ナツツバキ、ヒメシャラ、ユウギリソウ、三尺バーベナ、オルラヤ、ペンステモン、モナルダ、ゼンテイカ、えらぶゆり

 ウォーキング中に見た花です。
 ナツツバキやヒメシャラが咲き始めました。どちらもツバキ科ナツツバキ属の落葉高木ですが、ナツツバキに比し、ヒメシャラは花も葉も小振りです。


ナツツバキ(夏椿)
葉腋から出る花柄にひとつの花を咲かせる、花径は5cmほど
ナツツバキの葉は、ヒメシャラよりしわが目立つ
別名:シャラノキ(娑羅樹)
F2105_531.JPG
F2105_534.JPG
落花した花。ナツツバキもヒメシャラも1日花です
F2105_533.JPG

ヒメシャラ(姫沙羅)
葉腋から1つずつ、花径2cmほどの白い花を咲かせる。葉先は尖る
別名:ヤマチシャ、アカギ、コナツツバキ、サルスベリ、サルタノキ
F2105_535.JPG
F2105_536.JPG
 以上、5月28日撮影。

 行き止まりの路地の途中で、初めて見る花に出会いました。調べて見ると、ユウギリソウと分りました。キキョウ科の花には見えません。


ユウギリソウ(夕霧草)
キキョウ科ユウギリソウ属の多年草(春播き二年草)、地中海沿岸地方原産
別名:トラケリウム・カエルレウム。花色は白、桃、青があるそうだ
F2106_18.JPG
先端が5裂した小さな筒花の集合体で、先端が白いしべが飛び出している
F2106_20.JPG
F2106_22.JPG

ヤナギハナガサ(柳花笠)
クマツヅラ科クマツヅラ属の多年草。南アメリカ原産の帰化植物
別名は三尺バーベナですが、6尺(1.8m)はありそう
F2106_67_1.jpg

オルラヤ・グランディフローラ
セリ科オルレイア属の耐寒性一年草。ヨーロッパ原産
一般的にはオルレイア(オルレア)と呼ばれる
別名:オルレイア(オルレヤ)、ホワイトレースフラワー
F2106_40.JPG
F2106_41.JPG

ペンステモン・ジギタリス ‘ハスカーレッド’
オオバコ科ペンステモン属の耐寒性多年草。原産はアメリカとカナダの一部
和名はツリガネヤナギ(釣鐘柳)
F2106_38.JPG
F2106_39.JPG

モナルダ
シソ科モナルダ属の多年草。原産は北アメリカ
和名はヤグルマハッカ(矢車薄荷)、タイマツバナ(松明花)
別名:ベルガモット、ビーバーム、ホースミント
F2106_43.JPG
F2106_42.JPG
咲き始め
F2106_44.JPG

 高さ160cm位の塀の上からゼンテイカが顔を出していました。こんなに伸びるわけはないので、道路面より庭が高いのでしょうね。

F2106_93.JPG
F2106_95.JPG

先日紹介した ‘えらぶゆり’ のその後です。沢山の花が咲いています
F2106_03.JPG
F2106_04.JPG
 以上、6月1日撮影。

この記事へのコメント

  • イッシー

    ナツツバキとヒメシャラは区別がつかないや~。笑
    えらぶゆり、すごい勢いですね。
    2021年06月03日 12:50
  • 寿々木

    もうゼンテイカが咲きましたか、当方庭ではまだ小さい蕾です。三尺バーベナとバーベナ リギダの花はよく似てますが、茎の長さが違いますね。茎の長さはアレチハナガサが似ているようです。
    2021年06月03日 13:52
  • river

    家にはナツツバキが5本、ヒメシャラが4本あります。今確認してきましたがどちらも蕾です。ニッコウキスゲ(ゼンテイカ)はもう終盤になりました。
    モナルダは未だ咲きません。テッポウユリはまだ蕾ですがスカシユリがたくさん咲きました。
    2021年06月03日 14:35
  • コスモス

    多分ナツツバキは見たことありますが、ヒメシャラは花後しか見たことないですね。
    ヒメシャラの花はずいぶん小さいですね。
    長さんでもまだ初めて見る花があるんですね。
    夕霧草という名前がいいですね。
    白いしべが飛び出していて可愛いですね。
    2021年06月03日 16:30
  • 信徳

    ユウギリソウって有るんですね、初見です。
    青紫の綺麗な花ですね、好きになりそうです。サンジャクバーベナに花のところが似ています。
    エラブユリ、沖縄地方の特産ユリでしょうか?凄いボリュウムですね。
    2021年06月03日 16:31
  • 秋月夕香

    こんにちは。奈良県野お寺にはよく植えています。夏椿です。
    花ごとばさりと散るのは普通の椿も同じですね。
    とても白がすがすがしく感じます。
    夕霧草~S先生の庭の向かいにたくさんさいています。よくみるとかわいいです。百合もそろろですが、こちらはまだあまりみられません。
    2021年06月03日 17:22
  • nobara

    ナツツバキ、落花で咲いてるのに気づきました。
    少し、前から咲いていますね。早いですよね(*^-゚)⌒☆
    ヒメシャラの方が好きです。いづれも一日花ですね。
    ユウギリソウ花のひとつひとつを見るとキキョウ科のお顔ですね★
    蕊の飛び出し方が変わっていますね。
    六尺バーベナでしたか((((^Q^)/
    今、これを草丈を低くして枝分かれの多い
    バーベナ メテオールシャワーが花壇に使われています。
    モナルダの先始め、可愛いです。
    咲き終わりは落ち武者にみえますのにね((((^Q^)/
    エラブユリは花保ちがいいんですね~
    2021年06月03日 17:46
  • eko

    ナツツバキがもう咲いているんですね。近所の花を見に行かなければ…。可愛い花ですね。ヒメシャラも素敵です。
    ユウギリソウは細長い筒状の小さな花が沢山咲きますね。白花を見たことがあります。
    コメントに書かれていたオルラヤとペンステモンですね。可愛い花たちです。
    えらぶゆりが見事です。
    2021年06月03日 17:59
  • はるる

    ユリが咲いていますね。
    ヒメシャラ、今日見かけました。
    ユウギリソウ、色姿、どちらもきれいなものですね。
    ヤナギハナガサも同じようなきれいな色ですね。
    いろいろな花に出会えて楽しいです。
    2021年06月03日 18:29
  • なおさん

    ナツツバキは和紙のような質感の清楚な花で趣がありますね。1日花という潔さもあり、和の庭木として人気ですね。ヒメシャラはうちにもあります。伊豆や箱根の山のほうでも見られますね。昭和記念公園の日本庭園の盆栽苑には見事なヒメシャラの盆栽だありますね。

     ニッコウキスゲは種子を播いて咲かせたことがあります。高原では7月の花ですが、埼玉あたりの平地では、ムサシノキスゲのように5月には花が咲きますね。
    2021年06月03日 20:20
  • 長さん

    イッシーさん、コメントありがとうございます。
    ナツツバキとヒメシャラ、花の大きさが倍くらい違うので、見分けは簡単ですよ。
    えらぶゆりは横から撮ったので、花が多く見えますね。実際、多いのですが(笑)。
    2021年06月03日 21:18
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    ゼンテイカを見かけるようになりましたよ。
    三尺バーベナとバーベナ・リギタは似ていますが、リギタの草丈は40cmくらいですね。アレチハナガサは2m位になりますが、葉が三尺バーベナより幅広ですね。
    2021年06月03日 21:25
  • うふふ

    昔、社宅の庭にシャラノキがありました。
    花が咲くとメジロがつがいでやって来て、チイチイと小さな声で鳴いていたのを思い出します。
    ユウギリソウ、初めて見ました。
    きれいですね。
    えらぶゆりの花数には驚きました。
    こんなに咲くものなのですね。
    2021年06月03日 21:27
  • 長さん

    riverさん、コメントありがとうございます。
    ナツツバキが5本に、ヒメシャラが4本ですか。広くて良いですね。
    ニッコウキスゲはもう終盤ですか。今年は早いのかも。
    こちらではテッポウユリとスカシユリは同じ時期に咲き始めるようです。
    2021年06月03日 21:27
  • 長さん

    コスモスさん、コメントありがとうございます。
    ヒメシャラはナツツバキと比べると、花径が半分以下です。シンボルツリーとして植えてあることがあるので、どこかで咲いていると良いですね。
    まだ知らない花はたくさんありますよ。コーヒーノキの花も見ていないです。ユウギリソウの花から飛び出しているのは雄しべで、先端に葯が付いています。雌しべは筒の中らしい。
    2021年06月03日 21:37
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    ユウギリソウは珍しいですね。花色は三尺バーベナに似ているので、並べてみました。
    エラブユリは沖永良部島に自生するテッポウユリを栽培したものです。いくつかのブランド名があるようです。
    2021年06月03日 21:43
  • 長さん

    秋月夕香さん、コメントありがとうございます。
    ナツツバキはシャラノキとも呼ばれますね。仏教の成木と言われるサラソウジュに擬して名づけられたので、お寺に植えてあることが多いようです。
    ユウギリソウが沢山咲いていますか。私の理解ではまだ珍しい部類です。是非写真を投稿して下さい。
    2021年06月03日 21:48
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    先週、ヒメシャラのつぼみを確認したので、そろそろ咲いたかなと思って見に行きました。ナツツバキはその途中で、やはり、落花している花に気付いたのです。
    ユウギリソウは先が五裂した筒花ですが、傘状にこんもり咲くのはキキョウ科の中では珍しいと思います。飛び出しているのは雄しべで、先端に白い葯が付いています。雌しべは見えないので、筒の中にあるようです。
    バーベナ・メテオールシャワーは沢山分枝するのですか。三尺バーベナより華やかそう。
    モナルダの咲き始めは先端が白いのですね。いつも咲ききった姿なので、新鮮でした。
    えらぶゆりは満開状態になりました。
    2021年06月03日 21:56
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    ナツツバキやヒメシャラも、れいねんより早く咲きました。
    ユウギリソウの白花をご覧になりましたか。白の方がユウギリソウの名にふさわしいかも。
    オルラヤとペンステモン、同じお宅で咲いていました。
    えらぶゆりは満開になりました。
    2021年06月03日 21:58
  • 長さん

    はるるさん、コメントありがとうございます。
    今年はユリも早く咲きました。
    ヒメシャラをご覧になりましたか。これも早いですね。
    ユウギリソウ、遠くからはアリウム?と思ったのです。ヤナギハナガサは花色と形が似ているので、並べてみました。
    2021年06月03日 22:01
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    ナツツバキは花弁にしわが寄ったように見えますよね。雁首ごと落ちるのがいかにもツバキ科らしい。
    ヒメシャラはポーラ美術館に自生の木が何本もありました。昭和記念公園のヒメシャラの盆栽、何度か見ましたが、樹齢50年だそうですね。
    ニッコウキスゲ、多分鉢植えだと思うのですが、何株もあるようで、花が6つも咲いていました。
    2021年06月03日 22:10
  • 月奏曲

    箱根はひめしゃら有名らしいのですがまだ生で見たことないんですよwバラとアジサイのタイミング選ぶと終わってるというw

    ベルガモット、ハーブとしては知ってましたがこんなお花なんだ…結構独特で面白い花ですね
    2021年06月03日 22:11
  • 長さん

    うふふさん、コメントありがとうございます。
    社宅の庭にシャラノキですか。中々洒落た社宅だったのですね。
    ユウギリソウ、珍しいと思います。名の由来からすると白花の方が似合いそう。
    えらぶゆり、10本以上並んでいるので、花が多く見えます。現地では1株で30咲くそうですが、こちらでは15くらいなのだそうです。
    2021年06月03日 22:15
  • 長さん

    月奏曲さん、コメントありがとうございます。
    箱根のヒメシャラはポーラ美術館の森に大きな自生の木が何本もありますよ。高木なので花は見えないかも。
    ベルガモットは長い茎の先に真っ赤な花が咲いて、タイマツバナという別名もなるほどと思います。
    2021年06月03日 23:00
  • mori-sanpo

    ナツツバキがもう咲いていましたか。
     いつも歩いているウオーキングコースにありますが、見落としていたかもしれません。
     えらぶゆりのたくさんの花見事ですね。
    2021年06月03日 23:01
  • ロシアンブルー

    今日、公園で落ちていた花が多く何だろうと思って見上げたらヒメシャラでした、一日花なんですね。
    ユウギリソウの花って綺麗ですね。
    エラブユリの花も見事です。
    2021年06月03日 23:13
  • 長さん

    mori-sanpoさん、コメントありがとうございます。
    ナツツバキ、大きな花ですから、咲いていれば直ぐ見つかるでしょうね。
    えらぶゆりはテッポウユリの栽培種ですが、現地では花付きが30にもなるそうです。
    2021年06月04日 09:32
  • 長さん

    ロシアンブルーさん、コメントありがとうございます。
    公園でヒメシャラの花が落花していましたか。ツバキと同様、一日花です。
    ユウギリソウ、変わった花ですね。白花も見てみたいものです。
    えらぶゆりは花付きが良いことで知られているそうです。
    2021年06月04日 09:35

この記事へのトラックバック