今回から鑑賞温室(ラン温室)で咲いていた花を紹介します。昨年10月に訪れたときは、温室の中央にオオゴマダラの展示ネットが置かれていましたが、今は周囲にカトレア類などの花が展示されているだけで、ガランとしていました。
先ずは、カトレア類以外から紹介します。
イポメア・ホルスファリアエ
ヒルガオ科サツマイモ属のつる性常緑低木。原産は西インド諸島
和名はホザキアサガオ(穂咲き朝顔)。流通名はプリンセスバイン
筒先が5裂した深紅の花は径5cmほど。蕾には光沢がある。有毒植物
ゲンペイクサギ(源平臭木)
シソ科クサギ属の蔓性低木。西アフリカ原産。別名:ゲンペイカズラ
白い部分は萼。殆どの花が散り、わずかに赤い花弁が見える程度だった
ベニゴウカン(紅合歓)
マメ科ベニゴウカン属の常緑低木。原産はアメリカ南部~メキシコ北部
花径は2cm程度で、オオベニゴウカンに比べると、かなり小さい
別名:ヒネム (緋合歓) 、ヒゴウカン (緋合歓)
これ以降はカトレの仲間です。お好みの品種が見つかりましたでしょうか?
なお、名札に書かれた品種名は、可能な限り、新品種名に変更しています。
カトレヤ・トリアネ交配種
C. trianae x C. trianae
原種トリアネ同士の交配種。この場合も変種ができることがあるらしい
リンコレリオカトレヤ・ミシマ・モナーク ‘ブルーメン・インセル’
Rlc. Mishima Monarch ‘Blumen Insel’ (Rlc. Patricia Purves x C. Horace)
リンコレリオカトレヤ・フローレンス マックレルランド
’メリット’
Rlc. Florence McClelland 'Merritt' AM/AOS (画像を変更しました)
カトレヤ・エスベッツ ‘ダイアン’
C. Esbetts ‘Diane’ (C. Bob Betts x C. Estelle)
リンコレリオカトレヤ・エセル マクブルーム
Rlc. Ethel McBroom No.37-3
カトレヤ・バタフライ ウィングス 'オーキッドライブラリー'
C. Butterfly Wings 'Orchidlibrary'
ポティナラ・コーゾーズ スカーレット ‘ヴィエミ’
Pot. Kozo’s Scarlet ‘Vi-Emi’
リンコレリオカトレヤ パメラ・ヘザリントン 'コロネーション'
Rlc. Pamela Hetherington 'Coronation'FCC/AOS
(C. Paradisio x Rlc. Mount Anderson)
レリオカトレヤ・ガバナー ゴア #5
Lc. Governor Gore #5
(つづく)
この記事へのコメント
イッシー
見出し画像の赤い花もかわいく撮れてますね。
nobara
初見です。アサガオというより、
ヒルガオ科のルコウソウみたいな感じですよね。
ゲンペイクサギは赤が見えないと源平になりませんね。
カトレアは見ごたえがありますね(*^-゚)⌒☆
カトレヤ・バタフライ ウィングス 'オーキッドライブラリー'
凄くユニークですね~
寿々木
river
カトレアは「花の女王」にふさわしい艶やかさです。リンコレリオカトレア:ブラッサボラ属(Brassavola)×カトレヤ属(Cattleya)の花が好きです。
eko
うわぁ~!やはりカトレアはランの女王様、どの花も綺麗ですね。カトレヤ・バタフライ ウィングス 'オーキッドライブラリー'の花色が個性的ですね。
なおさん
蘭の女王様とお呼びっ!という美しいカトレアがいろいろ見られると、好きなひとにはタマリマセンよねえ。
秋月夕香
ベニゴウカン(紅合歓)合歓の木ののお花とそっくり色がとてもあざやか、めだつでしょうね。
カトレア、いろいろ、華やかで淑女がドレスをまとっているみたいです。
信徳
オオベニゴウカンは何処の温室にも有りますがベニゴウカンは
初見です。確かに一回り小さいですね。
カトレアはどれも好きですがリンコレリオカトレヤ・エセル マクブルームの色合いが好みです。
はるる
カトレアどれも美しさをいっぱいに見せていて、やはりすごいです。
川口グリーンセンター、たくさんの植物があるところですね。
降魔成道
長さん
ネタが少ないので、これ幸いと、ランの花を沢山撮ってきました。
冒頭の赤い花、サツマイモの仲間とは思えませんね。
長さん
ホザキアサガオは同じイポメア属のルコウソウとも感じが違います。花がルコウソウより大きく、花弁にしわがあるからでしょう。
カトレア・バタフライウィングスは側花弁にリップと同じ赤が入っているのがユニークです。
長さん
アカネ科のバーチェリアというと、バーチェリア・ブバリナのことですか?ブバリナは筒花で細長いですよね。
オオゴマダラは昨年10月に見ましたが、まださなぎになる時期ではなかったです。金色のさなぎはブログ友さんの画像を見ましたが綺麗ですね。
長さん
大きなラン展は1月初旬に池袋サンシャインで開催されたのですが、電車も池袋界隈も人が多いので、流石に見に行くのは断念しました。
リンコレリオカトレヤは豪華な感じがしますよね。
長さん
ホザキアサガオの名付けは同じサツマイモ属だからでしょうが、朝顔とはかなりイメージが違いますね。
カトレヤ・バタフライ ウィングスは赤が3ヵ所に入るのが印象的ですね。
長さん
温室はガランとしていましたが、壁際はランランと小躍りしたくなるくらい、カトレア類が並んでいましたよ。
長さん
ホザキアサガオは朝顔には似ておらず、派手な花です。
ベニゴウカンはネムの花より小振りなんです。
カトレア類は華やかな花が咲くので、ランの女王様と呼ばれています。
長さん
ベニゴウカンはこれまでに夢の島熱帯植物館でしか見たことがなかったので、これが2ヵ所目です。
リンコレリオカトレヤ・エセル マクブルームはこの属の代表的な花色なんです。
長さん
ホザキアサガオは深紅の花で、小さいのによく目立ちます。
ベニゴウカンも小さい花なので、もっと惹いた画像を撮れば良かったのですが・・・。
この植物苑は1967年開園ですから、かなり歴史があるんです。
長さん
オオベニゴウカンは球形に近い花になりますが、ベニゴウカンは不完全な半球形というような感じです。鼻の小ささが分る写真を撮ってくれば良かったのですが・・・。
うふふ
ホルスファリアエだなんて、アナウンサー泣かせです。
私、アナウンサーではありませんが・・
カトレアはやはりお花の女王様ですね。
どれもどれも美しくて、お気に入りをひとつだけ選ぶのは無理です。
月奏曲
ダイアンがそんな中清楚な感じでいいかなぁ
ガバナー ゴア #5は逆になんというかカトレアらしいカトレアというかw
長さん
ホザキアサガオと言うには朝顔のイメージと合わないし、と言って、学名では覚えられないし、困ったものです。
カトレアの仲間、どれも美しいので、一番を選ぶのは難しいですね。これから続々登場させるつもりです。
長さん
カトレヤ・エスベッツがお好みですか。ここは古い品種のカトレアが多いのですが、この品種も往年の銘花です。
ピンクの花弁に赤いリップ、交配種カトレアの代表的な花色です。
すーちん
これから蘭の展示増えていく
時季なのに
見せ場が矢張り少ないんで
しょうねー
長さん
今の時期、例年ならあちこちで蘭展が開かれるはずなんですがねー。
ロシアンブルー
ランのシーズンですね。今年はコロナで残念ですが中止になるところが多いでしょうね。
カトレアは見事な存在感があってどれも魅力的ですね。
私はコロネーションやブルーメン・インセルでしょうか。
長さん
いつもならラン展を見てきた報告を連載していますが、今年は殆どのラン展が中止になってしまったので、ここで撮ってきたカトレア類を連載することにしました。挙げられた2種類はいずれも上品な花色が良いですね。