早春の川口市立グリーンセンターにて（６） 2022洋蘭展（その５ テーマ展示となったランたち③）

　2月5日、埼玉県の川口市立グリーンセンターの鑑賞温室で開催された「2022洋蘭展～グリーンセンターと洋ラン」展（2/05～2/14）で見たランの色々を紹介しています。
　今回も、過去のラン展でテーマとなったランの展示からです。

展示風景


オンシジウム・オブリザタム
Onc. obryzatum　中南米に分布する原種



オンシジウム・トゥインクル ‘イエロー デイズ’
Onc. Twinkle 'Fragrance Fantasy'



オンシジウム・トゥインクル
‘フラグランス ファンタジー’
Onc. Twinkle 'Fragrance Fantasy'


オンシジウム・スイート シュガー
Onc. Sweet Sugar


デンドロビウム・マクロフィラム
Den. macrophyllum　東南アジアなどに分布する


デンドロビウム交配種（ジョンソニエ x コンボルタム）
Den. johnsoniae x convolutum


デンドロビウム交配種（ヒメジ x モニリフォルメ）
Den. himeji x moniliforme


デンドロビウム・アトロビオラセウム
Den. atroviolaceum　ニューギニア島に分布する原種
まだつぼみの状態


シンビジュウム・サラ ジェーン ‘ピーチ’
Cym. Sarah Jean 'Peach'


シンビジュウム・ショウガール ‘ハスキー ハニー’
Cym. Showgirl 'Husky Honey'


シンビジウム・アキバ
Cym. Akiba　1978年登録


シンビジュウム・スタンリー フォーレカー ‘アレアディア’
Cym. Stanley Fouraker 'Arcadia' 　1961年登録


ブラサボラ・ペリニー
B. perinii　中南米に分布するカトレア近縁種


ブラサボラ・ノドサ
B. nodosa　中南米に分布するカトレア近縁種

　2022年2月5日撮影。
　次回も、過去のラン展でテーマとなったランの展示から紹介します。
（つづく）

Comments

[信徳]

オンシジュームは７画像目の黄色い花しか知りません。
色々なものが有るのですね、ビックリです。
シンピジュームは背が高いものが一般的でしたが最近は
矮性のものが多く出ていますね。

[nobara]

オンシジウム､やっぱりイイですね～?
小ぶりな感じが堪りません。
デンドロビウム､想像した感じと違います。
これも色々、あるんですね。
ブラサボラ・ペリニー？？？
カトレアの近縁種なんですか？
カトレアとは、かなり様子が違うんですね。

[eko]

オンシジュームも様々ありますね。別名のムレスズメランの名前がこの花を見ると思いだします。小さな花が群れるように咲く様がそのままだといつも思います。黄色の花はお馴染みですが、オンシジウム・トゥインクル‘フラグランス ファンタジー’の花色は初めて見ました。
4種のデンドロビウムも珍しい花色ですね。
黄色のシンビジュウムもあまり見ませんね。
どの花も素敵です。

[river]

今日はシンビジュームが紹介されていますね。ところであまり知られていませんがわが街藤岡市はシンビジュームの生産地です。藤岡市洋蘭組合(9名)が15000坪の温室で年間約60万本(100品種)を生産して全国に出荷しています。藤岡で生まれたオリジナルのシンビジュームも10種類以上あります。

[なおさん]

テーマになるような基本の品種なら、いろいろ興味深く楽しいことでしょう。
　恩賜、審美、伝泥？？と、ランの世界も奥深く興味深いものですねえ。

[長さん]

信徳さん、コメントありがとうございます。
オンシジウムも多彩な品種がありますが、よく見かけるのは7枚目のような形の花ですね。
同様に、シンビジュウムも多彩な品種があります。草丈が高く、多花性の園芸種は群馬県で沢山作られています。

[長さん]

nobaraさん、コメントありがとうございます。
オンシジウムは7枚目のような品種がよく見かけるものですが、2～6枚目のような小さな花も可愛いですね。
デンドロビウムを4シュル紹介しましたが、1，2，4はちょっと変わっていますね。
ブラサボラはカトレア近縁ですが、唇弁以外が細いので、花は似ているとは言えませんね。

[長さん]

ekoさん、コメントありがとうございます。
オンシジウム、デンドロビウム、シンビジュウムとお馴染みの属名のランが並びましたが、らん展のテーマになるだけあって、ちょっと変わった花が展示されていました。
オンシジウム・トウィンクルは黄色が多いですが、白・黄の他に赤もあります。

[長さん]

riverさん、コメントありがとうございます。
群馬県でシンビジュウム作りが盛んなことは、2018年の「関東東海花の展覧会」（毎年2月に池袋サンシャインで開催。昨年と今年は中止）で知りました。群馬県内では藤岡市が中心でしたか。それは知りませんでした。

[長さん]

なおさん、コメントありがとうございます。
今回は、割とポピュラーなオンシジウム、デンドロビウム、シンビジュウムなどを取り上げましたが、こんな品種もあるんだよと言うような品種が展示されていました。

[すーちん]

おはようございます
ブラサボラですか
カトレアの近縁ですか
面白い形ですね

[長さん]

すーちんさん、コメントありがとうございます。
ブラサボラ属はカトレアの近縁種ですが、らん展以外では見かけないです。

[秋月夕香]

おはようございます。今回は珍しく黄色系の蘭が沢山ありますね。オンシジウム・スイート シュガー～これは一般的ですよね。

シンビジュウム・スタンリー フォーレカー ‘アレアディア’はいいですね。ブラサボラ・ノドサ～すごいお花の形ですね。驚きです。

[長さん]

秋月夕香さん、コメントありがとうございます。
シンビジュウムは黄色い花が多い品種ですが、シンビジュウムの黄色は珍しいかも。
ブラサボラ属はらん展以外では見かけないので、珍しいかも知れません。

[ロシアンブルー]

人型の様な可愛い花のオンシジュウムもいろんな種類が
あるのですね。
シンピジュウム・アキバの色も珍しいです。
最後のランもスッキリした白い花形も素敵ですね。

[長さん]

ロシアンブルーさん、コメントありがとうございます。
オンシジウムやシンビジュウムは比較的ポピュラーな属ですが、色々な種類があり、花の色や形も様々です。一方、ブラサボラ属はあまり知られていないようです。