今回もラン愛好団体の出展のうち、つくば洋蘭会の皆さんの作品からで、カトレア属及びその近縁の原種を取り上げました。
展示風景

カトレア・ラビアタ
C. labiata
ブラジル北西部・アマゾン川河口の南側に分布する着生種
小林貴代さん

倉持見永子さん

カトレア・ラビアタ・セルレア
C. labiata fma, coeluea
稲葉茂子さん

カトレア・ラビアタ・セミアルバ
C. labiata fma. semi-alba 'Murumbi'
松野祐香さん

冨田研二さん

カトレア・セルヌア・オーレア
C. cernua fma. aurea
セルヌアはブラジルを中心に、アルゼンチンやパラグワイにも自生する
伊藤忠夫さん

カトレア・トリアネ
C. trianae トリアネは中南米に広く自生する着生種
広澤良子さん

カトレア・トリアネ・ルブラ ‘カナイマズ・ベルベット’
C. trianae fma. rubla 'Canaima's Velvet'
島田文江さん

カトレア・マキシマ・セルレア ‘ヘクター’
C. maxima fma. coerulea 'Hector'
マキシマは南米大陸太平洋側に分布する
大塚初枝さん

染谷隆一さん
ラン展に合せて開花してくれたそうです

カトレア・マキシマ
C. maxima x sib (兄弟同士の交配種)
倉持見永子さん

カトレア・ワリシー ‘ミト’
C. wallisii 'Mito'
ブラジルの熱帯林やアマゾン盆地に自生する着生種
木村 等さん

カトレア・インターメディア・アルバ
C. internedia fma. alba
インターメディアはブラジル南西部に自生する着生種
荒木悦子さん

カトレア・ビオラセア
C. violacea ベネズエラからブラチルの中部にかけて分布する
伊藤忠夫さん

カトレア・ボーリンギアナ・セルレア
C. boulingiana coerulea
ボーリンギアナは、中米ベリーズ・グアテマラに自生する
鈴木敏克さん

グアリアンセ・デッケリ・ブレヒト
Guarianthe deckeri 'Brecht'
中米に分布する着生種で、カトレア属から分離された
伊藤忠夫さん

レリア・ルベッセンス
L. rubescens
メキシコに自生するカトレア近縁種。花茎が長い
荒木悦子さん

次回もつくば洋蘭会の出展作品から紹介します。
(つづく)
この記事へのコメント
秋月夕香
カトレア・セルヌア・オーレア
グアリアンセ・デッケリ・ブレヒト
レリア・ルベッセンス
などがとてもいいですね。黄色もいいけれど、紫もステキです。
カトレア・ワリシー ‘ミト’~アマゾンにこんなに綺麗なお花が咲いていたらいいですね~♫
river
ラビアータ、ダウイアーナ、インテルメディア、トリアネイなどは思い当たるのですが他の種類は思い出せません。最近花の名前も怪しくなってきました。
なおさん
はるる
展示風景も目をひきます。
こうして並んでいるのですね。
信徳
これを改良するのですから益々豪華なランが生まれます。
ランの女王と言われる所以ですね。
eko
ピンク系はもちろん綺麗ですが、白いカトレア・マキシマ・セルレア ‘ヘクター’が特に美しいと思います。
nobara
カトレア・セルヌア・オーレアの花の基部に
小坊主さんがいますね(^o^)丿
ラン展に合わせて咲かせる芸当はなかなかできませんね。
カトレア・ボーリンギアナ・セルレア
かなり珍しい色合いじゃ?ないんですか?
長さん
カトレア類は原種でも充分美しいですね。
カトレア・セルヌアの基本種は朱赤色の花ですが、黄色やオレンジも出現するそうです。
長さん
カトレアの原種は、最近では80種に上るという説があります。カトレアの名前は品種が多すぎて、覚えるそばから忘れてしまいます。もう歳ですから、覚えるのはあきらめました。
長さん
カトレアは原種だけでもこれだけ美しいものが目白押しなのですから、凄いですよね。これを更に美しいものにしようと、様々な交配が行われていますが、人間の欲は果てしないですね。
長さん
カトレア属に限ってはどんな個体も美しいので、「ランの女王」という名に恥じないですよね。
長さん
原種でこれだけ美しいのですから、交配で更に色々作り出す必要はないと思いますが、交配で更に美しいものを追求する人間の欲は果てしないです。
長さん
カトレアの原種で、これはちょっと、と言うような花に出会ったことがありませんから、やはりランの女王なのでしょうね。
カトレア・マキシマ・セルレアはリップの奥に黄色い網目が入るだけですから、ほぼ純白のカトレアと言っても良さそうです。
長さん
カトレアは原種だけでも50~80種くらいあると言われています。更に、花色が異なる変種なども多数ありますから、ランの女王に恥じない品揃えですね。
カトレア・セルヌア・オーレアはカトレアの中ではちょっと異色の顔立ちですね。リップの中央に花ならぬ鼻があるようにも見えます(笑)。
展示会の期日が決まると、それに合せる余蘊次回化させるため、数ヶ月前から室温や日照時間を調整するそうですよ。
カトレアの中で紫系は少ないと思いますが、ボウリンギアナという品種などは有名です。
イッシー
背景がより自然な感じになっていいですね。
来年は是非行きたいですが紅葉の時期ともかぶっちゃうんだな~。
月奏曲
うふふ
豪華なもの、上品なもの、可憐なものと枚挙がありません。
育てる楽しみも、どんなにかたくさんあるのでしょう。
でも、私は見るだけです~♪
長さん
つくば植物園のラン展は、多目的温室が植物苑の保有している原種ラン、その隣の熱帯資源植物温室がラン愛好団体の出展作品です。昨年は11月下旬でしたが、今年は10/31からですから、例年より早かったです。
長さん
ミトは水戸市のことなのか、あるいは水戸さんのことなのか?括弧でくくった場合、その個体名ですから、恐らく人名でしょう。
長さん
私もカトレアの交配種に挑戦したことがありますが、上手く咲かせることは出来ませんでした。やはり見るだけにしておきます。
ろこ
カトレアの展示会は見たことがなくて・・・・・
カトレアランの原種はおもいのほかでした。
豪華なんですね。
この原種を改良したら豪華なランになりますね。
納得です。
ランの女王と言われて当然ですよね。
すーちん
原種といっても
ランの女王というべきカトレア
華やかさ、品格ありますねー
ロシアンブルー
素晴らしいですね。
カトレア類んも華々しさ見事ですね。
海外のカトレアの豪華さ、日本のランには見られません
ね。
長さん
普通のラン展はイベント用の貸しホールなどで開催されますが、ここは温室の通路に沿って長テーブルが並べられるという、特殊な展示スタイルです。
カトレア類は原種でも美しいのがランの女王と呼ばれるゆえんです。
長さん
カトレアの原種はどれをとっても「いわゆる外れ」という品種がなく、どれも美しいですね。
長さん
原種でもこんなに美しいものばかりというのがカトレアの特徴ですから、「ランの女王」と言われるのは当然のことですね。対して、和蘭は地味なものが多いです。