riverさんや、なおさんのブログで、早咲きツバキの炉開きが紹介されていたので、心当りに行ってきました。その翌日は、新松戸にある「かやぶき蕎麦やぶ」の敷地にあるジュウガツザクラ(十月桜)の様子を見に行ってきました。
ツバキ ‘炉開き’
ツバキ科ツバキ属の常緑樹。DNA解析の結果、種子親はヤブツバキ
(ユキツバキを含む)、花粉親はチャノキであることが確認された
花弁が不揃いなのは茶の性質を受け継いだそうだ。花期は9月~2月

一重の平開咲きで、花径は4cmくらい


キタテハが飛来した(黄立羽、タテハチョウ科、前翅長は2.5~3cm前後)

コヒルガオ(小昼顔)
ヒルガオ科ヒルガオ属のつる性多年草
本州〜九州の日当たりのよい草地や道ばたに普通に生える
花期は6~8月。花径は4cmくらい。葉の付け根が横に張り出す


ジュウガツザクラ(十月桜)

↑ 隣が3階建ての集合住宅で、その外階段の踊り場から(西日の逆光) ↓



クコ(枸杞)
ナス科の落葉低木。原産は東アジア(中国~日本)
別名:ウルフベリー、ゴジベリー。花期は7〜11月。花径1.3cm

花は次第に色あせ、最期はクリーム色になる

アカザカズラ(藜蔓)
ツルムラサキ科アカザカズラ属のつる性多年草。南アメリカ原産
観賞用にもなる野菜で、栄養価も高いが、生では苦くて食べられない
茹でると粘りが出て、ワカメ に似た食感なので、オカワカメとも呼ばれる


開花期は9月中旬~10月上旬で花径は5mmくらい

ネズミモチ(鼠黐)の実
モクセイ科イボタノキ属の常緑小高木。
名の由来は、黒く熟した実がネズミの糞に、葉がモチノキに似ているから
乾燥した実は「女貞子」という生薬で、戦時中は珈琲豆の代用品となった


イヌマキ(犬槇)の実
マキ科マキ属の常緑針葉高木。雌雄異株だから、実が出来た木は雌株ですね


以上、9月29日撮影。
この記事へのコメント
なおさん
コヒルガオもぽつぽつと咲いて、けっこう長く楽しめますね。
ジュウガツザクラも青空バックで撮るといい雰囲気になりますね。アカザカズラはうちのおとなりでも咲いています。面白い花ですよね。
目黒のおじいちゃん
いつも楽しく拝読させて頂き、有り難うございます。
茶の花を見る度に、椿の仲間ではないかと思っていました。
研究が進んで、関わりがあることが判ったのですね。
長さん
この炉開き、以前は早咲きのツバキとして投稿していましたが、なおさんに炉開きと教えていただいた気です。
コヒルガオ、花数は減りましたが、まだ咲いていました。
ここの十月桜は午前中の方が良いのですが、ウォーキングの途中で、思いだしたので寄ってみました。
アカザカズラ、農家の畑のフェンスに絡みついています。食用にはされていないようです。
長さん
最近は遺伝子の研究が進んでいますから、交雑種のDNAを解析すれば、そのルーツが分るようになってきました。
river
家のジュウガツザクラとフユザクラが9月下旬から咲き始めました。これから11月ごろまで咲いています。その後、春にも咲きます。
秋月夕香
葉っぱはたぶん堅そうですが。昔に変なツバキ~と思い見ているかもしれません。そんなことはつゆ知らずですが。
クコの花もみたことはありません。紫なのですね。アカザカズラ
~オカワカメですか。可愛くきれいなお花がさくのですね。花も葉も食べられるのでしょうか。イヌマキはみたことはあります。
nobara
雰囲気的にこの頃だろうという名前ですね。
コヒルガオもまだまだ頑張っていますね(*^-゚)⌒☆
私もマルバアメリカアサガオやマルバルコウ、見ました。
10月?サクラ、咲き始めたんですね~~???
クコはお花は今が旬?なんですね。
クコの実が大好きです。
アカザカズラはタデ科の花みたいですね(*^-゚)⌒☆
イッシー
10月桜はいいアングル見つけましたね。
アカザカズラは野菜でしたか!花も綺麗ですよね。
でも、そういわれると食べてみたい。笑
eko
コヒルガオまだ頑張っていますね。可愛い花です。
十月桜咲きだしましたね。青空をバックに美しいです。心当たりに行ってみます。
カカザカズラは初見です。花付きが凄いですね。
イヌマキの赤い花托、子どもの頃に食べました。
無門
槇の実が熟してきましたね
今の子は食べないが
昔はよく食べてものでした
はるる
ぜひどこかで見てみたいです。
無理でしょうが。
イヌマキの実、こういう色なんですか。
ツバキがきれいです。
長さん
炉開きは花が小さいですが、葉もchoの気のように小さいですね。8月から咲き始めたのは初めてのことなのでしょうね。
ウォーキング範囲内には、残念ながら、フユザクラの木がありません。
長さん
ツバキは11月〜翌年2月くらいに咲き出す品種と3月〜4月に咲き出す品種が殆どで、9月から咲く早咲きは少数です。炉開きは花が小さいので、ツバキとは気付かない人が多いでしょう。
アカザカズラ、葉や茎を食用にします。
イヌマキはよく見かける木です。
長さん
ツバキは茶席によく利用される花ですね。炉開きの名は、茶道の炉開きの時期に咲くからと言うことのようです。
コヒルガオ、そろそろ終わる頃ですね。我が家のマルバアサガオも花数が減りました。
十月桜、この花数だと、1~2週間前ぐらいには咲き出したと思われます。
クコは花期が長いですが、夏は休むようで、実は見つかりませんでした。
長さん
チャノキもツバキ科ツバキ属の植物ですから、交雑には問題がありません。
この蕎麦屋さん、週3日休みなので、敷地に入れないときは集合住宅の外階段を利用させてもらっています。
アカザカズラはスーパーにも並ばないので、マイナーな野菜でしょうね。
長さん
炉開きは早咲きツバキの中では有名な品種なので、今頃咲いている小降りの花を見たら、炉開きの可能性が高いでしょう。
十月桜、見に行くのが遅れたので、かなりの数が咲いていました。
アカザカズラ、ここでしか見ませんが、つるの先に付く花の数が半端じゃないです。
イヌマキの実、体験されましたか。
長さん
体調は如何ですか?
今の子供は食べるものに困らないので、イヌマキの実なんて食べないでしょうね。
うふふ
小さなお花だそうですが、カードの目盛りで確認できましたよ。
本当に可愛いですね。
イヌマキの実、初めて見ました。
二段重ねとは面白いです。
そうそう、イヌマキ(マキ)は千葉県の木なのだそうですね。
最近知りました。
千葉県の花は「菜の花」これは知っていましたが・・。
長さん
アカザカズラ、食用より鑑賞用に植えられる場合が多いようですが、いずれにしろマイナーでしょうね。でも、通販で入手できますよ。
イヌマキの実、2段重ねで色違いの串団子みたい(笑)。
炉開き、庭木にしても良さそうです。
月奏曲
クコはお花もかわいいですね
蒲公英とか大豆は代用コーヒーの話聞いてましたがネズミモチの実もなるんだ?結構コーヒーって代用ききますねwwむしろカフェイン少なくていいような?www
長さん
炉開きはなおさんのブログでもご覧になりましたか。これまで花の大きさを示すのに指を使ってきましたが、今後はカード型ルーペに印刷された定規を使いましょう。
イヌマキの実、食せる部分が実ではなく、花托というのが面白いですね。
千葉県の木にはイヌマキが選ばれたのですが、単にマキとして制定されました。ただし、単にマキという木は存在しません。
長さん
十月桜、秋と春につぼみを付けるのではなく、早く大きくなったつぼみが秋に咲くのでしょうね。
日本では珈琲豆が出来にくい方、代表品を探したのでしょうね。タンポポは根を使うそうで、カフェインを含まないから妊娠中とか授乳中の女性や、子供たちには良いそうですね。
すーちん
ねずみもちの実は
白髪染めにと聞いた
ことありますがー
長さん
ネズミモチの実の薬効は色々あるようですね。ネット情報によると。、手っ取り早いのはお茶やコーヒーにすることだそうで、これを続けると、髪が太くなって白髪が無くなるなんて効果もあると書いてありました。
ロシアンブルー
ツバキもこれから楽しみな花々ですね。
定規持参とは流石ですね。
ジュウガツザクラも咲き始め、期間が長く見られてありがたい
ですね。
アカザカズラは食べられるのですか、先日、この花を撮りまし
たが枝垂れて趣がありますね。
寿々木
長さん
この炉開きはツバキの中で最も早く開花する品種です。これからサザンカが咲き、更にツバキの開花と季節は移っていきますね。
このカード型ルーペ、定期入れに入る大きさなので、便利です。
十月桜、年内はぽつぽつ咲き続けることでしょう。
アカザカズラの花を撮りましたか。小さな花ですが、枝垂れてたくさん咲きますから、写真向きですね。
長さん
イヌマキの実は熟すと赤い部分が沢山地上に落下してきますよ。樹齢50年以上の木なら半端な数ではないはずです。
まりん
イヌマキの実、懐かしいです。
子どもの頃に食べました。味は覚えていませんが・・・
私の住む遠州地方では、この実のことを「やんぞう、こんぞう」と言っていました。?
長さん
イヌマキの実のことを「やんぞうごんぞう」というのですか、初めて知りました。
調べて見たら遠州弁なんですってね。一説によると、弥蔵(やぞう)が小僧(こぞう)をおんぶしている姿から、この名前が付いたそうです。だとすると、赤い方が弥蔵なんですね。