今回は、優秀作品(ブルーリボン賞)の紹介、その2です。
優秀作品の展示風景3

< 最優秀栽培賞 >
シルトキラム・エドワーディ ‘アキコ’
Cyrtochilum edwardii 'Akiko'
コロンビアとエクアドルの標高約2300〜2700mに分布する着生種
斉藤正博さん


< (株)大倉陶園賞 >
エピデンドラム・フラミンゴ バレー ‘イノセント ワールド’
Epi. Flaming Valley 'Innocent World'
紙谷多佳子さん


グアリアンセ・スキンネリ ‘ダナエ’
Gur. skinneri コスタリカに分布するカトレア系の原種
須和田農園

< 沖縄美ら海財団理事長賞 >
レリア・ウンデュラタ アルバ ‘ベネズエラン クイーン’
L. undulata fma. alba 'Venezuean Queen'
コロンビア、トリニダード、ベネズエラに分布する
大塚初枝さん

< アルファオーキッド賞 >
シンビジュウム (未登録) ‘紅の貴婦人’
Cym. 'Kurenai no Kifujin' (New Sesation x Half Monn)
網野 啓さん

パフィオペディルム (未登録)‘メガ’
Paph. 'Mega' (Men. Sabrina Mark x Allegro)
トウキョウオーキッド・ナーセリー

ピナリア・オベサ
Pinalia obesa アッサム、ミャンマー、タイの標高500m辺りに分布
冨澤 實さん


< 福島洋蘭園賞 >
エピデンドラム・パラソル バレイ ‘ミュージック ボックス’
Epi. Parasol Valley 'Music Box' (Miracle Valley x Prinsess Valley)
川本 広さん


< 立川市長賞 >
アングレカム・レオニス ‘キョウヘイ’
Angcm. leonis 'Kyouhei'
マダガスカルとコモロ諸島に自生する中型の着生ラン
小川幸子さん

< 全日本蘭協会賞 >
パフィオペディルム・マカブレ ‘シミズ’
Paph. Macabre 'Shimizu' (Paph. sukhakulii x Paph. Voodoo Magic)
清水照夫さん

< 北軽ガーデン賞 >
パフィオペディルム・ハンギアナム アルバム ‘アクアビウス’
Paph. hangianum fma. album 'Aquavius'
ベトナム北部の標高800~1000mに分布する
櫻井 一さん

ブルーリボン賞の作品があと3点ありますので、その3に続きます。
(つづく)
この記事へのコメント
river
ナーセリーはここで受賞できるかどうかで売り上げに大きく影響するので頑張るのは分かるのですが個人の方も頑張っていますね。見事な作品が揃いましたね。
信徳
パフィオペディルムは控えめに、でも3点も優秀作品に輝いています。
eko
個人的には「エピデンドラム・フラミンゴ バレー ‘イノセント ワールド’」「エピデンドラム・パラソル バレイ ‘ミュージック ボックス’」「アングレカム・レオニス ‘キョウヘイ’」が好きです。でも真っ赤な「シンビジュウム ‘紅の貴婦人’」に驚きました。
なおさん
ランの世界では名の通った方々の作ですから、当然なのでしょうが、気分もらんらん♪、眼も爛々と輝いてしまいますねえ。
nobara
着生蘭さえもこんなに見事に\(◎o◎)/
エピデンドラム、好きなんですよね~
これはフラミンゴバレー?~らしいですね。
レリア・ウンデュラタ アルバ ‘ベネズエラン クイーン’
?は海藻みたいにみえますね(^o^)丿面白い!
イッシー
そう言えば世界らん展ってそろそろ始まるんじゃなかったでしたっけ。私は、こっちのラン展のほうが見やすくって好きだけど。
長さん
アマチュア育成家のブルーリボンはナーセリーの作品より多かったです。中でも、常連さんは流石ですね。次回は倉持見永子さんの作品が登場します。
ブルーリボンは花そのものの評価ですが、ナーセリーとしては株全体が評価されるメダル審査に重点を置いているのかも知れません。その方が、販売面では有利ではないでしょうか。
長さん
今回は大型のランが多かったです。今回紹介のレリア・ウンデュラタもながり大型です。こんなに大きいのはベテランでないと育てられないのではないでしょうか。
ブルーリボンのパフィオは次回、もう1点登場します。
長さん
今回のエピデンドラムでは、フラミンゴ バレー が大きくなる品種で見応えがあり、パラソル バレイは華やかな感じがしますね。
アングレカムは花茎を長く伸ばすタイプが多いですが、レオニスは小振りな原種です。
シンビジュウム ‘紅の貴婦人’の実際の色は赤橙色といった方が良いと思います。
長さん
自宅にいると、午前中に眠くなることが多いですが、こんなに素敵なランが並んでいると、眠気なんか全く感じませんでしたよ。
長さん
斉藤先生は今回ダブル受賞でした。原則、重複受賞は無しですが、最優秀栽培賞は別格らしいです。
紙谷さんのエピデンドラムはフラミンゴの脚のように花茎が長い大型でした。
レリア・ウンデュラタの花、海藻みたいとは言い得て妙ですね。
長さん
会場が予想通り暗いので、レタッチしまくりですよ。
世界らん展日本大賞は24日から30日までですね。会場が小さいので、多分混むのではないかと思います。まん防は21日で終わりますが、今回はパスします。1700円も払って新型コロナに感染したら最悪ですからね。