今回はサボテン温室の続きです。先ずは、温室展示の定番、ハナキリンです。大抵は丈が低く抑えられていますが、ここの花キリンは樹高が3mくらいはありそうです。
名札にはユリ科、原産地・南アメリカとしてありましたが、イワレンゲの別名がホトケノツメと言うように、ベンケイソウ科イワレンゲ属の植物と思われる。学名が記載されていないので、詳細は不明です

オニキリマル(鬼切丸)
ツルボラン科(←ユリ科)アロエ属の常緑低木状多年草
アフリカ南部原産。別名:アロエ・マルロシー


イポメア・ボルシアナ
ヒルガオ科サツマイモ属のつる性多肉植物。マダガスカル島原産
塊根が球状に肥大する(直径20cm近くになる)のが特徴
夏に、朝顔に似た赤紫の花が葉の基部から咲くという


キフォステンマ・エレファントス
ブドウ科キフォステンマ属のつる性植物。マダガスカル島原産
塊根は木質化しており、葉は多肉質。エレファントスは象の脚の意


ネムリホテイ(眠り布袋)
ウリ科ゲラルダンサス属のつる性植物。南アフリカ原産
学名:ゲラルダンサス・マクロリザス。マクロリザスは大きな根の意
塊根が扁平状に肥大するこんな花が咲く(ネットより借用)


アロエ・サポナリア
ツルボラン科アロエ属の常緑多年草。南アフリカ原産
和名はメイリンニシキ(明鱗錦)、別名:シャボンアロエ
原産地では、かつて石鹸の代わりに使われていた
すりつぶした葉に水を加えると石鹸のように泡立つ


キソウテンガイ(奇想天外)
今まで見たものの中では一番大きいが、国内最大は咲くやこの花館のもののようだ
1月13日撮影。
次回は、ちょっと離れたところにある鑑賞温室(ラン温室)で咲いていた花を紹介します。
(つづく)
この記事へのコメント
イッシー
見たことないようなのが続きます。
かなり広範囲に収集されているんですね。
信徳
2,000以上のものが有り沙漠に生きる為に色々工夫している
植物で雌雄異株、雌花の方が綺麗だとか。これは実のようですね。
river
奇想天外はその時に知識を得ました。ぐんまフラワーパークにもありますが伊豆でも見たことがあります。2枚の本葉が生涯伸び続けますね。
寿々木
新コロナで大変ですね。当地では感染して入院待ちが1000人を超えたそうです。
コスモス
キソウテンガイはどこかで見たことあると思いますが、和名のサバクオモトは、ぴったりの名前ですね。
nobara
3mもあると凶器になっちゃいますね((((^Q^)/
見ると半端ない棘ですもんね~
ライチョウノツメはこんなでしたか(^o^)丿
オニキリマル、アロエだと納得しますね。
イポメア・ボルシアナ、桜島大根が転がってると思いました。
アロエ・サポナリアは先出のアロエの花の角度が違う感じですね。
我が家に咲くアロエ・アヤニシキと全く同じ姿です。一本ですが(^o^)丿
なおさん
鬼切丸は、今人気の「鬼滅の刃」ですと「日輪刀」ということになるのでしょうね。その昔ですと「髭切」の銘の刀も鬼の腕を切った刀で有名ですねえ。
アロエの仲間にもサポニンを含み洗剤代わりに利用されたのがあるのですね。
はるる
以下、名前から想像してしまいます。
珍しいものばかりです。
キソウテンガイまですごいですね。
実かもしれないのですか。
長さん
ここはサボテン温室があるくらいなので、多肉植物の展示が豊富なんです。キソウテンガイはその中でも目玉的な存在です。
長さん
キソウテンガイは砂漠の中で2,000年も生きると言うから驚きですね。乾燥に強いかと思うと、水が無いと生きられないのだそうです。雄花は2回見たことがあります。
長さん
多肉植物を育てたことがおありですか。掘っておいても育ちそうですが、そうも行かないようですね。
キソウテンガイは砂漠に生えるのに、水をたくさん必要とし、根が10mも伸びるそうです。
長さん
温室のハナキリンとしては随分伸ばしたものですね。ハナキリンの垣根ですか。ちょっと記憶に無いです。
今回紹介した根塊植物はどれも巨大な水差しか花瓶みたいですね。
新規感染者数は若干下がってきたようですが、第3波はまだまだ続きそうですね。
長さん
ハナキリン、伸ばしすぎですよね。
キソウテンガイを見た記憶がありますか。成長が遅いので、こんなに伸びるのに何年かかったでしょうね。
長さん
ハナキリン、倒れてきたら危ないですが、その心配はなさそうです。棘が半端じゃないから、これを握ったら大変だ。
ライチョウノツメはネットに該当がなく、学名すら分りません。
根塊植物、3種類は別の科ですが、同じような形になるのが面白いと思いました。
アロエ綾錦はアロエ/サポナリアと同じような色の花が咲くようですね。
長さん
ハナキリンの棘は強烈ですから、これを折ろうと、握っただけでも大怪我をしそうですね。
日本では多肉植物に何とか丸と名づけるものが多いようですね。「鬼滅の刃」に出てくる「日輪刀」は武器ですか。渡辺綱が持っていた刀が「髭切」ですか。
アロエの葉を石鹸代わりに使うなんて、良く考えつきましたね。
長さん
本物の雷鳥の爪は黒くてずんぐりしているようですが、この植物を同名にしたのは何故なんですかね。ネットに該当がなく、名の由来が分りません。
キソウテンガイは雌雄異株なんです。広大な砂漠に生きていているのに、風媒花らしいです。
うふふ
こんなに伸びるものかと驚きました。
ハナキリンを見ると、いつも思い出します。
石鹸のように泡立つシャボンアロエ、面白いですね。
試してみたくなかったですか?(笑)
ロシアンブルー
殆ど低木で、いやなのはトゲトゲがあること、花は可愛いのにウッカリ手を出せませんね。
他の塊根植物も珍しいですね。
奇想天外は以前載せられたので覚えています。
長さん
天井まで伸びたハナキリンがありましたか。それは珍しい。剪定しないと、そんなに伸びるものなんですね。
シャボンアロエを買ってまで泡立つかどうか試してみようとは思いませんでしたよ。
長さん
ハナキリンの成長は遅いですが、剪定しないと高く伸びるもののようです。高くなるとつる状になるそうです。
根塊植物、3種類とも面白いですね。キソウテンガイをご記憶でしたか。奇妙な植物なので、見る度に必ず投稿してしまいます。
月奏曲
エレファントス、あ~確かに象の皮膚ってこんな感じですよねw
サポナリアってシャボンソウですよね?アロエのシャボンソウって感じの名前なのでしょうねぇ…古代の人はどうして石鹸になるって気がついたんでしょうね?ちょっと不思議
キソウテンガイは相変わらず奇天烈ですねw
eko
世の中には思いもかけないような植物があるものですね。
その代表が奇想天外、驚くばかりです。
長さん
象の皮膚ってしわしわでこの根塊の表面みたいですよね。
シャボンソウはナデシコ科ですが、これも粘液質のようなものを含んでいるのでしょう。泡立つことを発見したのはどう言う経緯なんでしょうね。
日本最大のキソウテンガイを見てみたいものです。
長さん
ハナキリンの茎は硬くて、簡単には倒れてこないようですから安心です。
多肉植物って驚くほど色々なものがあるのですね。
すーちん
ハナキリン鉢でしか
育てたことないですが
大きくなるんですねー
長さん
ここはハナキリンを温室内に地植えしているので、大きくなったのでしょうね。
秋月夕香
咲くやこの花館でみましたが、ものすごくおおきくなりすぎていました。葉っぱ?か軸かわかりませんが、うねって容器におさまらず伸び続けていました。
あとは変わったお花ですね。
長さん
咲くやこの花館でキソウテンガイをご覧になりましたか。2枚の葉の先端が枯れない限り、伸び続けるんですよ。上から見ると直径8mくらいまで広がるそうです。