2021年秋・京成バラ園にて(その8) 秋バラの色々(8)

 10月23日に訪れた京成バラ園のバラを紹介しています。
 今回も、アニバーサリーガーデン(鈴木省三メモリアルガーデン)で見たバラの色々です。


エディッターマクファーランド
HT、剣弁高芯咲き→剣弁盃状咲き、大輪、中香、1931年・仏・C. Mallerin
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プルミエパル
HT、半剣弁高芯咲き、大輪、1950年・仏・メイアン
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ラジオ
HT、丸弁咲き、大輪、中香、1937年・スペイン・P. Dot
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ハッピネス(ルージュメイアン)
HT、半剣弁高芯咲き、中大輪、微香、1937年・仏・メイアン
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ベッティ
HT、剣弁高芯咲き、大輪、1905年・英・Dickson
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オフェリア(オフィーリア)
HT、剣弁高芯咲き、中大輪、強香、1912年・英・W. Paul
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サニーサウス
HT、半八重平咲き、中輪、微香、1918年・オーストラリア・Clark
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マダム・シャルル・ソバージュ
HT、丸弁咲き、大輪、強香、1919年・仏・メイアン
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マダム・カロリン・テストゥ
HT、剣弁高芯咲き、大輪、中香、1890年・仏・Pernet-Ducher
初期のハイブリッドティーの名花
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ムーンスプライト
F、ロゼット咲き、中輪、強香、1956年・米・H.T.Swim
花色は、アプリコット〜黄色〜白へと変化する
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マーガレット・アン・バクスター
HT、丸弁抱え咲→ロゼット咲、大輪、中香、1927年・英・T.Smith & Sons
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クリスチャン・ディオール
HT、剣弁高芯咲き、大輪、微香、1958年・仏・メイアン
誰でも知っている、あのファッションデザイナーの名に因む
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コンフィダンス
HT、半剣弁高芯咲き、巨大輪、強香、1951年・仏・メイアン
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デンティ・ベス
HT、一重咲き、大輪、中香、1925年・英・Wm. E.B. Archer & Daughter
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プリンセス・マーガレット
HT、剣弁高芯咲き、大輪、微香、1968年・仏・Marie-Louise Meilland
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ウェンディ・カッソンズ
HT、強香、1963年・英・C.W.Gregory
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 10月23日撮影。
(つづく)

この記事へのコメント

  • イッシー

    バラというとイギリス辺りの品種が多いかと思たら、
    フランスも結構あるんですね~。最後の写真がいいですね~
    2021年11月02日 12:46
  • nobara

    アニバーサリーガーデン
    高芯咲きや丸弁咲きが多い中で
    サニーハウス、デンティ・ベスなどの平咲きっぽいのが
    新鮮に見えたりします。
    一重のバラも結構好きなものですから(^o^)丿
    2021年11月02日 15:11
  • eko

    今回も綺麗なバラが並びましたね。一番上のエディッターマクファーランドの咲き始めが良いですね。
    アプリコット色のムーンスプライトや一重咲きのバラデンティ・ベスも魅力ありますね。
    2021年11月02日 16:20
  • river

    今回も綺麗なバラが並びましたね。
    ムーンスプライトが良い感じです。このバラは強香で春も秋も花付きが良いです。枝変りに橙黄色の強いアプリコット・ムーンと言うのがありますね。
    デンティ・ベスは明日紹介の予定です。
    2021年11月02日 16:36
  • はるる

    バラも種類がたくさんありますね。
    でもどれも、いいところいっぱいあり、美しさを競っているみたいです。一重咲きはバラではないみたいです。
    2021年11月02日 18:18
  • なおさん

    薔薇の達人を記念した区画もあるのですねえ。愛好家にはタマラナイことでしょう。
     昔からの品種が元気に美しく咲いているさまは良いものですね。
    2021年11月02日 20:41
  • 長さん

    イッシーさん、コメントありがとうございます。
    イギリスもバラ作りが盛んですが、優秀な育種家を抱えたフランスやドイツの企業が作出するバラが多いようです。
    2021年11月02日 21:02
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    作出されたバラの中で、残念ながら、一重(花弁数が9枚まで)や平咲きは圧倒的に少ないですね。
    日本にはノイバラやハマナスという一重の原種があるのは誇らしいことです。
    2021年11月02日 21:09
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    エディッターマクファーランドに限らず、剣弁高芯咲きの咲き始めはこの様な形になるものが多いようですね。
    ムーンスプライトは色が変わっていく楽しみがありますね。
    2021年11月02日 21:12
  • 長さん

    riverさん、コメントありがとうございます。
    ムーンスプライトは初めて見ました。花色が変わっていくのも楽しそうですね。
    ムーンスプライトに枝変りがありますか。常用のネットのバラ図鑑には記載されていませんでしたが、交配親はSutter's Gold x Ondineとなっており、別の図鑑では、アプリコット・ムーンの交配親は
    sport of Moonspriteとなっていました。
    デンティ・ベスという一重のバラも魅力的ですね。
    2021年11月02日 21:22
  • 長さん

    はるるさん、コメントありがとうございます。
    バラの品種はたくさんありますね。ここは自社生産の品種と海外の有名品種で、京成バラ園芸以外の日本作出品種は揃えていないようですが、それはやむを得ないですよね。
    一重咲きのバラも色々ありますが、八重に比べると圧倒的に少ないです。
    2021年11月02日 21:29
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    ここは、昨年の秋に続いて2回目の訪問です。昨年も品種が多すぎて、途中で時間切れになりましたので、鈴木省三メモリアルガーデンがあるのは初めて知りました。昔の品種も綺麗なものが多いですね。
    2021年11月02日 21:32
  • 月奏曲

    マーガレット王女とか王室の方の名前はよくあるからわかるし
    dainty Beth?Bess?どっちだろ?なんにせよ「可憐なエリザベス」とか娘あたりに捧げた感じは理解できるんだけどクリスチャンディオールはちょっとビックリw
    2021年11月02日 21:36
  • うふふ

    オールドローズの魅力がたっぷりのお花が並びました。
    もったりと重そうに咲くかと思うと、デンティ・ベスのようにあっさりしたものもあるのですね。
    ラジオ?
    バラとは思えない名前ですが、時代を感じますね。
    2021年11月02日 22:09
  • 長さん

    月奏曲さん、コメントありがとうございます。
    デンティ・ベスの綴りはDainty Bessとなっています。エリザベスの愛称はEliza、Beth、Lizaが多いそうで、王侯貴族ではない、民間人の可能性が高いでしょうね。
    2021年11月02日 22:32
  • 長さん

    うふふさん、コメントありがとうございます。
    作出年代が古くても、花は古さを感じませんよね。
    スペインのラジオ放送がいつ始まったのか調べて見たら、まさしく作出年の1937年でした。
    2021年11月02日 22:41
  • 寿々木

    綺麗な薔薇が並びましたね。有名人の名を頂く葉名も多いですね。
    2021年11月03日 08:44
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    今回撮影できたのはバラ園の半分ちょっとです。ですから、それでも、これだけ綺麗なバラが撮れたので、満足です。
    2021年11月03日 09:23
  • ロシアンブルー

    どのバラも一つ一つとても魅力がありますね。
    父がバラに凝っていた時期があり、クリスチャン・ディオール
    など懐かしく思い出されます。
    愛情を注いでバラづくりしないとこのような素敵なバラは育た
    ないですね。
    2021年11月03日 11:20
  • 長さん

    ロシアンブルーさん、コメントありがとうございます。
    父上がバラに凝っておられましたか。それではクリスチャン・ディオールなどはお馴染みのバラですね。
    バラは手入れが大変なので、好きでないと育てられませんよね。
    2021年11月03日 14:54

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