井頭公園の高山植物館にて_21年7月(5) コマクサ、ハヤチネウスユキソウ、ナンブトラノオ、ヒダカミセバヤ、ヤマハハコ、シラネニンジン、エゾリンドウ、コハマギク、ピレオギク、ユウスゲ、クルマユリ、カノコユリなど

 7月26日に訪れた、栃木県真岡市にある井頭公園の花ちょう遊館・高山植物館で見た花を紹介しています。今回はその5回目です。
 今回は、「高山植物の女王」と称せられるコマクサから紹介します。残念ながら開花は1輪だけでした。


コマクサ(駒草)
ケシ科コマクサ属の多年草。花期は5~7月。花の長さは2~3cm
日本では、北海道から中部地方の高山帯の砂礫帯に分布。高山植物の女王
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ハヤチネウスユキソウ(早池峰薄雪草)
キク科ウスユキソウ属の多年草
岩手県早池峰山特産で、山頂部の蛇紋岩地の礫地に生える
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ナンブトラノオ(南部虎の尾)
タデ科イブキトラノオ属の多年草。花期は7~8月
岩手県早池峰山の蛇紋岩地に特産。花穂は円柱形で、長さ1~3cmになる
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ヒダカミセバヤ(日高見せばや)
ベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属の多年草(多肉植物)
北海道日高地方の高山や海岸の岩場に分布。花期は8~10月。花径1cm
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ヤマハハコ(山母子)
キク科ヤマハハコ属の多年草。花期は8~9月。花径は3~5mm
日本では、本州の長野県以北と北海道に分布
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白いカサカサした花びら状のものは総苞片で、中央の黄色い部分が花
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シラネニンジン(白根人参)
セリ科シラネニンジン属の多年草。花期は7~9月。花径2~3mm
北海道、本州(中御地歩以北)に分布。別名:チシマニンジン
日光白根山で初めて採集されたことによる名づけ
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エゾリンドウ(蝦夷竜胆)
リンドウ科リンドウ属の多年草。花期は9〜10月。花冠の長さは4〜5cm
北海道~本州近畿以北の山地に分布。ホソバエゾリンドウの変種
切り花のリンドウは本種の園芸種が多い
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シラタマノキ(白玉の木)
ツツジ科シラタマノキ属の常緑小低木。中部以北の亜高山帯以上に分布
別名:シロモノ(同属のアカモノの果実は赤く、これは白い果実だから)
花期は7~8月。萼が肥大して果実を覆い、直径1cmほどの白い玉状になる
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コハマギク(小浜菊)
キク科キク属の多年草。花期は9~11月。花径は4~5cm
北海道と本州の茨城県以北に分布、海岸の岩場に生える
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ピレオギク(ぴれお菊)
キク科キク属の多年草。花期は7~9月。花径は3~4cm
北海道の日本海側の海岸の岩場などに分布する。絶滅危惧II類(VU)
和名は、サハリンの地名であるピレオに由来する
別名:エゾノソナレギク、チシマソナレギク
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ユウスゲ(夕菅)
ススキノキ科ワスレグサ属の多年草。花期は7~8月。別名:キスゲ(黄菅)
日本各地の山地帯の草原や林縁などのやや乾いたところに生える
夕方開花し、翌日の午前中に萎むが、咲き残っていた(14:50撮影)
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クルマユリ(車百合)
ユリ科ユリ属の多年草。花期は7~8月。花径は5~6cm
日本では北海道と中部地方以北に分布。奈良県と三重県の県境にある大台ヶ
原山と、四国の剣山にも分布。葉が細いものはチシマクルマユリと呼ばれる
開花してから日にちが経っているようだ
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カノコユリ(鹿の子百合)
ユリ科ユリ属の多年草。花期は7月。花径8~12cm
日本(四国、九州)、中国、台湾の山地や海岸付近のやや乾燥した崖
などに生育する。園芸的価値が高く乱獲により個体数が激減している
絶滅危惧Ⅱ類 (VU)。別名:土用百合、七夕百合
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 7月26日撮影。
(つづく)

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