セイヨウキンシバイ(ヒペリカム・カリシナム)がやっと見つかりました。ヒペリカム・ヒドコートより開花するのが遅いのでしょうか。
ビヨウヤナギ(写真下)に似ているが、セイヨウキンシバイの方が雄しべが直線的に伸び、その数が多い。また、雄しべの先端の色が濃い。ビヨウヤナギは対生する葉の前後が90度(十字対生)だが、セイヨウキンシバイは60度くらい、ビヨウヤナギは上に伸びるが、セイヨウキンシバイは匍匐性、などの違いがある。

ツタバウンラン(蔦葉海蘭)
オオバコ科ツタバウンラン属のつる性多年草。地中海地方原産
花径は0.7~0.9mm。別名:ツタガラクサ、ウンランカズラ


トキワツユクサ(常磐露草)
ツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草。南アメリカ原産
花径は1.6cm。別名:ノハカタカラクサ。要注意外来生物


こちらは園芸種の ‘ハツユキツユクサ’(初雪露草)
別名:トラデスカンティア・フルミネンシス ‘メイデンズブラッシュ’
残念ながら、花は咲いていなかった

イベリス・ウンベラータ 'キャンディケーン'
アブラナ科マガリバナ属の秋まき一年草。原産は南ヨーロッパ、北アフリカ
花色は、白、紫、桃、赤など。別名:キャンディタフト
白い花の宿根イベリスはたまに出会いますが、この品種は初めて見ました


花後の姿らしい。托葉?の形が面白い

ランタナ
クマツヅラ科シチヘンゲ属の非耐寒性常緑低木。原産は熱帯アメリカ
別名:シチヘンゲ(七変化。花色が黄色~橙~赤と変化するから)


ベロペロネ ‘イエロー・クイーン’
キツネノマゴ科コエビソウ属の常緑低木。メキシコ原産
コエビソウ(小海老草)の白花園芸種。花弁に赤紫の斑は入らない


ユーフォルビア ‘ダイアモンド・フロスト’
トウダイグサ科ユーフォルビア属の非耐寒性低木(一年草扱い)
原産はメキシコ南部からエルサルバドル
白い部分は、ポインセチアなどと同様、苞と呼ばれる花序のすぐ下の葉

ヒイラギモチ(柊黐)の若い実
モチノキ科モチノキ属の常緑小高木。中国東北部や朝鮮半島に分布
別名:シナヒイラギ、ヒイラギモドキ、ヤバネヒイラギモチ

アカメガシワ(赤芽槲、赤芽柏)
トウダイグサ科アカメガシワ属の落葉高木。新葉が赤いので、この名がある
雌雄異株。日本では、岩手・秋田県以南、四国、九州に分布
最初は雌株


続いて雄株


この記事へのコメント
秋月夕香
river
イベリスも我が家には白しかありません。
アカメガシワは自然に生えてきたものがありますが花は注意してみたことがありませんでした。
eko
コメントされていたトキワツユクサですね。清楚な花ですが、要注意外来生物に指定されていますね。
ハツユキツユクサは花が咲いていなくても葉っぱが綺麗で花のようです。
ウォーキングでもたくさんの花が見られて楽しいですね。
寿々木
nobara
ビヨウヤナギとはかなり雰囲気が違いますね(*^-゚)⌒☆
ツタバウンラン、我が家は駐車場と家にかなりの段差があります。
そこにこんもりと垂れ下がっています(年中、居るような?)
トキワツユクサも何も育たない南庭にかなり蔓延っています。
イベリスウンベラータ、2色、奇しくも本日アップしました。
ヒイラギモチ、葉っぱの特徴がよーく出ていますね。
アカメガシワの花のアップ、ゾクッとしました((((^Q^)/
イッシー
白のトキワツユクサもいいですね。
ランタナも好きな花なんですよ。花に水滴がのっかると魅力的なんですけれど。生活圏で見かけません。
はるる
これいいですね。
以前このようなものを園芸店で見たことがあり、買いたかったのですが、それきりになってしまいました。
アカメガシワ、花が咲くんですね。
見てみたいです。
長さん
セイヨウキンシバイとビヨウヤナギ、別物と分かってよかったですね。
ハツユキクサではなく、ハツユキツユクサです。トキワツユクサの園芸種ですから、同じ白い花が咲きます。
アカメガシワはどこにでも進出していますから、気づかないだけかも。
長さん
セイヨウキンシバイはキンシバイよりビヨウヤナギに似ていますから、セイヨウキンシバイというのはあまり良い名づけではないですね。
イベリスは白という思い込みがありましたが、色違いの園芸種ができているのですね。
アカメガシワ、蔓延りますから、放置すると大変ですよね
。
なおさん
万葉のいにしえにはひさぎと呼ばれたアカメガシワですが、陽樹ですので明るい開けたところでよく見るものですね。
長さん
セイヨウキンシバイはそちらでも遅く咲きますか。やはりね。
トキワツユクサは要注意外来生物ですが、花が可愛いから育てている人もいますね。ハツユキツユクサは出会うのがちょっと遅かった。
今回はいつも歩くところではなく、河岸を変えてみたら、新しい発見がありましたよ。
長さん
1日1.5~2時間も歩き回ると、いろいろ発見がありますよ。午後の住宅街は人通りも少なく、コロナに感染する確率は極めて低いので、お勧めです。
トキワツユクサとツタバウンランは狭いところで競い合っていました。
アカメガシワは成長が早いので、これを撮った川の法面は3年に1度くらい市が伐採しています。
長さん
ヒペリカム・カリシナム、やっと見つかりました。その後も探しましたが、ここだけです。
ツタバウンランは蔓を伸ばして繁殖しますよね、ここも、トキワツユクサと絡み合って、垂れ下がっていましたよ。
イベリス、拝見しました。白とピンクですね。
ヒイラギモチ、葉がとがっていればチャイニースホーリーですね。
アカメガシワは川の法面ですが、道路に迫って咲いていました。
長さん
ビヨウヤナギとキンシバイ、今回で区別ができるようになりましたよね(笑)。
トキワツユクサの花が可愛いのですが、増えすぎるのが困りものです。
ランタナ、見かけませんか?我が家のあたりでは植えている人が多いですよ。
長さん
ユーフォルビア ‘ダイアモンド・フロスト、暑さには強いですが、耐寒性が弱いので、冬は屋内で管理するとよいです。
アカメガシワ、川の法面などで蔓延っています。成長が早いので、あまり増えてもらうと困るのです。
長さん
セイヨウキンシバイは、よく見かけるヒペリカム・ヒドコートくらべ、あまり人金がないようです。匍匐するのが難点ですかね。
アカメガシワは川の法面で増えています。成長が早いので、市から委託された業者が3年に1度くらい、伐採していますが、いたちごっこですよ。
月奏曲
トキワツユクサ、要注意外来なんだwお花が儚そうでかわいいとか生命力とは何も関係ないですもんねw
うふふ
確かに蕊がまっすぐ。
今度見かけたら間違えないでしょう。
今日はオトギリコボウズとヒペリカム・ヒドコートに会いました。
それぞれに可愛らしかったです。
長さん
セイヨウキンシバイとビヨウヤナギ、花より葉の出方(上下の角度)に注目すると見分け方やすいですよ。
トキワツユクサは繁殖力が強いので、在来の植物を追いやる危険性があるので、要注意外来生物に指定されています。
長さん
セイヨウキンシバイとビョウヤナギは、異なる点のポイントを覚えれば、見分けは簡単になります。
コボウズオトギリは黄色い花と赤い実が一緒に見られるのが良いですよね。
コスモス
そういえばヒドコートの方が早いかもしれませんね。
ツタバウンランは先日見ました。
とっても小さい花ですね。
トキワツユクサは白くて清楚な感じがして好きな花ですが、要注意外来生物ですか。
長さん
ヒペリカム・カリシナムを撮りましたか。他の品種より遅咲きらしいです。
ツタバウンラン、小さい花だったでしょう?マクロレンズではないので、トリミングしました。
トキワツユクサは鉢植えが多いようです。地植えだとどんどん広がり、他の草花を脅かすくらいです。