早春の川口市立グリーンセンターにて(7) 2022洋蘭展(その6 テーマ展示となったランたち④)

 2月5日、埼玉県の川口市立グリーンセンターの鑑賞温室で開催された「2022洋蘭展~グリーンセンターと洋ラン」展(2/05~2/14)で見たランの色々を紹介しています。
 今回は、過去のラン展でテーマとなったランの展示から、パフィオペディルムなどです。


パフィオペディルム・シャーメイン
Paph. Sharmain (Eurybiades x Stamperland) 1935年登録
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パフィオペディルム・オリビア
Paph. Olivia (niveum x tonsum) 1898年登録
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パフィオペディルム・ルミノプス
Paph. Luminops ネットでヒットせず(かなり古い品種?)
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パフィオペディルム交配種 1
Paph. (Halo x Golden Acres) x Leah Hanes
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パフィオペディルム原種同士の交配種
モケティアナム(フィリピン) x ロスチャイルディアナム(ボルネオ)
moquetteanum 'Swansea' x rothschildianum 'Borneo' FCC/AOS
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パフィオペディルム・ヘルラス ‘ウェストンバート’
Paph. Hellas 'Westonbirt' FCC/RHS 1940年登録
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パフィオペディルム・インシグネ
Paph. insigne インド・アッサム原産 パフィオの代表的な品種
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パフィオペディルム・バトル オブ エジプト ‘アルファ’
Paph. Battle of Egypt 'Alpha' AM/RHS 1949年登録
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パフィオペディルム交配種 2
(ハロ x ゴールデン エーカーズ)x レア ヘインズ
Paph. (Galo x Golden Adres) x Leah Hans
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パフィオペディルム交配種 3
カツタウエン 'ツクバ' x スキップバートレット ‘ホワイト ペッパー’
Paph. Katsutauin 'Tsukuba' BM/JOGA  
x Skip Bartlett 'White Pepper' HCC/AOS
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パフィオペディルム交配種 4
カリプソ スピケリアヌム x ボクサリー
Paph. Calypso Spicerianum x Boxallii
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パフィオペディルム・オーバーレリウス
Paph. Overrerrue's ネットでヒットせず
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ここからは、パフィオペディルム以外です

レリオカトレア・ランサー ‘ロースタ ボート’
Laeliocattleya(旧Synonyms)Lancer ’Rousta bout’ HCC/AOS
(Laelia undulata × Cattleya crispata) 1964年登録
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ミルトニア・ワルセウィッチ
Miltonia warscewiczii 中南米に分布する原種
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デンドロビウム・リンギフォルメ ‘ダズン’
Den. linguiforme 'Dozen' オーストラリアに分布する原種ラン
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リンカトリアンセ・キューピッド アロー ‘ハナマツリ’
Rth. Cupid Arrow 'Hanamatsuri'(Ctt. Candy Tuft × Rth Cupid Love)
2004年登録
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 2022年2月5日撮影。
 次回は、川口愛蘭会の皆さんの作品を紹介します。
(つづく)

この記事へのコメント

  • なおさん

    ずいぶん昔に登録された品種が絶えないで栽培されている、というのもスゴイですよねえ。バイオ技術が進歩する前は、いろいろ大変だったことでしょう。

     美しいランがいろいろ保存され続けている、というのも素晴らしいですよね。
    2022年02月20日 13:01
  • mina

    こんにちわ
    ご無沙汰しています
    パフィオペディルムは色々と種類があるんですね
    ランは気品があって素敵ですね
    グリーンセンターの中は春ですね
    2022年02月20日 15:40
  • もこ

    パフィオペディルムに限らずランの花の交配種様々ですね
    特徴など少しも覚えられないので綺麗! 可愛い!と
    見せて頂いています
    2022年02月20日 15:44
  • イッシー

    いいですね~!
    一枚目は眼鏡かけたおじさんの顔に見えます。笑
    背景がシンプルで主体が引き立ってますね。
    2022年02月20日 15:47
  • 信徳

    ランの中ではパフィオペディルムが一番改良品種が多いように感じます。それだけに花姿、色など色々なものが鑑賞出来るようですね。
    2022年02月20日 16:52
  • eko

    パフィオペディルムはランの中でも花色や花姿が様々で変化が大きいですね。これだけの花を保存栽培するのも大変でしょうね。
    美しいランには癒されます。
    2022年02月20日 17:01
  • river

    落ち着いた雰囲気を持ち、渋い色彩を主としたパフィオペディルムは経験の深い愛好家に愛されてきました。しかし最近は品種改良が進み苗の生産も軌道に乗ったようで一般の人でも手が出るようになってきましたね。とはいえ栽培温度は15℃、最低でも10℃以上ですから温室がないと手が出せません。
    インシグネは緑葉・一茎一花ですが代表的品種で多くの交雑種の基本になった花ですね。
    2022年02月20日 17:23
  • 無門

    こんにちは

    パフィオペディルムは
    花持ちが特に良いので
    随分と長く楽しめますよね
    2022年02月20日 18:53
  • はるる

    華やかで豪華なラン、名前は難しいですが、美しく形作られているものですね。こういうところにはずらりと揃っていて見ごたえたっぷりですね。
    昭和記念公園、花みどり文化センターでも今度ラン展があるようですね。
    また見せていただきます。
    2022年02月20日 18:55
  • nobara

    パフィオペディルム、スリッパの形なんですね。
    いろいろな種類がありますね。
    交配種のほうがいい感じがします。
    デンドロビウム・リンギフォルメ ‘ダズン’
    原種ランですか?
    やさしい雰囲気ですね
    2022年02月20日 19:22
  • 月奏曲

    シャーメインかわいいw
    こうい古風な血統残すのは今後の交配の為にも必要なんでしょうねぇ…


    私事ですが二日ほど寝込んでましたw
    コロナかと思った(;´Д`)

    〆鯖こええ…
    2022年02月20日 20:16
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    登録年代が古い品種は恐らく上原正吉氏から寄贈されたものでしょう。以来60年近くになりますが、今も栽培し続けられているのですから驚きです。
    2022年02月20日 21:04
  • 長さん

    minaさん、コメントありがとうございます。
    今日の投稿は元日以来ですから、50日ぶりくらいになりますね。指や白内障はあるとしても、お元気そうで何よりです。
    2022年02月20日 21:08
  • 長さん

    もこさん、コメントありがとうございます。
    ランは色々な種類がありますが、パフィオペディルムは唇弁が袋状になっているので、覚えやすいですね。交配種も多彩になってきたので、今、人気らしいです。
    2022年02月20日 21:10
  • 長さん

    イッシーさん、コメントありがとうございます。
    1枚目は唇弁の付け値がちょっと変わった形なので、確かに眼鏡をかけているようにも見えますね。
    上段はバックが濃い紫色のシートは貼られていたので、バックがうるさくなくて良かったです。下段はバックに名札や鉢が入ってしまいます。
    2022年02月20日 21:14
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    最近、パフィオペディルムの交配種が色々売られていて、人気が出ているようです。ここに展示されていたのはカナリ古い交配種ですが、既に多彩になっていたことが分ります。
    2022年02月20日 21:18
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    近年、パフィオペディルムの交配種がたくさん出回るようになってきたのは人気が出てきたからでしょう。私も1度手を出したことがありますが、2年目は咲かせることが出来ませんでした。
    2022年02月20日 21:20
  • 長さん

    riverさん、コメントありがとうございます。
    最近、パフィオペディルム交配種に人気が出てきたようで、品種も増えてきました。17日に行ったらん展でも沢山の品種が審査対象になっていました。でも、経験が無いと、パフィオペディルムの栽培は簡単ではありません。
    2022年02月20日 21:24
  • 長さん

    無門さん、コメントありがとうございます。
    パフィオペディルム、長い間咲いていますね。我が家では、やはり花保ちが良いミディ胡蝶蘭が元気で、つぼみが出来て沁ました。
    2022年02月20日 21:26
  • 長さん

    はるるさん、コメントありがとうございます。
    今回のらん展が終わると、再整備のため、当分ランが展示できないので、選りすぐりのパフィオペディルムを出展したのではないかと思っています。
    昭和記念公園のらん展は来月の11日からですね。行くつもりですが、今年は開催されるように期待しています。
    2022年02月20日 21:30
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    ご存じのように、パフィオペディルムの唇弁はスリッパ状ですね。しかし、色や形は一様ではなく、色々なものが楽しめます。
    デンドロビウム・リンギフォルメ ‘ダズン’は、デンドロビウムらしくない可愛い形ですね。1茎に12個以上の花が付くので個体名を‘ダズン’と付けたのかも知れません。
    2022年02月20日 21:36
  • 長さん

    月奏曲さん、コメントありがとうございます。
    パフィオペディルムは茶か黄色が多い中で、パフィオペディルム・シャーメイン葉ピンクに見える、変わった品種です。可愛い感じですよね。
    食あたりでしたか、コロナじゃなくて良かったですね。
    2022年02月20日 21:39
  • うふふ

    パフィオペディルムも本当にいろいろあるものですね。
    ずいぶん古いものも展示されているのが興味深いです。
    通称「貴婦人のスリッパ」と呼ぶそうですが、まさにスリッパの形で面白いです。
    今回はデンドロビウム・リンギフォルメ ‘ダズン’が気に入りました。
    2022年02月20日 22:43
  • すーちん

    おはようございます
    原種同士の交配も
    素朴さが残っていて良いですね
    2022年02月21日 08:52
  • 長さん

    うふふさん、コメントありがとうございます。
    古い年代のパフィオ交配種でもこんなにバラエティがあるのです。スリッパの形も少しずつ違いますね。近年は交配が盛んですから、かなりの品種が作り出されているでしょう。
    デンドロビウム・リンギフォルメは花が小さい方で、可愛いです。
    2022年02月21日 09:37
  • 長さん

    すーちんさん、コメントありがとうございます。
    原種同士の交配種は上原正吉氏が作り出したものではないかと思います。登録しなかったものが多数あると聞いていますから。
    2022年02月21日 09:40

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