2021年秋つくば蘭展にて(11) ラン愛好団体の出典作品(6) らん友会龍ケ崎の作品から②

 11月6日に見に行った「つくば蘭展」(会期は10/31~11/7)で見たランです。
 今回もラン愛好団体の出展のうち、らん友会龍ケ崎の皆さんの作品からの紹介です。

エピデンドラム・ディフォルメ
Epidendrum difforme
熱帯アメリカの標高3000mまでの地域に分布する着生種
緑色の花で、房咲きは珍しいそうだ
住江絆さん
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ブラッシア・カウダタ
Brassia caudata 中南米に広く分布する着生種
オンシジウムに近縁で、花の形からスパイダーオーキッドと呼ばれる
笹川巧さん
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デンドロビウム・ファレノプシス・ハワイアン・ピンキー
Dendrobium phalaenopsis Hawaiian Pinki 原種か交配種か不明
開花に時間が掛かるが、既に2か月以上咲いているそうだ
笹川巧さん
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バンダ・ブルーボーイ
Vanda Blue Boy
今年2回目の開花だそうです(1回目は2月)
太田日出廣さん
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バンダ・SW ’ニューイヤーレッド’
Vand (旧 Ascocenda) SW 'New Year Red'
8月に咲いた後、珍しくも、10月にまた開花したそうだ
太田日出廣さん
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リンコボラ・デビッド・サンダー
Rhynchovola David Sander 
リンコボラ属は、ブラサボラ属とリンコレリア属を交配した人工属
藤田道子さん
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バルボフィラム・ルイスサンダー交配種
Bulb. Louis Sander x ??
小泉邦夫さん
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ロドリゲシア・デコラ
Rodriguezia decora
エクアドル、コロンビアなどの雨の多い地域に分布する着生種
オンシジウムの近縁種だが、花は似ていない
小野寺勇さん
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カトレア・ジェンマニー ‘リバーサイド’
Cattleya jenmanii 'Rever Side' 原産はガイアナ、ベネズエラ
標高300~600mの森林に着生する。花期は10~11月。花径12cm
笹川巧さん
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カトレア・ジェンマニー
住江絆さん
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最期は、カトレアの中でも超有名品種です

カトレア・ラビアタ・セミアルバ ‘モルムビ’
Cattlleya labiata fma. semi-alba 'Morumbi'
ラビアタは、ベネズエラとブラジルで発見され、イギリスのウイリアム・
カトレイが栽培・開花させたことから、カトレアという属名が誕生した
藤田道子さん
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 研修展示館の1階ではラン生産業者(椎名洋ラン園と望月蘭園)による鉢植えが販売されており、入口には綺麗なランがディスプレイされていました。

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リンコレリオカトアア・ハワイアン・カリスマ ‘ハワイ’
Rlc. Hawaiian Charisma 'Hawaii' HCC/AOS
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リンコレリオカトレア・ヴィレッジ・チーフ・ヘッドエイク
‘ゴールデン・ベイビー’

Rlc. Chief Headache 'Golden Baby' 花径は16~17cmの大輪種
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オンシデサ・ジウバオゴールド ‘タイナン’
Oncsa. Jiuhbao Gold 'Taunan' AM/AOS, SM/JOGA
オンシデサは、オンシジュームとゴメサとの交配で出来た人工の属
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胡蝶蘭(品種名不明)
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 11月9日撮影。

 次回はつくば洋蘭会の出展作品から紹介します。
(つづく)

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