今回のラン愛好団体の出展のうち、水戸市植物公園蘭科協会の皆さんの作品の続きです。
カトレア・ポーシア 'カニザロ'
Cattleya Porcia `Cannizaro'
福田正通さん
ブラソカタンセ・ミカワ・ブーケ
Bct. Mikawa Bouquet (Brassanthe Maikai x Cattleya Mini Purple)
鬼澤一夫さん
カトレア・デッケリー ‘ライトピンク’
Cattleya deckeri 'Light Ping'
パナマやトリニダードトバコの海抜900mまでに生育する秋咲き種
稲見昭夫さん
カトレア・マキシマ交配種
C.maxima f.coerulea × C.maxia var. semi-alba ‘La Pedrena’
根本昇平さん
アングレカム・ディスティカム
Angraecum distichum
アングレカムはアフリカに自生するランですが、
こんなに小さな花が咲く品種は初めてです。流通の少ない希少品種
出品者名未記入
ブラソレリオカトレア・メモリア・アンナ・バルモレス
‘コンベックス’
Blc.Memoria Anna Balmores ‘Convex’
花10cmほどの大型交配種
小岩井雅子さん
カトレア・シージー・ロブリング ‘ブルーインディゴ’
C. C.G.Roebling 'Blue Indigo'
ブルー系大輪花の人気種
丹下術代さん
ブラソカトレア・テンノウザン
Bc.Tennouza
大輪系の交配種で、パステルピンクの銘花です
丹下術代さん
オンシジウム・ロンギペス
Onc.longipes
ブラジルに自生する小型着生ラン。花径は3cm
丹下術代さん
リンコレリオカトレア・メモリアル ゴールド
`オータム イエロー’
Rlc. Memorial Gold ‘Autumn Yellow’ ミディカトレアです
丹下術代さん
デンドロビウム・オーバーザレインボー ’レイジョウ’
Den. Over the Rainbow 'Reijo'
通年咲き(不定期咲き)で花保ちが良い
丹下術代さん
Cattleya Porcia `Cannizaro'
福田正通さん
ブラソカタンセ・ミカワ・ブーケ
Bct. Mikawa Bouquet (Brassanthe Maikai x Cattleya Mini Purple)
鬼澤一夫さん
カトレア・デッケリー ‘ライトピンク’
Cattleya deckeri 'Light Ping'
パナマやトリニダードトバコの海抜900mまでに生育する秋咲き種
稲見昭夫さん
カトレア・マキシマ交配種
C.maxima f.coerulea × C.maxia var. semi-alba ‘La Pedrena’
根本昇平さん
アングレカム・ディスティカム
Angraecum distichum
アングレカムはアフリカに自生するランですが、
こんなに小さな花が咲く品種は初めてです。流通の少ない希少品種
出品者名未記入
ブラソレリオカトレア・メモリア・アンナ・バルモレス
‘コンベックス’
Blc.Memoria Anna Balmores ‘Convex’
花10cmほどの大型交配種
小岩井雅子さん
カトレア・シージー・ロブリング ‘ブルーインディゴ’
C. C.G.Roebling 'Blue Indigo'
ブルー系大輪花の人気種
丹下術代さん
ブラソカトレア・テンノウザン
Bc.Tennouza
大輪系の交配種で、パステルピンクの銘花です
丹下術代さん
オンシジウム・ロンギペス
Onc.longipes
ブラジルに自生する小型着生ラン。花径は3cm
丹下術代さん
リンコレリオカトレア・メモリアル ゴールド
`オータム イエロー’
Rlc. Memorial Gold ‘Autumn Yellow’ ミディカトレアです
丹下術代さん
デンドロビウム・オーバーザレインボー ’レイジョウ’
Den. Over the Rainbow 'Reijo'
通年咲き(不定期咲き)で花保ちが良い
丹下術代さん
水戸市植物公園蘭科協会の皆さんの作品紹介は以上です。
11月9日撮影。
次回は、らん友会龍ケ崎からの出展作品を紹介します。
(つづく)
~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~
前記事で、水戸市植物公園蘭科協会の初代会長が、水戸徳川家の14代当主圀斉(くになり)氏(明治45年~昭和61年)であったことを紹介しました。
徳川圀斉氏はパフィオペディルムの育種家として知られていました。氏は、限りなく白い花を理想としていたので、残された花は白い花が中心です。
2018年に水戸市植物公園で、氏が残したパフィオペディルムを見る機会があったので、以下、何種類か紹介しておきます。
マユミ
Paph. Mayumi(Denehurst x F.C.Puddle)
1968年登録。「マユミ」という名前は阿武隈山系から続く常陸五山の
一つ「真弓山」が由来と思われる。咲き進むと全体的に白くなる
マユミ ‘カンスイ’
マユミの兄弟。個体名を阿武隈山系の真弓山で採れる、白い石で
有名な寒水石に由来して、‘カンスイ’ と名づけたと思われる。
スワン・ゴールド
Paph. Swan Gold (F.C.Puddle x Sweet Hermony)
1974年に英国王立園芸協会に登録申請したが、タッチの差で英国の
ラトクリフ氏に先に登録された。圀斉氏は「Kohraku」と命名していた
ギンレイ
Paph. Ginrei (Chardimoore x Maymi)
生前に交配・育成されたが、品種未登録のまま他界された。
1991年に向ヶ丘遊園で英国王立園芸協会に新品種として登録を行った
この記事へのコメント
なおさん
パフィオも形が面白いですよね。いろいろ名前の由来も知るとより楽しめますね。
昨日の月食ご覧になりましたか。こちらでは薄ぼんやり雲がかったりして、「月はくまなきをのみ見るものかは」という感じでした。
目黒のおじいちゃん
いつもランの素晴らしい世界をみせて頂いております。
”ほぼ皆既月食”は前回は生まれる前だったようです。
6時56分の月食、綺麗に撮れましたね。
私も見頃の時間は薄雲が掛かって、撮れませんでした。
nobara
かなり小さなお花のようですね。
オンシジウム・ロンギペス
これは好きな部類のランです。
徳川圀斉氏の残されたパフィオペディルム
どれもこれも素晴らしいです。
私も夕方6時過ぎの同じ月食みましたが
ぼんやりガスがかかっていました。
2階のベランダから(洗濯物干し場)眺めていました。
私のカメさんでは月は無理なので目に焼き付けました。
夫が丁度帰ってくる頃で声がけしてくれました。
『見てますよ~』と叫びましたぁ~
信徳
まさにランの女王ですね。
部分月食が良く撮れました、こちらは6時半ごろからズット雲が掛かり写真撮れませんでした。
river
徳川圀斉氏が限りなく白のパフィオペディルムにこだわり続けたのは知っていますがなかなか実物を見る機会がありませんでした。紹介いただき感謝です。ありがとうございました。
eko
白いパフィオペディルム、素敵ですね。
昨夜の部分月食、こちらではよく見えました。ほとんど地球の影に入った時の暗いオレンジ色が幻想的でした。
イッシー
光もいい感じで花にあたってます。
徳川圀斉さんのお花もさすがに高貴な感じですね。
月食ですか面白く捉えてますね。私は撮ろうという気もなかったです。
はるる
小さい花もあるんですか。
白い花もいいものですね。
月食、きれいに撮られました。
長さん
水戸市植物公園蘭科協会の皆さんの作品はカトレアの仲間が多かったです。
徳川圀斉氏のパフィオペディルム育種は、お殿様のお遊びではなく、本格的なものだそうです。
長さん
箱根湿性花園と交互投稿ですが、もうランは飽きられてしまったのではないかと不安です。
部分皆既月食は86年ぶりだそうですね。雲がかかり、残念でしたね。
長さん
アングレカム・ディスティカムの花径は7mmですから小さいですね。
オンシジウムは七茎が長いものが多いですが、このロンギペスははの間から咲くくらい短いです。
徳川圀斉氏のパフィオペディルムは趣味の世界以上の作品ですね。
部分皆既月食、18時過ぎのものがご覧になれましたか。
長さん
やはりカトレアは大輪のものが見栄えがしますね。
18時5分頃が一番月が隠れ、影の部分が赤っぽくなるそうですが、残念ながら薄曇りでした。写真は勿論トリミングです。
秋月夕香
昨日のお月様~私も用事が忙しくて長さんと同じくらいにしかみられませんでした、が上の方がほんのり赤くみえました。
月奏曲
真弓は山の名前だったのかw
月蝕は仕事してて気がついたら終わってましたwww
長さん
カトレアの仲間は品種が多いし、多くの交配種が作られていますね。
水戸市植物公園で見た徳川圀斉氏のパフィオペディルムを再掲しましたが、この時はそれを知らずに温室の花を撮りに行ったのです。調べて見たら、毎年のように、1月に水戸徳川家の蘭展が開催されているようです。
長さん
流行りラン展のメインはカトレア類になりますね。
オレンジ色のカトレアは、カトレア類の中では少ないですが、ある程度流通しています。どちらかというと、花が小さいものです。
ブラソレリオカトレアは唇弁の赤が目立ちますね。
部分皆既月食、オレンジ色が綺麗に見えましたか。それは良かった。
長さん
このグループの展示は南からの光が柔らかく当るところで、場所が良かったのです。
徳川圀斉氏のパフィオペディルム交配はプロ級のレベルです。
今回の部分皆既月食は、一番欠けたときに月全体が暗いオレンジに見えるのですが、それは撮れませんでした。
長さん
カトレアは大きな花が多いですが、その他の品種の中にはルーペで見ないと花の形が分らないなんていうものもありますよ。
今回の天体ショーは最大にかけたときなのですが、それは天候に関係で撮れなかったのが残念です。
長さん
ランの交配は既に100年以上の歴史があります。
気に入っていただけたカトレア・ポーシア 'カニザロ'は1927年に作出されたもので、銘花です。
部分皆既月食、オレンジ色が見えたとは良かったですね。
長さん
リンコレリオカトレア・メモリアル ゴールド`オータム イエロー’はミディカトレアの部類ですが、少数派の黄色で、整った花形が良いです。
部分皆既月食、仕事中だったのですね。それは残念。
すーちん
白のカトレア見るの初めて
だと思います
高貴ですねー
曇っていて
綺麗に見えませんでしたー
長さん
初めてご覧になったのは、白のカトレアじゃなく、白のパフィオペディルムのことでしょうか。この色を出すのに、かなり苦労があったのでしょうね。
部分月食、曇りでしたか。それは残念。
寿々木
月食が撮れましたか、良かったですね。
ロシアンブルー
優雅で華やかさを感じますね。
限りなく白いパフィオペディルム育種家徳川圀斉氏の追求
も素晴らしいですね。
皆既月食を私も見ましたが18時ころほぼ全体が赤黒く、
わずかな光を肉眼で見ることが出来ました。
長さん
ランに疎い人はパフィオペディルムの唇弁を見て食虫植物かと勘違いすることもあるようです。
月食が最大にかけたとき、月が暗いオレンジになるのですが、実はそれを撮りたかったんですよ。
長さん
カトレア類は原種でも美しいのに、交配でより美しい物が色々作り出されています。
徳川圀斉氏は、お殿様のお遊びではなく、本格的に育種に取組んでいたのですね。
全体が赤黒くなった月をご覧になれましたか。その瞬間を撮りたかったんですがねー。
うふふ
どれをとっても美しい~♪
おひとりで何点も出されていて驚きます。
こちらの「ほぼ皆既月食」は、欠け始めの頃には低い所で見えたのですが、どんどん曇って来て欠けている最中はほとんど見えませんでした。
美しい写真が撮れましたね。
お見事です。
長さん
カトレア類も大きな属ですから、色々が品種がありますね。愛好家の方はお一人で沢山の品種を育てている方が多いようですよ。
部分月食、やはり雲に邪魔されましたか。残念でした。