今回は、優秀作品(ブルーリボン賞)の紹介、その3です。また、平台に展示されたレッドリボン(部門第二席)やホワイトリボン(同第三席)の作品紹介です。
優秀作品の展示風景4
< JOGA組合長賞 >
カトレア・ノスタルジア ‘グッド メモリーズ’
C. Nostalgia 'Good Memories' (C. Undine x C. maxima)
須和田農園
< (有)岡田蘭園賞 >
カトレア・カルミナント ‘ラ チュエリエ’
C. Culminant 'La Tuikerie' (C. Ile de France x C. Gaillard)
ラベンダー系の代表種として人気のあったクラシック銘花です
倉持見永子さん
パフィオペディルム・ゴールデンヒーロー ‘ビッパー’
Paph. Golden Hero 'Vipper' (Hellas 'Westonbirt' x Martian Man 'Chikako'
トウキョウオーキッド・ナーセリー
優秀作品(ブルーリポン)は以上で終りです
一般作品展示風景1
以下、レッドリボン、ホワイトリボンなどの作品から紹介します
リンコレリオカトレア・パーフェクト ドリーム ‘デライトフル’
Rlc. Perfect Dream `Dlightfl' (Rlc. Twenty First Century × Rlc. First Class)
<レッドリボン> 須和田農園
レリオカトレア・チット チャット 'タンジェリン'
Lc. Chit Chat 'Tangerine' (C. aurentiaca x L. Coronet)
<レッドリボン> 伊藤忠夫さん
リンコレリオカトレア ‘スプリング カラー
Rlc. `Spring Color' (C. Wedding Gift × Rlc. First Class)
<ホワイトリボン> 須和田農園
エピデンドラム・パシフィック ベリー ‘ユカコ’
Epi. Pacific Berry 'Yukako'
<ホワイトリボン> 鈴木隆夫さん
エピデンドラム・ストロベリー バリー‘ピュア ウォーター’
Epi. Strawberry Valley 'Pure Water' (Feather Valley x Aqua Vallery)
<SBM> 清水柾孝さん
エピデンドラム・プラネット バリー‘ピースフル ワールド’
Epi. Planet Valley 'Peaceful World' (World Valley x Pacific Pepper)
<SBM> オーキットバレーミウラ
エピデンドラム・チェリッシュ バレー ‘ノア クルミ’
Epi. Cherish Valley 'Noah Kurumi'
<BM> 徳島真一さん
カトレア・ブルー ベルベット ‘サプライズ’
C. Blue VElvet 'Syoruse' SM/JOGA (Kazuko Takamatsu x Gubu Purple)
<ホワイトリボン> 国際園芸(株)
< ナーセリーイデ賞 >
カトリアンセ・アマゾン トリック 'スレンダー'
Ctt.(Lc.) Amazon Trick 'Slender'
鈴木隆夫さん
(つづく)
この記事へのコメント
イッシー
この辺りのお花見事だったな~。
私のほうはもうちょっと後ですが、長さんのところに
リンク張らせていただいてもよろしいでしょうか。
長さん
イッシーさんのブログでリンクを張って頂くのは嬉しいです。よろしくお願いします。
eko
エピデンドラムも花色が豊富で綺麗ですね。半球状に小花が集まり、花の中央にある鳥が羽を広げたような形が独特で可愛いです。
なおさん
ランは進化の最先端とでもいうような、千変万化の変異の差がありますね。いろいろ面白いものです。
長さん
ブルーリボン以外にも、綺麗な作品が沢山並んでいました。
エピデンドラムの色違いが出品されていたので、花色を比べて見ました。
長さん
大好きなランの花を撮影しているときは至福の時間ですよ。
交配で色々な花色が作り出されているので、そんな例としてエピデンドラムを並べてみました。
river
信徳
昔からあるランですか?最近目にしたようですが。(ラン音痴より)
月奏曲
素人はやっぱりリボンの色違っても区別つかねw
長さん
ナーセリーと同し基準で審査されますから、ブルーリボンになっている作品はレベルが高いです。レッドリボン、ホワイトリボンも同様です。
ボール状のエピデンドラムはリップが上向きなのが特徴ですね。
長さん
エピデンドラムは中南米に広く分布し、ラン科の中で最も早くから発見され、現在では約1000種にも及ぶ大きな属です。花色も多彩なので、愛好家も多いです。
長さん
須和田農園は親子三代続くナーセリーとして有名です。現在は江尻さん兄弟が経営されていますが、その父親の江尻光一さんは初代の世界らん展日本大賞受賞者で、JOGAの組合長も務めた方です。
>素人はやっぱりリボンの色違っても区別つかねw
私も同様で、やはり数多く見なければ目は養えません。
すーちん
エビデンドラムは
ランと又違った種類の様な
気がしますねー
長さん
紹介したエピデンドラムはリードステムタイプと呼ばれる交配種です。原種は長い花茎なのですが、短い茎での頂点にボール状に花が付くように改良されました。唇弁が上を向いているので、よく見かけるランとはちょっと異質な面があります。
ジュン
1つ1つの作品に驚いています
ロシアンブルー
エピデンドラムの花々が珍しく、面白い雰囲気でとても気になりました。
長さん
どれも素晴らしい作品ですよね。
我が家でも少しランに手を出していますが、毎年咲いてくれるのはミディやミニの胡蝶蘭くらいなものです。
長さん
カトレア・ノスタルジア ‘グッド メモリーズ’にオメガ止まりましたか。ブルーリボンの中でもトップクラスの作品なんです。
エピデンドラム、普通のランとはちょっと違う雰囲気ですよね。
すーちん
審査おさえるべき
素人にはわかりませんが
点が決まってるんでしょうねー
長さん
ブルーリボン、レッドリボン、ホワイトリボンは各カテゴリー別の一席、二席、三席となります。審査基準は示されていませんが、花の美しさはもとより、株の全高や全幅、バルブ数、花径やバルブあたりの花数などが採点要素になるようです。