晩秋の箱根湿性花園にて(8)「秋の山野草と木の実・草の実展」(その4) ホトトギスの園芸種など

 11月10日に訪れた箱根湿性花園で見た花や紅葉を投稿しています。
 今回も企画展示の「秋の山野草と木の実・草の実展」で見た植物を紹介ですが、ダイモンジソウの園芸種の左手に、ホトトギスの園芸種も展示されていました。

展示の様子と説明文です
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‘新高’
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‘紅富士’
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‘青峰’
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‘蒼龍’
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‘松風’
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‘藤娘’
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‘黄金月’
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‘白露’
残念ながら、後ピン
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‘狭霧’
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以下は、菊の展示からです

ハナイソギク(花磯菊) 咲き始め
キク科キク属の多年草。キク(イエギク)とイソギクの雑種種
イソギクに似るが、小さな白い(または黄色い)舌状花がある
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嵯峨菊(園芸種)
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ノコンギク(野紺菊)
キク科シオン属の多年草。本州〜九州の山野に普通に見られる
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ノコンギクの園芸品種 ‘桃仙’
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オビトケコンギク(帯解紺菊)
ノコンギクの栽培品種と言われる。舌状花が筒状になっている
別名:チョクザキヨメナ(猪口咲き嫁菜)
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小菊
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小菊 ‘ももえ’
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 11月10日撮影。
 
(箱根湿性花園シリーズ終了)
 お付き合いいただき、ありがとうございました。

この記事へのコメント

  • イッシー

    紅富士の色が可愛いですね~。松風と藤娘が同じ写真になっちゃってますよ~。イノシシの口で、チョクなんですね。
    襲われたら怖そうですが、花はかわいいですね。
    2021年11月28日 12:44
  • 寿々木

    ホトトグスの園芸品種が沢山あるんですね。筒状花弁の菊は珍しいですね。小菊が賑やかな時期になりました。当方庭でも植えた覚えは無いのに、赤、白、黄色などが咲き乱れて、白花がピンクを帯びだして、葉を揉んだら樟脳の匂い、リュウノウギクだと気がつきました。他の小菊より花サイズがチョッピリ小さいです。
    2021年11月28日 12:47
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    ホトトギスの園芸種も種類が多いです。
    筒状花の菊は、現在では珍しくはありません。前記事の菊花展で4枚目から9枚目、12枚目、13枚目が筒状の花です。
    植えた覚えがないのに菊が咲きましたか。その方が珍しいですよ。
    2021年11月28日 13:37
  • 長さん

    イッシーさん、コメントありがとうございます。
    紅富士はこの中では一番花弁が赤いですね。
    松風と藤娘、同じ写真がアップされていますね。藤娘を交換しておきました。
    お酒を飲むのは「ちょこ」ですが、猪口の読みは「ちょく」が正式で、ちょこは音が変化したものだそうですよ。
    2021年11月28日 13:44
  • なおさん

    タイワンホトトギス系の園芸品種ですかねえ。花色もさまざまで丈夫なものもあり、増えやすいものもあり、良いですね。日本のホトトギスも実生が容易で、12月にとり播きしておくと、翌年秋には咲くのも出るほどです。

      オビトケノコンギクは、以前奈良の知りあいの方に苗を頂いて育てたことがあります。管咲きで面白いですよねえ。ザンネンながら今はもうありません。
    2021年11月28日 14:01
  • 目黒のおじいちゃん

    長さん
    箱根湿性花園、
    知らない世界を一杯教えて頂きまして、有り難うございました。
    初冬の陽気になってきました。体調ご自愛ください。
    2021年11月28日 15:18
  • eko

    ホトトギスの園芸品種も様々ありますね。「紅富士」の花色が赤みを帯びて可愛いですね。
    キクも大きな花から小さな花まで、花びらの形も太い物から細い糸のような物までほんとうにたくさんありますね。
    舌状花が筒状になったオビトケコンギクに似た菊が毎年咲いています。菊展に出す花の苗を何十年も前に分けてもらって、仕立てることなど出来ないので地植えにして、花径4~5㎝ですが咲いています。
    2021年11月28日 16:02
  • 信徳

    ホトトギス色々ありますね。
    ホトトギスは白、黄色、ムラサキの三種を一鉢に植え
    その他にタイワンホトトギス、キイジョウロホトトギスの
    5種類を咲かせました。
    来年また咲くように早々と植え替えて有ります。
    2021年11月28日 16:24
  • river

    私の知識ではホトトギスは東アジアに19種分布します。そのうち日本には13種存在します。うち10種は日本の固有種です。
    群馬の山ではホトトギス、ヤマジノホトトギスとタマガワホトトギスをよく見ます。
    日本に自生するホトトギス類は次の通りです。
    直立型 ホトトギス、キハナノホトトギス、ヤマホトトギス、ヤマジノホトトギス、シロハナホトトギス、タマガワホトトギス、チャボホトトギス、タカクマホトトギス
    下垂型 キバナノツキヌキホトトギス、ジョウロウホトトギス(トサ)、キイジョウロウホトトギス、スルガジョウロウホトトギス、サガミジョウロウホトトギス
    台湾系原種 松風、東雲、ニイタカ など
    台湾系交配種 桃山、桃源、明星、紫光、紫錦、江戸の花、大納言、葵、暁、紺竜丸、新秋空、織姫、静、静御前、大虹、虹、白秋、彦星、黒染、満点の星、面影、恋紫、紅富士 など
    2021年11月28日 17:02
  • nobara

    ホトトギス、台湾系なのですね。
    蒼龍みたいなのを育てた事があります。
    ノコンギクの一枚目?そうなのですか?
    オビトケコンギク、粋な名前ですね~
    ノコンギクの栽培種で面白いですね。
    信州に行った時、どっかの河原で
    筒状花のノギクを見た事ありました。
    この頃スプーンザキの菊の花も見ますよね。
    たっぷりと箱根湿性花園、楽しまれましたね(^o^)丿
    2021年11月28日 17:03
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    花の付き方や色からするとタイワンホトトギス系でしょうね。最近、在来種を育てているお宅に出会いません。どちらかというと、人気が無いのですかね。
    オビトケコンギク、初めて見ました。
    2021年11月28日 18:48
  • 長さん

    目黒のおじいちゃん、コメントありがとうございます。
    箱根湿性花園は花が少ない時期でしたが、山野草展で多くの花を見てきました。
    昨日から急に冷え込んできましたね。おじいちゃんこそご自愛下さい。
    2021年11月28日 18:50
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    タイワンホトトギス系の園芸種でしょうね。時期が遅かったからか、昨年より展示品種が少なかったです。
    舌状花が管状になった菊を育てていらっしゃいますか。菊花展に出すものなら、きっと銘があるものなのでしょうね。
    2021年11月28日 18:55
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    信徳さんはホトトギスを育てるベテランでしたね。もう植え替えをなさいましたか。
    キイジョウロホトトギスは今年も見る事が出来ませんでした。
    2021年11月28日 19:03
  • 長さん

    riverさん、コメントありがとうございます。
    ホトトギスの情報を色々教えていただき、ありがとうございました。
    今年は見に行く時期が遅かったので、昨年より少ない品種しか見られませんでした。
    2021年11月28日 19:05
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    花の付き方や色合いから、全てタイワンホトトギス系の園芸種のようです。
    ノコンギクの1枚目、名札に従いました。花色は兎も角、花弁が乱れていますね。
    オビトケコンギクは、ネット情報によると「花びらが名古屋帯を解いたように、スプーンに似た形をしているてことに由来する」ということだそうです。
    先日の菊花展で見た細い花弁は全て舌状花が筒状でした。
    2021年11月28日 19:13
  • 月奏曲

    ホトトギスにも園芸種あるんだ?
    やっぱり菊とか薔薇とかと違って微妙に地味ですねぇ

    菊はやっぱりいろいろあって派手ですねぇ
    嵯峨菊かわいいw
    2021年11月28日 21:00
  • はるる

    ホトトギス、こんなに種類があるんですか。すごいですね。
    菊もいろいろあって、楽しめます。
    珍しい菊もきれいです。
    2021年11月28日 21:12
  • 長さん

    月奏曲さん、コメントありがとうございます。
    これらはタイワンホトトギス系の園芸種です。日本の原種が一緒に展示してあったら良かったのですが・・・。
    嵯峨菊、気に入りましたか。後日、投稿しますが。古典菊の一種です。
    2021年11月28日 21:22
  • 長さん

    はるるさん、コメントありがとうございます。
    タイワンホトトギス系の園芸種ですが、昨年見に行ったときにはもっと種類が多かったです。花が散ってしまったものもあったのでしょう。
    菊も品種が多いですし、更に園芸種がありますからね。
    2021年11月28日 21:24
  • うふふ

    日本で作られた園芸種のホトトギスが、こんなにたくさんあるのに驚きました。
    それぞれに名前もついているのですね。
    少しずつ違いがあって興味深いです。
    公園でよく見かけるホトトギスも、園芸種のタイワンホトトギスなのでしょうね。
    「黄金月」が一番似ているように見えます。
    2021年11月28日 22:19
  • 長さん

    うふふさん、コメントありがとうございます。
    実はもっとあるはずなのですが、会期終了間際なので、花が枯れてしまったものがあったようです。
    公園などに植えられているタイワンホトトギスは原種と見て良いと思います。かなり丈夫ですから。
    2021年11月28日 22:46
  • すーちん

    おはようございます
    ホトトギス、形といい
    色の付き具合といい不思議な花
    ですねー
    ノコンギク昨日植え替えしましたー
    2021年11月29日 08:55
  • 長さん

    すーちんさん、コメントありがとうございます。
    ホトトギスは、花の模様が鳥のホトトギスの腹の模様に似ているのが名の由来ですが、しべの形が独特ですね。
    ノコンギク、植え替えで肥料をもらったのですね。
    2021年11月29日 09:23
  • ロシアンブルー

    ホトトギスの園芸種もあるのですね。
    よく見ると確かに違いが判りますが、ボツボツ柄だけは
    夫々違いがありますね。
    「藤娘」「狭霧」が優しい色でよいです。
    ノコンギク・小菊が見慣れていて分かりやすいですね。
    猪口咲きヨメナが面白いですね。
    2021年11月29日 10:54
  • 長さん

    ロシアンブルーさん、コメントありがとうございます。
    タイワンホトトギス系の園芸種ですから、原種にある模様や色が少しずつ変化したものですね。藤娘や狭霧がお好みですか。
    舌状花が筒状になった菊は、菊花展では「管物」と呼ばれ、沢山出展されていました。
    2021年11月29日 15:20

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