つくば植物園にて_2022年5月(4) クレマチス園にて(1)

 5月28日に訪れたつくば植物園で見た花を記録していますが、今回から、クレマチス園で見た花の紹介です。
 つくば植物園では毎年4月末から6月始めまで、クレマチス園のコレクションを特別公開しています。昨年は5月12日に見に行ったので、今回は遅咲き品種が多く見られると思います。
 クレマチスはキンポウゲ科センニンソウ属 の落葉性つる性多年草です。クレマチスの原種は約300種類存在すると言われ、日本をはじめ世界各地に分布しています。

クレマチス園公開のチラシです
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クレマチス園の案内図です(図中の番号で、3・5・6が遅咲き品種)
系統の説明も記載されています
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‘はやて’
フロリダ系、最近の品種、5月上旬、花径12~15cm
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‘藤娘’(ふじむすめ)
ラヌギノーサ系、5月上旬、花径8~15cm、昭和の名花
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クレマチス ‘エールフクシマ’
テキセンシス系、5~10月、花径4~6cm、人気種プリンセスダイアナから作出
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‘コロナ’
パテンス系、5~10月、花径12~15cm
咲き進むと花弁のまわりが、白くコロナ状の覆輪になる
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こんな色合いのものも咲いていた
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‘ルージュ・カーディナル’
ジャックマニー系、5月下旬、花径10~15cm、多花性
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‘籠口’(ろうぐち)
テキセンシス系、5月中旬、花径1.5~2.5cm、強健・多花性、日本の名花
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‘フォンド・メモリーズ’
フロリダ系、6月、花径12~17cm、強健・多花性
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‘マダム・エドワード・アンドレ’
ジャックマニー系、5月中旬~下旬、花径10~15cm、強健・多花性
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‘ザ・プライド’
ラヌギノーサ系、5月中旬、花径10~15cm、多花性
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‘エビヨヒル’(別名:ジョセフィーヌ)
系統不明、1980年代に偶然発見、遅咲き
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咲き進むと、総苞片が落ちて、菊咲きになるようだ
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‘アンドロメダ’
パテンス系、5月中旬、花径10~12cm、桃筋入りの半八重
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‘デュランディー’
インテグリフォリア系、5月上旬、花径8~15cm、100年以上前の品種
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‘マダム・ジュリア・コレボン’
ウィティケラ(ビチセラ)系、5月下旬、花径5~10cm、100年以上前の品種
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 2022年5月28日撮影。
(つづく)

 都合によりコメント欄を閉じ、明日(6/03)の投稿を休みます。

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