ひな壇の写真を再掲します。今回は最前列と、下から2段目の作品紹介です

ハベナリア・レグニエリ ‘イノセンス’
Habenaria Regnieri 'Innosence' 下から2段目中央
(Habenaria carnea × Habenaria rhodocheila)
肌色というか、変わった花色が特徴。白い襟の人形のようにも見える
つくば洋蘭会 斉藤正博さん


デンドロビウム・グリーンミスト
Dendrobium Green Mist 下から2段目、左
原種同士の交配種( Den. convolutum × Den. Johnsoniae )
花が長い期間咲く。同じバルブに数年花芽を付ける
らん友会龍ケ崎 林ふみこさん


セロジネ・スペシオサ
Coelogyne speciosa 下から2段目、右
マレーシア、インドネシア の高地に自生する着生種。花径8cm
らん友会龍ケ崎 住江絆さん


バルボフィラム交配種
Bulb. x Cirr. Erizabeth Ann(シルホペタラム・エリザベス・アン)
最下段、右端
らん友会龍ケ崎 小泉邦夫さん

レストレピア・サンギネア
Restrepia sanguinea 最下段、右から2番目
コロンビアの標高1000m~2500mに自生する着生ラン
側萼片の2枚が大きく発達し、合着して船形を形成している
つくば洋蘭会 斉藤正博さん

カトレア・スターピンク
Cattleya Star Pink 最下段、右から3番目
らん友会龍ケ崎 林ふみ子さん
ピンぼけなので、ネットで同種の画像を探しました(こちら)

ファレノプシス・アンボイネンシス
Phalaenopsis amboinensis 最下段、左から3番目
インドネシア・アンボイ島低地の樹幹に看生する胡蝶蘭の一種
つくば洋蘭会 南村昌義さん

カトレア・セルヌア
Cattleya cerunua 最下段、左から2番目
中南米の海岸岩場やマングローブ~内陸山地林に着生する
つくば洋蘭会 松本みき子さん

ブラソカトレア・カーニバルキッズ ’グリーン ジェム’
Brassocattleya Carnival Kids 'Green Gem' 最下段、左端
(B. nodosa×C. domaniana)
つくば洋蘭会 広澤良子さん

優秀作品の紹介は以上です。以下は、温室内の展示風景です

土曜日だったので、観覧者が多く、子供連れの家族も見られました

12時近くなって、やっと空いてきました

通路の奥に、優秀作品のひな壇が見えます

次回から、愛好団体別に出展作品を紹介します。
(つづく)
この記事へのコメント
なおさん
土曜日ですといろいろ見物客も多く、じっくり花の撮影をするのもタイヘンなことでしょう。でも、それだけ人気ということですね。
信徳
土曜日とあって人が列を作っていますね。人気ある植物園なんですね。
eko
何といってもハベナリア・レグニエリ ‘イノセンス’です。ランではめずらしい花色と白い襟のお人形さんのようで可愛らしいです。こんなにたくさんの花を咲かせるのは大変でしょうね。
デンドロビウム・グリーンミストの花色もユニークです。同じバブルに数年花をつけるのも良いですね。
バルボフィラム交配種やレストレピア・サンギネアの花姿も変わっていますね。
温室内にもたくさんのランが展示されて、賑わっていますね。
river
ハベナリア属(ミズトンボ属)は日本で見られる代表的なものはサギソウですね。まさに白い襟の人形のようです。
バルボフィラム属は多種多様でとらえどころのないランでラン専門店でもないと売られていないようです。
レストレピア属は花だけ見るとランとは思えないような変わった花形をしていますね。
長さん
流石、斉藤先生、ハベナリア・レグニエリ ‘イノセンス’を見事な大株に育てましたね。
今年はラン展が少なかったので、見に来られる方が多かったようです。過去にも土曜日に行ったことがありますが、それを上回る人数でした。
長さん
ハベナリア・レグニエリ ‘イノセンス’は唇弁の形が面白いですが、何といってもこの花色に特徴があります。シンビジュウムの唇弁にも切れ込みがありますが、ほんの少しですね。
普段のつくば植物園は駐車場が満車になることはほぼありません。ラン展の期間は来場者が多いですが、満車になったのは初めてです。
長さん
ハベナリア・レグニエリ ‘イノセンス’は変わった花ですが、これだけの大株に仕立てるのは大変だと思います。出展者の斉藤さんは世界ラン展日本大賞を4度も受賞された、アマチュアでは超ベテランです。
デンドロビウムの同じバルブに何年も花が咲く品種があるとは、初めて知りました。
これだけの作品数ですから、この温室ではちょっと狭いです。
イッシー
そうとしか見えなくなってきた。笑
7本指の手のひらみたいなのも好きです!
はるる
毎回変わった花を楽しませてもらっています。
混んでいたのですか。
見学者が多い、人気があるのですね。
美しいものはどなたにも伝わります。
長さん
日本自生のハベナリア属(ミズトンボ属)は10種程度あるようですが、いずれの唇弁も、このハベナリア・レグニエリ ‘イノセンス’には似ていません。サギソウもハベナリア属に含まれていましたが、最近はサギソウ属(Pecteilis)とされるようになったそうです。
バルボフィラム属はラン科の中でも品種が多く、多彩な花が咲きますが、観賞価値から言うと低くなるでしょうね。
レストレピア属は過去に3回くらい投稿したことがありますが、側萼片が合着し特徴です。特徴です。
長さん
肌色福を北城医襟の人形、上手い例えでしょう(笑)。
7本指の手の平?バルボフィラムの事ですね。このラン、香りが悪いのが玉にきず。
長さん
ランが好きな方、意外に多いです。それに、今年はコロナ禍でラン展が開かれなかったから、余計に多いような気がします。
うふふ
ハベナリア・レグニエリ ‘イノセンス’は確かに白い襟のお人形さんに見えます。
またまた斉藤正博さんの作なのですね。
本当に素晴らしいです。
月奏曲
不思議といえばファレノプシス・アンボイネンシスmなんかだまし絵みたいな感じで不思議w
今回なんか不思議な感じのが多いですねぇ
長さん
流石にひな壇に並ぶ優秀作品は見事ですね。中でも、ハベナリア・レグニエリ ‘イノセンス’は斉藤正博さんの力作ですね。
長さん
ドルイドは知りませんでしたが、ハベナリア・レグニエリ ‘イノセンス’は面白い花ですね。
ファレノプシス・アンボイネンシス、虎斑模様と言ったら良いのかも。
nobara
可愛いですね
これも斉藤正博さんの手になるのですね。
疎くても斉藤さんのお名前は存じ上げています。
お子さんも見学にいらしてたのですか@@
それはこの先、頼もしい事。
幼い時に見に行った菊人形展みたいな感覚なのかしら(^o^)丿
すーちん
肌色の花
珍しい蘭ですねー
見たこともない形の蘭
チョッと欄に見えないものも
長さん
ハベナリア・レグニエリ ‘イノセンス’,変わった色合いの花ですよね。斉藤正博さんは色々な種類のランをお持ちのようで、お医者さんだけに、それぞれにカルテを付けているそうです。
まだ小学生くらいの子供たちでしたが、情操教育には良いですね。
長さん
色々なランを見ていますが、肌色の花が咲く品種は極めて少ないです。ランは極めて変化に富む植物なので、もっと面白い物がたくさんあるのではないかと思います。
寿々木
ロシアンブルー
奥の深さを感じました。
ハバナリア・レグニエリ”イノセンス”の花色が肌色との
こと、何となくイメージしましたが珍し色ですね。
白の襟、人形の様ですね。
長さん
今年の沖縄国際洋蘭博覧会は来年の11月に延期になりました。来年はコロナの状況が改善すると思われるので、行って見たいと思っています。
沖縄海洋博公園は空港からバスの便もあるし、近くにホテルもあるので、大丈夫ではないでしょうか。
長さん
花が人の形に似ていたり、妖精のような形のランはいくつも見たことがありますが、ハバナリア・レグニエリ”イノセンス”の花色はランの中でも珍しいと思います。
秋月夕香
バルボフィラム交配種~かわっていますね。
長さん
優秀作品となると、どれも見事に咲かせているのが分かりますね。
バルボフィラム交配種は面白い花ですが、香りが悪いのがナンテンです。