今回も、花のアップを隠し画像にしたものがありますので、画像クリックでご覧下さい。
エリヌス・アルピヌス
ゴマノハグサ科ワカラクサ属の多年草(1属1種)
ピレネー山脈やヨーロッパアルプスの高山帯の岩場や草地に生える
和名はイワカラクサ(岩唐草)。花径は1cm位。花期は4~5月
隠し画像あり
ドラバ・ドルネリ
アブラナ科イヌナズナ属の多年草。アルゼンチン~チリに分布。詳細不明
ゲラニウム・マクロリズム
フウロソウ科ゼラニウム属の多年草。原産は南東アルプスとバルカン半島
花径は2~3cm、開花期は6~7月。漢方薬やエッセンシャルオイルに利用
こちらは白花種(園芸種と思われる)
バイカカラマツ ‘グリーン・ハリケーン’
キンポウゲ科アネモネラ属の多年草。北アメリカ原産の園芸種
花期は4~5月、花径は1~1.5cm。花が梅に、葉がカラマツソウに似る
レウイシア・コチレドン
スベリヒユ科レウィシア属の常緑多年草。北アメリカ原産
山地の乾燥した崖や砂礫地の岩場に生える。花期は4~6月、花径2~3cm
白、桃、赤紫、橙など花色が豊富。八重咲きもあり、園芸種が多数流通
隠し画像あり
アクイレギア・アルピナ
キンポウゲ科オダマキ属の多年草。アルプス山脈原産
花径は6~8cm程度、花期は5~6月。別名:アルプスオダマキ
こちらは、北米原産のオダマキ数種類を交配したセイヨウオダマキ
ドデカテオン・メアディア
サクラソウ科ドデカテオン属の多年草。北アメリカ東部、中部に分布
花の姿から、別名:シューティングスター(流れ星の花)
カラチダケサシ(唐乳茸刺)
ユキノシタ科チダケザシ属の多年草。シベリア、中国。朝鮮半島に分布
別名:アスチルベ・キネンシス。アスチルベの交配親。開花期は5~9月
隠し画像あり
ケマンソウ(華鬘草)
ケシ科コマクサ属の多年草。中国東北部から朝鮮半島に分布
別名:タイツリソウ。開花期は5~6月、花径は2~3cm
こちらは白花種
タイリントキソウ(大輪朱鷺草)
ラン科タイリントキソウ属の多年草。原産は台湾、中国南部
別名:プレオネ・フォルモサナ。花期は2~4月、花径は5~7cm
バイカイカリソウ(梅花錨草)
メギ科イカリソウ属の多年草。本州、近畿地方以西から四国、九州に分布
開花期は4~5月、花径1cm。日本固有種
コリダリス・フレキシオーサ
ケシ科キケマン属の多年草。原産は中国四川省
別名:ヒマラヤエンゴサク。開花期:5~10月、花筒長:3~5 cm
写真は栽培種の‘チャイナブルー’と思われる
コリダリス・ルテア
ケシ科キケマン属の多年草。スイスのアルプス南部、イタリア原産
ポレモニウム・カエルレウム
ハナシノブ科ハナシノブ属の多年草。ヨーロッパ原産
花期は5~6月、花径は1~1.5cm。別名:西洋ハナシノブ。亜種や変種が多い
エゾハナシノブ(ミヤマハナシノブ)やカラフトハナシノブはこれの亜種
隠し画像あり
(つづく)
この記事へのコメント
寿々木
nobara
ゲラニウムもイイですね~(*^-゚)⌒☆
我が家の飛んできた子、ビルウォーリスでした。
反対側の上で育てたのが零れ種したようです。ラッキー
だから地植えのできる庭なら、そんな喜びがありますね。
ドデカテオン・メアディアってシクラメンを極小にした感じですね
ポレモニウム・カエルレウムもイイですね。
なおさん
洋風美人の織田麻紀さんも色とりどりで、カラフルで良いですよねえ。
コスモス
バイカカラマツ‘グリーン・ハリケーン’の花は緑色ですよね。雄しべが面白い形になっていますね。
タイツリソウの白花は見たことありません。
よく見ると花は変わった形をしてますね。
eko
エリヌス・アルピヌスは可愛いですね。ゲラニウム・マクロリズムの紅白の花も可愛いです。
セイヨウオダマキのどの花も素敵です。別名シューティングスターはそのままの花姿ですね。ケマンソウも紅白で見られましたね。キケマン属の青と黄色の花も素敵です。
自然は面白い造形の花々を作り、見るのも楽しいですね。
秋月夕香
たいつり草も白があるのは知りませんでした。
コリダリス・フレキシオーサ ポレモニウム・カエルレウム
などすきです。
(すみません。長さんのブログ、いつも気持玉が入りにくくてすぐに×になります。ごめんなさいね)
はるる
コリダリス・フレキシオーサ
さわやかなブルー
見たこともない色ですね。
花も色違いがあって、楽しめますね。
長さん
今回紹介した高山植物の中で、レウイシア、ケマンソウ、タイリントキソウ、バイカイカリソウ、西洋オダマキはウォーキングでも見かけますよ。
アルプスを旅したのは7年前が最後ですが、3大名花のうち、アルペンローゼとゲンチアナは見かけました。最近、自生のエーデルワイスは少なくなっているそうで、鉢植えを見ただけでした。
river
コリダリス・フレキシオーサの薄い青が良いですね。
長さん
イワカラクサは花弁の中心に折れ目がありますね。
ゲラニウム‘ビルウォーリス’はもともとご自宅のものでしたか。
ドデカテオンは花弁が反転しているので、原種シクラメンのヘデリフォリウムみたいな感じですが、花柱が飛び出しているのが相違点です。むかし、こんな花をどこかで見たような気もするのですが・・・。和名はカタクリモドキです。
ポレモニウム・カエルレウムは爽やかな花色がステキですね。
長さん
イワカラクサを育てたことがおありですか。可愛い花ですよね。
タイリントキソウは近くの中華料理店のご主人が毎年綺麗に咲かせて、店頭に飾ってくれますが、球根が1/3くらい露出しています。もしかして、そんなことが秘訣だったりして。
長さん
隠し画像はきれいに撮れたものを選んでいます。他は上手くいかなかったわけではないのですが・・・。
バイカカラマツ‘グリーン・ハリケーン’はキンポウゲ科なので、緑の部分が萼で、白い部分が花弁です。中央の花は、花弁の先端だけが幅広で風車のようにも見えますね。
タイツリソウの花は扁平で、面白い形ですね。華鬘とは仏具の一種で、それに花が似ているというのが名の由来です。コマクサも似たような形ですよ。
ロシアンブルー
コリダレス・フレキシオーサの花、面白いですね~、色もとても良いですね。
ケマンソウも可愛い花ですね。
長さん
エリヌス・アルピヌスは可愛いですね。国内ではこの色と白が流通しています。
ゲラニウム・マクロリズムは香りも良いようです。
ドデカテオン・メアディアは花柱が尖っているのもポイントですね。
コリダリスはケマンソウと同じ形をしていますよね。
長さん
今回紹介した花の多くが日本で流通しています。日本人は花好きなんですね。
タイツリソウは赤い花のほうが白より人気があるようです。
気持ち玉は2つか3つ付けていただくだけで結構ですよ。
長さん
コリダリス・フレキシオーサの花の形はキケマンとかエンゴサクに似ていますね。ヤマエンゴサクもこんな青い色をしています。
色違いの園芸種も咲いているのは植物園のサービスでしょうね。
長さん
この中で、お宅で咲いているのはセイヨウオダマキとアスチルベですか。
タイリントキソウは冬越しの問題がありそうですね。
コリダリス・フレキシオーサの青はヤマエンゴサクを連想させますね。
長さん
セイヨウオダマキは赤や黄色、ピンク、薄紫など花色が豊富ですよね。
コリダレス・フレキシオーサの花の筒花で先端があまり開きません。日本でもキケマンやヤマエンゴサクなど、似た花があります。
ケマンソウ、我が家にもあったのですが、根茎を誤って切ってしまい、お陀仏しました。
月奏曲
シューティングスターも宇宙船の帰還ポッドみたいなシャープな造形で素敵w
対してオダマキ3種はお花らしい柔らかさあって可愛いですね
チャイナブルー綺麗な色w
うふふ
世界中の高山植物が見られるのですから植物館はありがたいです。
タイリントキソウがきれいに撮れましたね。
近くで見てみたいお花のひとつです。
長さん
‘グリーン・ハリケーン’は花を台風に見立てたのでしょうね。
シューティングスター、可愛いですね。そうそう、野口さんが流れ星に載って帰還しましたね(笑)。
コリダリス・フレキシオーサは爽やかな青が良いですね。
長さん
関西では高山植物を年間で見られる植物園がいくつかあるのですが、関東ではここだけですからありがたいです。ここは狭いので、花がごく近くで撮れるのですよ。
イッシー
あの狭いところにおそるべしですよね。
たくさんの珍しいお花どれも貴重ですね。
隠し画像も素敵です。
nobara
多分??
箱根湿性花園の入り口にあったかと記憶しています。
私も、そこで初めて見て、びっくりしました。
長さん
前回と同じ花も咲いていましたが、やはり秋と春ではかなり植物の入れ替えがありました。
隠し画像はピンの良いものを選びました。
すーちん
そういえばレウイシアありました
枯らしてしまいましたー^^
長さん
ドデカテオン・メアディアのことですか?過去の箱根湿性花園の写真をざっと見返したのですが、見つかりませんでした。
長さん
レウイシア、育てていらっしゃいましたか。我が家も3年で駄目になりました。