パイナップルリリー、セイヨウニンジンボク(ピンク、淡紫)、イネ、オモダカ、コセンダングサ、ヒマワリ、ヘラオオバコ、メリケンカヤツリなど

 ウォーキング中に見た花です。
 かねてから目を付けていたパイナップルリリーが咲いたので、写真を撮ってきました。そこから、5分ほど歩くと、珍しいピンクの花が咲くセイヨウニンジンボクに出会いました。


ユーコミス・プンクタータ
ヒアシンス科ユーコミス属の球根植物。原産は中央アフリカ、南アフリカ
これは矮性種。小さな花を穂状につけ、頂上部に苞葉が出る姿がパイナップル
に似るため、英名はパイナップルリリー。和名:ホシオモト(星万年青)
大型のユーコミス・アウツムナリスや、花がピンクや淡紫の園芸種もある
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セイヨウニンジンボク(西洋人参木)
シソ科ハマゴウ属の耐寒性落葉中木。原産は南ヨーロッパから中央アジア
花期は7~9月。 別名:チェストツリー、チェストベリー、バイテックス
右側は一般的な淡紫の花ですが、左側は珍しいピンク(他に白もあるそうだ)
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花は梅雨に当って、少々くたびれていた
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名の由来は、葉の形が朝鮮人参に似て、欧州産だから。ハーブとして用いられるほか、女性ホルモンを整える効用がある。木全体に香りがあり、コショウの代わりとしても使用されていた

 セイヨウニンジンボクを撮ったあと、久しぶりに、江戸川近くの田園地帯に行ってみました。


イネは青々と、良く成長しています
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イネの葉に止まっているバッタ
触角が長いので、キリギリス科のセスジツユムシらしい
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オモダカ(沢瀉・澤瀉・面高)
オモダカ科オモダカ属の多年草
アジアと東ヨーロッパの温帯域から熱帯域に広く分布
別名:ハナグワイ、サンカクグサ、イモグサ、オトゲナシなど
アギナシによく似ているが、葉の先端が尖っているのが特徴
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これは雌花。雄花は見つからなかった
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コセンダングサ(小栴檀草)
キク科センダングサ属の一年草。北アメリカ原産の帰化植物。
生態系被害防止外来種。花期は秋なのに、ボツボツ咲いていた
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実はひっつき虫になる
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ヒマワリ(向日葵)
在来の高性種。曇りや雨が続き、花が俯いている
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こちらは矮性種。「テディーベア」という品種ではないか
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ヘラオオバコ(箆大葉子)
オオバコ科オオバコ属の多年草。ヨーロッパ原産の帰化植物
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メリケンカヤツリ(メリケン蚊帳吊)
カヤツリグサ科カヤツリグサ属の多年草。南米から北米西部が原産の帰化植物
湿地に生え、水辺に大きな株を作る大型のカヤツリグサ
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上の写真で、赤いのはアカバナユウゲショウ ↓
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 7月6日撮影。

この記事へのコメント

  • イッシー

    パイナップルリリーを綺麗な状態でナイスショット。
    バッタさん、赤い触角と目がいいアクセントになってますね。
    2021年07月09日 12:58
  • 目黒のおじいちゃん

    長さん
    パイナップルリリー、清楚な風情ですね。
    セイヨウニンジンボクは色々な花色があるのですね。
    2021年07月09日 14:15
  • 信徳

    パイナップルリリーは白い花が良いですね。赤紫はグロテスク。
    セイヨウニンジンボク、赤いのは珍しいです。色はブルーが好みです。イネも順調ですね。オモダカなど綺麗ですが農家さんにとっては害草です。
    2021年07月09日 14:37
  • もこ

    かねてから目を付けていたパイナップルリリー
    さすが長さんさん咲く時期を間違えずにナイスショットでした
    2021年07月09日 15:09
  • river

    ユーコミス(パイナップルリリー)はいくつか種類があって花の色も白、緑、ピンク、薄紫あるようですね。
    広々とした田んぼに青々とした稲、足元にはオモダカですか。
    こちらの稲はまだこれほど育っていません。
    2021年07月09日 15:12
  • nobara

    パイナップルリリー、可愛いですね、清楚ですね。
    セイヨウニンジンボク、ピンクっぽいのがあるんですね(*^-゚)⌒☆
    足を延ばすと田んぼが見られるなんてイイですね~
    さすがに近場では田んぼはないですね。
    昭和公園のこもれびの里まで行かなくては・・ね。
    コセンダングサ、違うお花のように見えますね。
    すごくかわいいです
    2021年07月09日 15:48
  • eko

    パイナップルリリーの白花綺麗ですね。私も散歩道で咲くのを待っているのですが、もう少し先になりそうです。
    セイヨウニンジンボクも咲いていますね。蜂がたくさん集まってきます。
    背丈の高い普通のヒマワリ、やはり良いですね。雨が上がって太陽のもとで元気に咲いてほしいです。
    矮性種も多くなりましたね。テディーベアーも可愛いです。
    2021年07月09日 17:40
  • 秋月夕香

    こんばんは。パイナップルリリーかわいいですね。ヒヤシンス科~だからですね。雨が続いて植物はかわいそう、水もありすぎてもいけないですからね。カンカン照りも困りますし、でもうまくはいきませんね。
    そちらの稲もすくすく育って元気ですね。雨がおおいからでしょうか。ヒマワリも大きいですね~♫
    こちらではメリケンカヤツリ、はみたことがありません。
    普通のカヤトリ草はたくさんみます。
    2021年07月09日 18:21
  • なおさん

    パイナップルリリーもいくつか系統があるようですね。国営武蔵丘陵森林公園のボーダー花壇で見たのは、黄緑色でこんなに白くはありませんでした。
     セイヨウニンジンボクというと薄紫の涼しげな花、という印象でしたが、可憐なピンクのもあるのですねえ。初めて見ました。
     田園では稲もぐんぐん育つ頃ですね。オモダカは家紋としてさまざまに紋章化、デザイン化されていますね。
    2021年07月09日 19:49
  • 長さん

    イッシーさん、コメントありがとうございます。
    パイナップルリリーが咲き始めたのは6月29日、そろそろ満開ではないかと、狙っていました。このバッタは、脱皮して間もないのか、じっとしていました。
    2021年07月09日 21:06
  • 長さん

    目黒のおじいちゃん、コメントありがとうございます。
    パイナップルリリー、小振りな白花ですから、清楚に感じるのでしょうね。
    セイヨウニンジンボク、白花を見たいものです。
    2021年07月09日 21:07
  • うふふ

    パイナップルリリーはいろいろな方のブログで見ていますが、本物にはまだ会えません。
    白いのは珍しいですか?
    セイヨウニンジンボクは品川区の薬科大学の庭で見ました。
    虫がたくさん来ていましたよ。
    甘い密があるようですね。
    コセンダングサがもう咲いていましたか。
    季節がわからなくなりそうです。
    2021年07月09日 21:10
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    普通のパイナップルリリーの花色は黄緑ですね。赤紫は5年程前に見ましたが、矮性種でそうグロテスクレモ無かったですよ。流通名はアロハリリーとしてありました。写真はこちら ↓
    https://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/000/406/52/N000/000/078/146444226811673928177_F1605_19.JPG
    セイヨウニンジンボクは青紫が良いですね。この花は少し痛んでいました。
    こちらの田植えはゴールデンウィークが田植えです。オモダカは種籾と一緒に種が混じっていたのかも知れませんね。
    2021年07月09日 21:15
  • 長さん

    もこさん、コメントありがとうございます。
    パイナップルリリーは6月29日開花を確認したので、そろそろと思って出かけました。
    2021年07月09日 21:16
  • 長さん

    riverさん、コメントありがとうございます。
    パイナップルリリーの花色は白、緑の他に、赤紫とピンクを見たことがあります。
    このあたりの田んぼは田植えがゴールデンウィークなので、成長が早いです。でも、まだ花穂は出ていません。
    2021年07月09日 21:21
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    パイナップルリリーの大きな品種は、花が咲いてから花茎が倒れてきたりしますが、この矮性種は直立したままです。
    セイヨウニンジンボクのピンク、ここでしか見たことがないです。
    昭和30年代頃までは、我が家の近くにも田んぼがありましたが、今は江戸川近くだけです。
    コセンダングサ、小さい花ですが、上手くピントが合いました。
    2021年07月09日 21:25
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    パイナップルリリー、散歩道で咲きますか。それは楽しみですね。
    セイヨウニンジンボク、梅雨に当って、花が少々痛んでいます。そのせいか、蜂は見なかったです。
    ヒマワリは矮性種が殆どになって、こうした高性種は希ですね。
    2021年07月09日 21:28
  • 長さん

    秋月夕香さん、コメントありがとうございます。
    ヒヤシンス科の植物は直立した花穂にたくさん花を付けますね。でも、頂点に苞葉がつくのは珍しい咲き方です。
    稲は雨が降っても問題ないですが、畑の作物は影響を受けるでしょう。
    メリケンカヤツリは数年前から見かけるようになりました。
    2021年07月09日 21:36
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    ユーコミスは原種だけで5種類以上あるようで、園芸種も作られています。ボーダー花壇では大型の品種のほうが見栄えがします。
    セイヨウニンジンボクは薄い青紫とピンクがウォーキング範囲内にありますが、白花には出会っていません。
    オモダカは古くから知られているようで、家紋にもなっていますね。オモダカの栽培変種のクワイは食用になりますが、オモダカは厄介者ですね。
    2021年07月09日 21:50
  • 長さん

    うふふさん、コメントありがとうございます。
    パイナップルリリー、植物園などでは黄緑色の花が咲く、大型の品種を植えているところが多いです。家庭では植えているお宅はまだ少ないと思います。
    セイヨウニンジンボクは香りが良いので、蜂などが集まりますね。きっと、蜜も美味しいのでしょう。
    コセンダングサ、もうひっつき虫が出来ていました。
    2021年07月09日 21:57
  • 月奏曲

    パイナップルリリー、正式にはこんな舌噛みそうな名前だったとわw

    やっぱり背の高いヒマワリのほうに郷愁感じますね
    とはいえ今回のティディベアはちょっとwwww
    スターウォーズのチューバッカっぽいw
    2021年07月09日 22:15
  • mori-sanpo

    パイナップルリリー、初めて拝見しましたがパイナップルの雰囲気が十分感じることができました。
     田園地帯の稲田がこの近くにはありませので、直接稲田を見る機会がありませんが、子供の頃に見た感じとかなり異なった印象を受けました。
     稲作技術も時代とともに変化しているようですね。
    2021年07月09日 22:15
  • 長さん

    月奏曲さん、コメントありがとうございます。
    パイナップルリリーの学名がユーコミスですが、英名の方が有名ですね。
    ヒマワリの高性種、雨続きで首が垂れちゃいました。縫いぐるみはテディベア、このヒマワリはテディーベア、紛らわしいね。
    2021年07月09日 23:03
  • 長さん

    mori-sanpoさん、コメントありがとうございます。
    パイナップルリリー、初めてご覧になりましたか。まだ個人宅で植えているところは少ないです。
    子供の頃にご覧になった稲田と雰囲気が違いますか。今は機械で密に植えますから、感じが違うのかもね。
    2021年07月09日 23:06
  • ろこ

    こちらでは、まず田んぼの稲を見ることはありません。
    この風景懐かしいです。
    しばらく見入っていました。
    松本へはコロナ禍で行くこともなくさみしいです。
    この風景はわたしの原点です。
    カヤツリグサもよく遊びました。
    懐かしの植物です。
    2021年07月09日 23:56
  • すーちん

    おはようございます
    人気のセイヨウニンジンボク
    ピンクは珍しいですね
    こんなに立派なヒマワリ
    店先にはないですー^^
    2021年07月10日 08:15
  • ロシアンブルー

    おはようございます。
    パイナップルリリーの花をまだ実物を見たことありません
    綺麗な花ですね。
    セイヨウニンジンボク、ピンク色もあるんですね。
    殆ど青い色しか見てませんが爽やかで暑さを忘れます。
    稲も順調に育っていますね、太陽の光線がなくて植物に
    とっては気の毒ですね。
    2021年07月10日 08:55
  • 長さん

    ろこさん、コメントありがとうございます。
    写真のあたりは江戸初期から続く、稲作地帯です。故郷は松本ですか。松本だったら、まだ田んぼが沢山残されているでしょうね。
    カヤツリグサ、子供の頃、茎を裂いたりして遊びました。
    2021年07月10日 09:17
  • 長さん

    すーちんさん、コメントありがとうございます。
    セイヨウニンジンボク、多くは青紫ですから、ピンクは珍しいです。白もあるそうですが、見たことはないです。
    頂点に1輪の花が咲く背の高いヒマワリ、今や希少です。
    2021年07月10日 09:20
  • 長さん

    ロシアンブルーさん、コメントありがとうございます。
    パイナップルリリー、可愛いでしょう?草丈が大きいのもありますが、矮性種なら鉢植えでも楽しめます。
    セイヨウニンジンボクのピンクは少ないです。白はもっと少ないようで、未だに見たことがないです。
    あと、10日か2週間もすれば梅雨が明けるので、稲に花が咲くでしょう。
    2021年07月10日 09:25
  • 寿々木

    赤花ユウゲショウ、綺麗な花ですが、繁殖力が凄くて当方出入口のタイルの割れ目にも咲いてます。パイナップルりりー、綺麗に咲いたところが撮れて、素晴らしいです。当地植物園にもあるのですが、こんな状態には出会えません。
    2021年07月10日 11:20
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    パイナップルリリーは矮性種の方が写真になりやすいです。咲き始めを見つけて、そろそろ満開?と思って出かけたら、バッチリでした。
    アカバナユウゲショウ、雑草除去剤をかけられても、根が残っていて、直ぐに復活します。
    2021年07月10日 12:04

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