にいっぱいあるんですよ。
なんでも斑入りに興味があるので、堪りません(^o^)丿
信徳
今晩は!
トケイソウの反転していない雄蕊ですが雌蕊に当たっていませんか?先日私もトケイソウを夕方見たら一個の雄蕊が雌蕊に引っ掛かり黄色をしていました。直ぐに引っ掛かりを解いてやったら正常に戻っています。写真を見ても引っ掛かっているように見えませんか?
無門
トケイソウの花は
さすがにパッションを背負っていますね
昨日道の駅でパッションフルーツを
売っていました
ちょっと早すぎる気がしますね
無名子
初めて見る花が・・・ 散歩道ですよね、凄い!
アサリナ、浅蜊菜の漢字を思い浮かべて花を見たら、
全く違ってました (^o^)
桐の花に似ていて、川らしいですね。
キキョウ、もう咲く季節なんですよね、探しに行かなくちゃ。
そう言えばキハギが咲いていました。
秋月夕香
夏に涼しげなお花です。
木の山法師を友人宅でみましたが、今咲いているし、少しグリーンがかっているのでそうなのでしょうか。
山法師は真っ白ですんものね。(まだアップはしていません)
アジサイの葉っぱの斑入りは見た事がありません。
長さん
アサリナは珍しいですね。私はこれで2回目の出会いです。チェリーセージの青花も珍しいです。
トケイソウ、花も不思議なら、雄しべが反転するのも不思議ですね。
トキワヤマボウシは多花性の品種なんですね。多花性と言えば、カシワバアジサイのハーモニーも花が重くて花茎が曲がってしまうほどでした。
長さん
やはり住宅街でも花が多い地域とそうでない地域があります。今回は当りの地域でした。
キキョウのピンク、たまに見かけますよ。
トケイソウが枯れましたか。写真のお宅はツルをかなり整理したようで、花が少なかったです。
カシワバアジサイのハーモニーが咲いていますか。これだけ花が付くと、支柱を添えるのも難しいですよね。
斑入りガクアジサイ、あまり出会いませんが、古品種だったんですか。
長さん
アサリナは白い部分が盛り上がっているんです。色は違いますが、ママコナを連想しました。
自生のキキョウが絶滅しそうと言うのは残念ですよね。
トキワヤマボウシ、よく見かけるようになりました。写真の木は集合住宅の敷地ですが、5本も植えられています。
長さん
アサリナはつる性で、今が一番花が多い時期らしいです。オオバコ科というのは意外ですね。
サルビア・コクネシアのコーラルピンクは良い色合いですね。なくなったとは残念。
トキワヤマボウシ、多花性ですよね。月光と思われる木を見に行ったのですが、下半分に花が付いていませんでした。今年、剪定されてしまったようです。
カシワバアジサイ ‘ハーモニー’ 、こんなに花を付けなくても良さそうなものなのに(笑)。
斑入りガクアジサイは江戸時代からある古品種らしいです。
長さん
トケイソウの雄しべ、写真では雌しべに当たっているようにも見えますね。その辺りは確認してきませんでしたが、お宅でもそうなら、確率は高いですね。
長さん
このトケイソウは殆ど実が出来ない品種です。実の出来る品種はクダモノトケイソウという別種です。パッションフルーツは輸入も多く、今では通年で手に入ります。国内でも、南の方は2月から出荷が始まるそうです。
長さん
この日のウォーキングは‘当り’の日で、珍しい花が撮れました。アサリナの花の白い部分は盛り上がっていて、大きさは違いますがキリの花も盛り上がった部分がありますね。
キキョウ、園芸種ですから開花は早いですよ。
キハギの花期は6月からですね。
長さん
トキワヤマボウシは総苞片の色が変化しますから、お友達のお宅のもそれでしょう。
斑入り葉のアジサイ、ありそうですが、実は少ないです。
すーちん
ヤマボウシ
大きな花が咲くのもあるんですねー
5㎝位 我が家のは小さいですが
長さん
トキワヤマボウシの花(総苞片)は、長さ1.6~4cm、幅1.3~2cmと、かなりばらつきがあります。月光という園芸種は、ホンコンエンシスよりやや小さめな花でが、花数が多いです。