埼玉県花と緑の振興センターにて(5) サザンカ(田子の月)、ツバキ(太郎冠者、赤腰蓑)、コニファーの色々(その4)

 1月5日に訪れた「埼玉県花と緑の振興センター」の東園で見た花などです。

サザンカ 田子の月 (サザンカ群)
白色、萼の先端は淡紅色、一重抱咲き、幅広弁、中輪、11~12月
HMS_100.JPG

ツバキ 太郎冠者
紫を帯びた桃色、白斑も入る一重咲き、筒咲き、中輪、12~4月
別名:有楽。茶花として大変人気の高い侘助椿
花弁に鳥が止まって痛んだのか。右奥の花は通路から撮影困難
HMS_082.JPG

ツバキ 赤腰蓑
濃紅、一重の唐子咲き(雄しべが全て花弁化)、小~中輪、12~3月
HMS_079.JPG
HMS_078.JPG

 花と緑の振興センターで見る事が出来たサザンカやツバキは以上です。
 ここで、ツバキとサザンカの見分け方について纏めてみました。勿論例外はありますし、サザンカのハルサザンカ群はツバキとサザンカの間で交配されたものなので、ツバキとサザンカの特徴をどちらも持ち合わせており、その特徴の出方は品種によって異なります。


サザンカとツバキの相違点
SAZA_TSU.JPG


コニファーの色々(その4)


ヒマラヤシーダー ‘フィーリンブルー’
マツ科ヒマラヤスギ属の針葉樹。別名:ヒマラヤスギ
原産はヒマラヤ西部からアフガニスタン東部の温帯地方
この種は伸びるのが遅く、高さ90cm、横張り3m位にしかならない
コウヤマキ、ナンヨウスギ(アロウカリア)とともに世界三大公園樹の一つ
HMS_133.JPG
HMS_134.JPG

フィツェリアーナビャクシン ‘ゴールドコースト’
ヒノキ科ネズミサシ属(旧ビャクシン属)、アメリカで作出された
矮性で、高さ1m位まで。青緑色の葉が美しい。剪定が不要
HMS_136.JPG
HMS_137.JPG

ドイツトウヒ ‘ニディフォルミス’
マツ科トウヒ属。ヨーロッパの北部から中部が原産のモミノキの仲間
モミノキ同様、クリスマスツリーに使われる定番の木。建材にも利用される
原種のマツボックリは長さ20cmになるが、本種は矮性の園芸種
HMS_142.JPG
HMS_143.JPG

ヒメマサキ(姫正木)
ニシキギ科ニシキギ属の常緑低木。別名:イオニマス
矮性の改良品種。花や実は目立たず観賞対象とはならない
丈夫で、植える場所を選ばない。病気にも強い
HMS_165.JPG
HMS_166.JPG
 1月5日撮影。
(つづく)

この記事へのコメント

  • イッシー

    サザンカやツバキ、種類多いんですね~!
    コニファーもいろいろですね。世界的にはもっとあるんでしょうね~。
    2021年01月14日 12:52
  • 寿々木

    椿と山茶花 寒椿との見分けは楽ですね。葉が少し細めで、鋸歯が目立って、艶が無いのがサザンカと寒椿です。椿は葉が大きい。
    2021年01月14日 13:47
  • 信徳

    サザンカ、ツバキ、人それぞれ好き嫌いはあると思います。
    私は生垣などはサザンカ,単一植えはツバキが好きです。
    どちらも花の少ない時期ですから贅沢は言ってられませんが。
    2021年01月14日 15:59
  • river

    ツバキとサザンカの違いは諸説ありますが植物学上決定的な違いはただ一つ新芽や子房に毛があるのがサザンカであり無いのがツバキです。ただ子房は花を分解してみなければ分かりません。
    太郎冠者は系統、来歴不明のツバキです。おそらく中国由来だと思われるのですが詳細は不明です。侘助の元になったツバキですが種が出来ません。花粉はあります。
    2021年01月14日 16:20
  • nobara

    赤腰蓑、ボクハン(ト伴)とも違うのですね?
    赤い唐子弁のを日光(ジッコウ)白いのを月光(ガッコウ)とか?
    これはすごく面白いと思いました。
    靖国神社の椿園で見たことがあります。
    ヒメマサキ(姫正木)というのまであるんですね。
    2021年01月14日 18:01
  • なおさん

    学生時代、ほんの少しだけ狂言の稽古をしましたので、太郎冠者というのは、馴染み深い名です。椿の太郎冠者は、国営武蔵丘陵森林公園で見たことがあります。可愛らしいですよね。うちには数寄屋の侘助が咲いています。

     ヒマラヤシーダーは大木になるものですが、ならないのもあるのですねえ。
    2021年01月14日 18:43
  • はるる

    コニファー、違いを見ても実際に出会うと、私などには難しいですが、そんな植物を見かけると、立ち止まって見たりしています。
    剪定が不要とか丈夫とか、とってもありがたいですね。
    これからの季節は椿ですね。
    2021年01月14日 18:54
  • 秋月夕香

    こんばんは。赤いツバキの花びらがフリル状になっている椿ははじめてみました。
    フィツェリアーナビャクシン ‘ゴールドコースト’ の下の木は
    日本のヒバの木に似ているような気がします。ヒマラヤ杉はたまにみます。
    2021年01月14日 20:30
  • 長さん

    イッシーさん、コメントありがとうございます。
    もっとたくさん咲いていると思ったのですが、期待外れでした。コニファーにツバキの代わりもしてもらっています(笑)。
    2021年01月14日 20:53
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    ツバキとサザンカは見慣れていると区別が付くようになりますね。
    2021年01月14日 20:54
  • 月奏曲

    あ~ちょっとお花傷んでますねぇ…

    20センチの松ぼっくりとかみてみたいwデカいw
    すげー火を点けやすそうwキャンプにもってこいw
    2021年01月14日 20:56
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    サザンカは生垣、ツバキは単一植え、こちらでも、そういうお宅は確かに多いです。
    2021年01月14日 20:58
  • 長さん

    riverさん、コメントありがとうございます。
    ツバキやサザンカの花を分解するのは憚られますから、ネット情報から外見上の特徴を纏めました。
    昔はどの品種はこの系統というような記録を残さなかったみたいですね。
    2021年01月14日 21:06
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    赤腰蓑に似た咲き方のツバキは、卜伴、卜伴錦、
    桃色卜伴、式部、大唐子、紅唐子、紅獅子と、色々あるそうです。日光は紅唐子の別名だそうですね。
    靖国神社に椿園があるのですか。知りませんでした。
    ヒメマサキは初めて知りました。矮性で、葉も小さいようです。
    2021年01月14日 21:18
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    学生時代に狂言の稽古ですか。部活かなんかですか?
    ツバキの太郎冠者は良い花がなくて、お見苦しい写真になってしまいました。
    欧米ではコニファーが流行りだそうで、矮性種を作り出した方が需要があるのでしょうね。
    2021年01月14日 21:22
  • 長さん

    はるるさん、コメントありがとうございます。
    ここでコニファーの色々を見て、ウォーキング中に目に入ってくることが多くなりました。見て回ると、色々植えていらっしゃいます。
    街中でも、サザンカが終わるとツバキが咲き出しますね。
    2021年01月14日 21:24
  • 長さん

    秋月夕香さん、コメントありがとうございます。
    赤腰蓑は一重のツバキなんですが、雄しべが全部花弁化したので、八重になりました。その花弁化したものが花弁を折りたたんで並べたように見え、面白いですね。
    ヒバはヒノキやサワラの別名ですね。同じヒノキ科だと花同じ様な感じになりますね。
    2021年01月14日 21:29
  • 長さん

    月奏曲さん、コメントありがとうございます。
    ドイツトウヒの実は見たことがないですが、どこかの植物園で「世界の木の実展」が行われた際、大きな松ぼっくりを見たような記憶はあるのです。矮性種だと大きな実はならないかもね。
    2021年01月14日 21:46
  • うふふ

    サザンカとツバキの違いを表にしてくださったので良くわかりました。
    サザンカの葉の裏にわずかに毛があるのを知りませんでした。
    今度サザンカの垣根のそばを通ったら葉の裏を見てみましょう。
    コニファーは、全部ではありませんが葉を揉むと独特の香りがしますね。
    森林浴効果があるのだとか。
    そのせいかどうかわかりませんが、好きな香りです。
    2021年01月14日 21:58
  • eko

    こうしてみるとサザンカもツバキもいろいろありますね。違いは大体は分かりますが、交配種になるとさっぱりです。
    唐子咲きのツバキは豪華ですね。
    コニファーも様々ありますね。
    2021年01月14日 22:03
  • 長さん

    うふふさん、コメントありがとうございます。
    サザンカとツバキの相違点、役に立つでしょうか。
    サザンカの葉の裏にある毛はとても小さいです。葉を1枚、日にかざしてみるのも良いですね。
    コニファーの香り、区別が付きませんが、ヒノキ風呂の香りは分ります。癒やし効果があるようですね。
    2021年01月14日 22:35
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    もっとたくさんツバキが咲いているかと期待したのですが、ネタ切れになりました。サザンカとの相違は、慣れてくるとするわガル洋ですね。
    唐子咲きのツバキ、しべが弁化した部分が規則正しく並んで、面白いです。
    2021年01月14日 22:37
  • すーちん

    おはようございます
    赤腰蓑ですか初めて見
    た時思わず写真撮りましたー
    2021年01月15日 08:32
  • 長さん

    すーちんさん、コメントありがとうございます。
    赤腰蓑、ご覧になったことがおありですか。咲き方が面白いですよね。
    2021年01月15日 10:07
  • ロシアンブルー

    サザンカとツバキは、見た目そっくりですね。
    花びらが落ちるサザンカ、花ごとお散るツバキ、葉の鋸歯を見て判断していました。
    花もバラの様に八重咲きのものもあり驚きました。
    2021年01月15日 11:08
  • 長さん

    ロシアンブルーさん、コメントありがとうございます。
    サザンカとツバキ、一重があったり、八重があったりで、似たところが多いですが、違いを探してみるのも面白いでしょう。
    2021年01月15日 11:33

この記事へのトラックバック