温室で見た花とラン展で見た花を平行して紹介しています。温室で見た花は、熱帯雨林温室の2階回廊で見た植物の続きです。
ヒッペアストルム・キビステル
ヒガンバナ科ヒッペアストルム属(アマリリス属)の多年草
原産はボリビア、アルゼンチン。花はとても不思議な姿をしています
アマリリス・チコという名で流通しているようです


一才ザクロ(一才石榴)
ミソハギ科ザクロ属の落葉小高木。ザクロと学名は同じ。別名:ヒメザクロ

ツルウリクサ(蔓瓜草)
アゼナ科ツルウリクサ属の多年草
名札には熱帯アジア、アフリカ原産とあったが、琉球列島で
絶滅危惧ⅠB類 (EN) になっている品種と学名は同じだった


ウサギゴケ(兎苔)
タヌキモ科タヌキモ属の多年草(食虫植物)、南アフリカ共和国の固有種
標高210~1200mの湿地の、垂直な岩面に生える岩性植物
和名は花が兎の顔のように見えるから


ネペンテス・トルンカタ
ウツボカズラ科ウツボカズラ属の常緑多年草。フィリピン原産
大きな捕虫嚢を持つ食虫植物。花は初めて見ました


次回はサバンナ温室に入ります。
(つづく)
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つくば 夏の洋蘭展にて(9)
6月20日~27日に開催された「つくば 夏の洋蘭展」で見た花を紹介しています。出展者は「つくば洋蘭会」の皆さんです。
今回はパフィオペディルムの交配種などです。
パフィオペディルム交配種
Paph. Maudiae 'Prieta' x Vintner's Treasure 'Eureka'
染谷隆一さん。レッドリポン

パフィオペディルム・レオン・テルミン
Paph. Leon Theremin 加藤かほるさん。ホワイトリボン

パフィオペディルム交配種
Paph. Utgard x chanberlainamm 加藤かほるさん

パフィオペディルム・ウスナー・フェバリット
Paph. Wössnor Favourito 斎藤正博さん

パフィオペディルム ‘マミー・ウィルソン’
Paph. 'Mamie Wilson' 秋田栄子さん

トリコセントラム・チグリナム
Trt. tigrinum 'Round Lip' メキシコ原産 花径は7.5cm 岩瀬美千代さん

こちらは、倉持見永子さんの作品

ブラサボラ・デビッド・サンダー
B. David Sander(B. cucullata 'Purity 'x B. digbyana 'Mrs. Chase')
ブラサボラ属はカトレア属の仲間です 広澤良子さん

(つづく)
この記事へのコメント
イッシー
ウサギさんや虫を食べちゃうやつまでいるんですか。
ジャングルの中には訳の分からない虫も多いのでしょう。
なおさん
こんなミニミニのザクロもあるのですねえ。狭い庭には丁度良さそうですね。実も生ったら楽しいですね。
nobara
ツルウリクサって、トレニアコンカラーといっても通るようなお花ですね。
ウサギゴケは可愛いですね。園芸屋で売ってますが、育てる自信がなくて見るだけです。
パフィオペディルムも多彩(^o^)丿なんですね~
ブラサボラ・デビッド・サンダー、
シラサギスゲみたいにも見えるお花で変わっていますね(*^-゚)⌒☆
はるる
ヒッペアストルム・キビステル、変わっていますね。
まだまだ世の中には、こんなおもしろい形をした花があるんですね。不思議と言われましたが、本当に不思議です。
ランも独特な姿ですね。美しいです。
eko
ウサギゴケの花、ほんとうさぎの顔に見えますね。食虫植物なんですね。
ネペンテス・トルンカタの花は初めて見ます。小さな花が穂状に沢山咲きますね。
つくば夏の洋蘭展、パフィオペディルムの多彩ですね。やはり一番最初のレッドリボンの花が魅力的です。
最後のブラサボラ・デビッド・サンダーも惹かれるものがあります。
長さん
熱帯雨林温室の東側1階は一般の見学者が立ち入ることが出来ないので、まさにジャングル状態です。
ウサギゴケは食虫植物ですが、食べるのはミジンコみたいなものです。
長さん
ヒッペアストルム・キビステル、何故花弁が横に引っ張られたように伸びるのですかねー、不思議が花です。
一才ザクロ、鉢植え向きですね。直径3~4cmの実が出来るようです。
長さん
ヒッペアストルム・キビステル、誰かが花弁を横に引っ張ったとしか思えないような花ですね。
ツルウリクサ、長い雄しべがあったら、トレニアと見分けがつかないですよね。
ウサギゴケ、園芸店で売られていましたか。肥料は必要ないそうですが、ミジンコなんかを食べるそうです。
ブラサボラ・デビッド・サンダーの毛みたいなものを取ったら、シラサギスゲに似てきますね。
長さん
植物園は普段見る事が出来ない花が色々咲いていて楽しいところです。
ヒッペアストルム・キビステル、花弁が開く途中で誰方横に引っ張ったような、そんな形ですよね。
パフィオペディルムは交配で色々な色や形の花が作り出されています。
長さん
ヒッペアストルム・キビステルの花、花の神様が横に引き延ばしたような、不思議な形ですよね。
ウサギゴケは水中のミジンコなんかを食べているそうです。
ウツボカズラの花ってあまり見る機会はないですよね。珍しいです。
パフィオペディルム、交配で様々な色、形のものが作られています。
ブラサボラ・デビッド・サンダーは中央に唇弁がある、面白い花です。
うふふ
でも、タヌキモ科。
おとぎ話を思い出しそうで面白いです。
アマリリス・チコという名前を聞いたことがありますが、お花を見るのは初めてです。
不思議な形をしているのですね。
長さん
タヌキモ科でウサギギクとはこれいかに(笑)。白い耳を立てた兎に見えますよね。
アマリリス・チコ、ご存じでしたか。花は不思議な形をしていますよね。NHKのチコちゃんも、どうしてこんな形になったのか知らないでしょうね(笑)。
寿々木
すーちん
ウサギゴケ可愛らしいですね
ウサギに見えますねー花
長さん
ウサギゴケは1cmにも満たない小さな花ですが、しっかり2本の耳が立っていますね。
パフィオペディルム・ウスナー・フェバリット、交配種ですが、しっかり袋状の唇弁になっていますよ。
長さん
ウサギゴケ、とても小さな花です。正面から見ると2本の耳と、兎にしては長いですが、尻尾がありますね。
ロシアンブルー
どこまでが花弁か、雄蕊雌蕊は?実際に見たくなります。
ウサギゴケも本当に白うさぎちゃんそっくりですね。
いろんな形を作りながら進化してきたんでしょうね。
草凪みかん
SFチックな感じがしますね。これが大きくなってウネウネ動いてたら…。(^^;
食虫植物の花というのは初めて見ました。
小さいけれどなかなかきれいですね。
長さん
ヒッペアストルム・キビステル、花弁の先端が長く伸びて、面白い花ですね。雄しべと雌しべは下の方に伸びています。
ウサギゴケ、上手い和名をつけたものですね。2弁花で上は耳のように2列しており、後部に長い距があります。
長さん
ヒッペアストルム・キビステル、面白いですね。花弁を横に引っ張って固定したみたいな形ですよね。何故こんな形に進化したのでしょうね。
食虫植物というとムシトリスミレやウツボカズラなんかが有名ですが、ウサギゴケはミジンコなどを捕獲するそうです。