ナメルギボウシ(滑る偽宝珠)
キジカクシ科ギボウシ属の多年草。長野、新潟、富山、隠岐島に分布
日本固有種。花はオオバギボウシと殆ど変わらない
オオバギボウシの変種で、葉の裏側が滑らかなことによる名づけ


こちらは オオバギボウシ(大葉擬宝珠) 咲き始め

サンショウバラ(山椒薔薇)の実
バラ科バラ属の落葉小高木。別名:ハコネバラ(箱根薔薇)
本州(神奈川・山梨・静岡) に分布。絶滅危惧Ⅱ類 (VU)

ヤグルマソウ(矢車草)
ユキノシタ科ヤグルマソウ属の多年草。北海道西南部・本州・朝鮮半島に分布
つぼみかと思ったが、若い実のようだった

ミクリ(実栗)
ミクリ科(ガマ科)ミクリ属の多年草(抽水植物)
北海道~九州、アジア・ヨーロッパ・北アフリカの温帯に分布
日本では準絶滅危惧種(NT)。別名:ヤガラ 花は初めて見ました

雄花と雌花があるそうだ。背後のものが若い実のようだ

ミクリの花を見ることが出来たつくばね橋から見た西の方角
多くの水草が生えていますが、奥の方にハンゲショウが見える

ハンゲショウ(半夏生、半化粧)
ドクダミ科ハンゲショウ属の落葉性多年草


ミヤコグサ(都草)
マメ科ミヤコグサ属の多年草。既に細長い実が出来ていた
日本のミヤコグサは、朝鮮半島から対馬を経由して九州に定着し、
最終氷期の終了に伴って分布域を拡大したものと推定されている


オカトラノオ(丘虎の尾)
サクラソウ科オカトラノオ属の多年草
日本では北海道、本州、四国、九州に、アジアでは朝鮮半島、中国に分布


エチゴトラノオ(越後虎の尾)
オオバコ科(←ゴマノハグサ科)ルリトラノオ属の多年草
北陸地方から東北地方の日本海側の海岸に自生する

花穂は直立し、葉の外周には上向きの鋸歯がある

スカシユリ(透百合)
ユリ科ユリ属の多年草(球根植物)。杯状の花を上向きにつけることが特徴
日本固有種。中部地方以北の海岸の砂礫地や崖、岩場に生育する


キンギンボク(金銀木)の実
スイカズラ科スイカズラ属の落葉低木
日本では、北海道西南部、本州の東北地方および日本海側に分布
6月22日撮影。
(つつく)
この記事へのコメント
イッシー
奥行き感があって好きな写真です。
信徳
ヤグルマソウは谷川岳山麓の開花状況からすればつくば植物園のはもう開花が終わって実になっているのでしょう。
珍しい植物が多いですね。
寿々木
river
nobara
夫がその姿をみてどうしてもギボウシと納得しない様子でしたが
葉っぱを見て~と、話したところでした(^o^)丿
細かい分類まで話だすとキリがありません。
木道があるのですね。
ハンゲショウの群生が湿地を思わせますね。
エチゴトラノオ、可愛いですね
キンギンボク、仲良く2個づつ実がなってますね。
これは?最後は黒くなるんでしたっけ??
eko
サンショウバラの実は初めて見ました。普通のローズヒップとは形状が違いますね。
ヤグルマソウやミクリも実が出来ていますね。
木道の写真、気持ち良さそうですね。ハンゲショウも葉が白くなりましたね。これだけ群生していると見応えがあります。
ミヤコグサは多分初見です。マメ科そのものの花ですね。
オカトラノオは綺麗な花が咲きますね。
キンギンボクの赤い実美味しそうですが、有毒でしたね。
長さん
大きな池に橋が架かり、その西側部分には木道が設置されています。この頃はハンゲショウくらいしか見られませんでしたが・・・。
長さん
ギボウシも同じ地域でも開花の早い遅いがあるので、個体差なんでしょうね。ナメルギボウシがさいているのに、オオバギボウシはこれからですものね。
先日はヤグルマソウの写真を良く見ないで蕾と書きましたが、やはり実になっていたようです。
長さん
最近は花弁が重なっているスカシユリも出回っていますが、これは本物の自生種でしょうね。
長さん
ギボウシも園芸種も含めて、色々あるのですね。数年前、ちょっと大きな鉢植えがあったので、買おうかなと思って値札を見たら、意外に高いのでビックリしましたよ。
こちらでも、ユリはスカシユリは少なくなり、オリエンタルユリが増えてきました。約実は町内でヤマユリを見たので、明日投稿します。
長さん
ギボウシは花が咲く前の状態が花のように見えますよね。
木道は抽水植物の見学洋ですが、この時期はめぼしいものがなく、一番奥でハンゲショウがたくさん咲いていました。
エチゴトラノオの花は9年ぶりの再開でした。
図鑑には、キンギンボクの実は赤く熟すとだけしか書かれておらず、秋以降も赤いままじゃないかと思います。
なおさん
サンショウバラはピンクの一重の美しいバラですが、実もトゲトゲで面白いですよね。
オカトラノオは、昨日沢山見てきました。
ヒョウタンボク(キンギンボク)のルビーのような実も見た目はすごく美味しそうですよねえ。ウグイスカグラの実は食べられるということを知っていると。こちらもイケるかも?と口にするひとがいそうですが、こちらはかなりな毒のようですので、口にしないよう、ご用心ですよねえ。
長さん
名札にはナメルギボウシとカタカナ名で書かれており、その時は舐める?と思ったのですが、滑るだったんですよ。
サンショウバラは実にもトゲが出ているのが面白いですね。
ハンゲショウはかなり増えていましたよ。
ミヤコグサは殆ど見かけません。私も9年ぶりに見ました。
先日、ウォーキングで見たオカトラノオはHン弱でしたが、ここのは立派です。
キンギンボクには「有毒」と書かれた札がついていました。
長さん
ナメルギボウシ、名札には漢字がないので、私も舐めると思いましたよ。
ローズヒップにトゲが生えているなんて、サンショウバラくらいなものでしょうか。
オカトラノオは展示の定番ですが、エチゴトラノオというのは珍しい展示でしょうね。
ヒョウタンボクの木には「有毒」と書かれた札が下げてありました。
月奏曲
湿地帯なんですねここ、散策によさそう
キンギンボクの実がコロコロつながっててかわいいw
うふふ
なめるは滑らかなことでしたか。
キンギンボクの花の変化も面白いです。
いかにもスイカズラ科といった感じがしますね。
実が二つくっついているのが可愛らしく見えます。
つやつやして美味しそうなのに、毒があるとは残念!
長さん
ミクリ、ちょっとおかしな名前ですね。
湿地帯というか、水の中から生えています。
キンギンボク、美味しそうな実ですが、毒なんです。
長さん
ギボウシは意外と種類が多いですね。カタカナ名の名札からは舐めるだと思いましたよ。
キンギンボクの花はスイカズラに良く似ています。花が対で咲くので、実も2つ並んで大きくなり、合着するものもあります。美味しそうだから、食べないようにと「有毒」と書かれた札が下がっていました。
秋月夕香
ふるさとは意外とと関東地方のような植物が同じようにあります。だからなつかしいです。
半夏生も山の中なら池一杯にさいていたりしますよね。池でなくても湿地帯。
キンギンボク、食べられそうな赤い実~かわいいですね。あら、ほんとだ、2つづつくっついていますね。おもしろいです。
すーちん
キンギンボク果実の付方
面白いですねー
食べられるのかしら
長さん
ミクリをご存じでしたか。水の中に生える草なので、山奥にはないと思いますよ。
キンギンボクは有毒植物ですから、食べられません。
長さん
キンギンボクは花が対で咲くので、実も対で出来ることが多く、合着してヒョウタンのようになるものもあります。美味しそうですが、有毒植物です。
ロシアンブルー
ミクリって始めて見ました。
キンギンボクはヒョウタンボクは馴染みがありますね、赤い実が瓢箪みたいで可愛いです。
長さん
ナメルギボウシの名札はカタカナなので、私も舐めると勘違いしましたよ。
栗でもないのにミクリとはね。
ヒョウタンボクの実は小さいですが、美味しそうな色です。でも、有毒植物です。