3月12日に昭和記念公園に行った目的は、花みどり文化センターでのらん展と、もう一つは、花木園展示場で開催中の「雪割草展」を見るためでした。
この雪割草展は、国際雪割草協会関東支部、国際雪割草協会、国営越後丘陵公園、越後雪割草街道連絡会などの協力で開催されたとのことです。
今回から数回に亘って雪割草の色々を投稿します。
雪割草はなぜ漢字で書くのか(新潟県立植物園)
植物の和名はカタカナで表記するのが決まりですが、雪割草は漢字で表記します。これは本来であれば、「ユキワリソウ」を使いたいところですが、すでにサクラソウの仲間に「ユキワリソウ」という和名の植物があります。このため、この名前が使えず、「雪割草」と表記しています。漢字で表記することで、正式の和名ではないと言うことと、サクラソウ科のユキワリソウとは違うことを表しています。
雪割草の園芸上の分類(会場の掲示から)
一重咲き・・・標準花、葯退花、雄退花、変化花
八重咲き・・・雄しべの弁化(丁字咲き、二段咲き)
雄しべと雌しべの弁化(三段咲き、唐子咲き、千重咲き)
前置きはこのくらいで、標準花 から見ていきます。
標準花とは、雄しべ、雌しべともに正常で、多弁花、短花系を含みます。
これも標準花ですが、襟巻きという変化花 で、葉化した総苞が花を取り巻いています。初めて知りました。
2022年3月12日撮影。
(つづく)
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この記事へのコメント
なおさん
並花でも花色の差が多く、楽しいものですが遺伝的に安定していないということで、交配して実生するとさまざまな変異が出るということで、園芸熱も高まったということですね。
今はないのですが、僕もピンクや青紫系の花を育てて、実生も楽しんでいました。
信徳
コスモス
見に行けなくて残念です。
長さんは以前新潟までいらっしゃいましたね。
さっそく色鮮やかな雪割草が並んでいますね。
次回も楽しみです。
すーちん
お店で
雪割草見かけますと
ついつい買ってしま
いたくなります^^
長さん
雪割草は実に変化に富んでいますね。変化という点ではランに共通するものがあり、大好きな花の品種です。
今年は、久しぶりに雪割草街道に行ってみようかと思っています。勿論、越後丘陵公園で開催される雪割草展も見に行くつもりです。
長さん
雪割草の自生地は海が見えるような所に多いようです。雪が少ないからなのでしょうね。
耐寒性がありますが、夏の暑さに弱いようですね。
今年は久しぶりに越後丘陵公園や雪国植物園に行ってみるつもりです。
長さん
雪割草は好きな花なので、やはり見に行ってみたくなりました。
新潟の雪割草はバスツアーで行ったのが最初です。その後、何度か行っていますが、今年は久しぶりに自生地を訪ねたいと思います。
長さん
雪割草、可憐なので育ててみたくなりますよね。冬は問題ないですが、夏の蒸し暑さが問題なんですね。
ロシアンブルー
雪割草と漢字表示するのですね、知りませんでした。
標準花、どれも可愛らしくて蕊もいろいろな色で眺め
いってしまいました。
自生地に行ったことないのでとても気になります。
ジュン
漢字で書くのですね
覚えました
可愛いお花で好きです
標準花から見られて嬉しいです
ROKO
可憐な雪割草が力強く撮られていて素晴らしいですね。
長さん
雪割草は通称なので、本来のユキワリソウと間違えないように漢字で表記するのですね。
雪割草は変化が多いので、先ずは標準花をみて頂きました。
長さん
ユキワリソウとカタカナで書くと間違われるからなのですね。
標準花でも多様な色の花がさくのですね。
長さん
展示されていた雪割草の標準花、これで全部ではなかったんですよ。
nobara
なんと~多彩な事。
愛くるしいですね~
襟巻という変化花なんですか。
葉化した総苞が取り巻いてるんですね。
私も初めて見ました。びっくりです\(◎o◎)/
river
今年も雪割草街道は行けそうもありません。
秋月夕香
pinkも白もいろいろ~これだけ色々ない色彩があればたのしみですね。近くだと行きたいところですが・・。
eko
襟巻きという変化花、初めて見ました。魅力がありますね。
イッシー
新潟へも行かれていたこともありましたよね。
本場にも行きたいですね!!
降魔成道
長さん
標準花だけでもかなり多彩ですね。この他に、二段咲きや三段咲き、千重咲きがあるのですから、実に変化が大きな花だということが分かります。
襟巻き咲きは実にユニークですね。
長さん
雪割草が昨年の100鉢から一挙に20鉢ですか。急減ですか。斑yの寒さには強いですが、暑い夏が問題です。昨年は猛暑でしたからね。
長さん
色だけでも赤、ピンク、青、紫、白、緑と6色位あります。これに一重から千重咲きまでの変化がありますから、実に多彩ですよね。自生地が限られるので、植物園か、こうした展示会でもないと、見る事が出来ませんね。
長さん
大好きな雪割草をしばらくぶりにたくさん見る事が出来て良かったですよ。しかも、これまた大好きならん展と同じ日ですからね。
花付きが良いものはかなりの年数ものだと思います。
襟巻き咲きは初めて見ましたが、面白いですね。
長さん
会場が暗かったので、レンズが明るいコンデジで撮りました。しかし、知らないうちにシャッタースピード優先モードになっていて、ピンぼけも多かったです。
新潟の自生地を月末に訪ねる予定にしたので、ホテルや旅館を手配しました。
長さん
雪割草は新潟を中心として、秋田以南の日本海側に自生していますから、自生のものを良くご覧になっているでしょうね。オオミスミソウも勿論、雪割草の仲間です。
今回の展示は自生種の実生や、その交配種が殆どだと思います。