初冬の新坂川遊歩道を歩く

 先日、どなたかのブログにヌルデの紅葉が載っていたことを思い出し、流鉄流山線に沿って流れる新坂川の遊歩道へ探しに行きました。夕方だったので、明るく写るiPhoneの写真です。

ヌルデ(白膠木)の紅葉
ウルシ科ヌルデ属の落葉小高木。葉の外周と主脈から赤くなっていくのだ
F2012_41.JPG
F2012_42.JPG

簡易設置通信型水位計
ヌルデの紅葉を見た新松戸に架かる橋に水位計が取り付けられていた
この情報は私たちも自宅で見る事が出来(こちら)、防災に役立っている
F2012_44_1.jpg

 いつも歩く遊歩道には桜が数十本ありますが、枝垂れ桜は葉をすっかり落としたものの、ソメイヨシノは紅葉した葉がまだ残っています。


ソメイヨシノ(染井吉野)の紅葉
F2012_26.JPG
これが一番赤かった
F2012_19.JPG
葉によって紅葉の進み方はまちまち
F2012_32.JPG

ノブドウ(野葡萄)の黄葉
F2012_25.JPG

クヌギ(椚)の紅葉
F2012_27.JPG
F2012_29.JPG

アカメガシワ(赤芽柏)の黄葉
F2012_38.JPG
F2012_39.JPG

カモやハトがのんびりしていた
F2012_36_1.jpg

ボランティアが植えたハボタン(葉牡丹)
F2012_20_1.jpg
折角植えた花を抜いたり、いたずらする輩がいるようだ
F2012_24.JPG

アレチウリ(荒れ地瓜)は元気で、まだ花が咲いている
F2012_54.JPG

ボタンクサギ(牡丹臭木)の花期も長い
F2012_55.JPG

綿毛が多くなったセイタカアワダチソウ(背高泡立草)がまだ咲いていた
F2012_56.JPG

流れの妨げとなっていたコウホネ(河骨)は半分以下に減った
F2012_58.JPG
ピンクの車両は流鉄流山線の「さくら号」

川沿いのお宅でアカザカズラ(藜蔓)がまだ咲いていた
F2012_60.JPG

バラ(薔薇)もまだ元気
F2012_62.JPG
 12月11日撮影。

この記事へのコメント

  • イッシー

    漆科なんですか。漆を(ヌルデ)塗るでかな?(笑)
    葉っぱの中に葉っぱがあって黄色くなってるなんて面白いですね。これは見たことないです。
    2020年12月14日 12:59
  • 寿々木

    ヌルデのグラデーションですね。珍しいです。当地河畔にも以前は茂って居て、花が咲いていたので千切って持っていたら、30分で掌の触れたところが腫れ上がりました。
    2020年12月14日 13:09
  • river

    今日はほとんど日差しがなく8℃までしか上がらず北風が大変冷たい日でした。昔、この地に家を建てる前にヌルデが生えていてウルシほどではありませんが紅葉がきれいでした。
    木枯らしが強く吹き家のソメイヨシノはすでに1枚の葉も残っていません。
    本格的な冬がやって来たようです。
    2020年12月14日 17:07
  • eko

    ヌルデの紅葉は葉の外周や主脈から赤くなって面白いですね。紅葉は初めて見ました。
    サクラの紅葉もまだ残っているんですね。こちらは紅葉する前に枯れ落ちてしまい。今年は綺麗な紅葉は見られませんでした。
    アレチウリ、ボタンクサギ、セイタカアワダチソウがまだ頑張って咲いていますね。
    ピンクの車両の「さくら号」可愛いです。
    最後のバラが綺麗ですね。
    2020年12月14日 17:55
  • はるる

    紅葉も花も残っていますね。
    ヌルデ、初めて見ました。おもしろい紅葉ですね。
    とってもきれいに撮れていて、参考になります。
    アレチウリというのですか。
    以前どこかで見かけたような気がします。
    花が咲いているんですね。
    2020年12月14日 18:52
  • 信徳

    最近はウルシもヌルデもみませんが子供の頃は冬になって
    葉が落ちて来るとウルシの木が良い木刀になりました。
    最初はカブレてしまいました。後から免疫が出来たのかカブレる
    事なく木刀を手にすることが出来ました。
    2020年12月14日 20:16
  • うふふ

    高校生の頃、ヌルデの木の下をくぐった翌日、顔が真っ赤になったのを思い出しました。
    かぶれやすいですね。
    葉はまっ赤に染まってきれいなのに、近寄れず残念です。
    2020年12月14日 20:37
  • 長さん

    イッシーさん、コメントありがとうございます。
    ヌルデの名は、樹皮を傷つけたとき出てくる白い汁を塗料としてつかったことに由来する、とありますから、「塗るで」は正解かも。こんな紅葉の仕方の葉は他に見たことがないです。
    2020年12月14日 21:18
  • 長さん

    寿々木さん、コメントありがとうございます。
    ヌルデの紅葉はこんな進み方をするのですね。
    ウルシ科の木はかぶれると言いますが、慣れると平気になるようですね。
    2020年12月14日 21:21
  • 長さん

    riverさん、コメントありがとうございます。
    昔はヌルデがどこにでも生えていたようです。
    群馬県は空っ風が強いから、落葉も早いでしょうね。
    こちらは明日からぐっと気温が下がりそうです。
    2020年12月14日 21:24
  • nobara

    ヌルデ(白膠木)の外周と主脈から赤くなっていくさまが面白いです。
    カツラの葉の変化も面白いですよね~~
    ヌルデはお正月の飾り植え込み鉢に使われていて
    大きくなるとうっかり触って被れると友人が言ってました。
    紅葉の経過も樹によって違って面白いものですね。
    クヌギの黄葉が今、綺麗ですよね。
    我が家のハボタンは昨年のが木みたいになって
    新しい葉っぱが出てきています。
    踊ってくれたらいいのですが・・・
    ボタンクサギ、これはいったいどうしたのでしょ?
    いっぱい咲いていますね~
    2020年12月14日 21:26
  • 長さん

    ekoさん、コメントありがとうございます。
    ヌルデのような紅葉の進み方をする木は珍しいのかも知れませんね。
    この遊歩道にはソメイヨシノが30本ほどあり、いずれも太い木ですが、下の方の枝には葉がまだ多く残っています。
    今年は寒くなってきてもバラがまだ綺麗に咲いているとことがありました。バラ葉咲いているくらいだから、野生種の花が咲き続けていて当然かもね。
    2020年12月14日 21:28
  • 長さん

    はるるさん、コメントありがとうございます。
    今回もiPhoneで撮りましたが、良く写りますよ。
    今年はやっと寒くなってきましたが、こういう風景を見ると例年より暖かかったのだなと、改めて感じます。
    アレチウリは刈り取られても、こぼれ種で増えてきます。
    2020年12月14日 21:32
  • 長さん

    信徳さん、コメントありがとうございます。
    ウルシノキは木刀に利用されたのですか。
    ウルシは慣れるとかぶれないと言いますね。刀の鞘などにもウルシの塗料が使われていますが、塗り師は素手でウルシを扱っていますからね。
    2020年12月14日 21:37
  • 長さん

    うふふさん、コメントありがとうございます。
    ヌルデの木の下を通っただけでかぶれましたか。お肌がデリケートだったのですね。私なんかは、写真を撮るとき、ヌルデの葉に触ったりしますが、かぶれたことはありません。鈍いのかな(笑)。慣れればかぶれないと言いますよ。
    2020年12月14日 21:40
  • 長さん

    nobaraさん、コメントありがとうございます。
    ヌルデの紅葉がこんな進み方をするとは知りませんでした。カツラははが薄いだけに、1枚の葉は均一に色が変わっていきますよね。
    ヌルデやウルシによるかぶれは慣れると出来ないそうですね。私は肌が敏感ではないのか、かぶれたことはありません。
    ハボタンは1年もすると茎が長くなりますよね。
    ボタンクサギ、ここでは冬まで咲いています。日当たりの関係ですかね。
    2020年12月14日 21:50
  • 月奏曲

    ヌルデの紅葉綺麗ですね。栞に使いたい…とはいえいま電子書籍ばっかだから出番ないけどw

    どういう心理状態なのかわかりませんがなんでか綺麗にお花植えられてるとイライラしたり滅茶苦茶に荒らしたくなるメンタリティの持主が一定数いますからねぇ…困ったものですねぇ
    2020年12月14日 22:26
  • なおさん

    ヌルデの紅葉も趣がありますね。ヤマウルシやハゼほど濃くはなりませんが良い感じに染まります。縁取りのように色付いた感じが良いですね。アカメガシワともども陽樹の代表みたいなものですので、明るく開けたところによく生えますね。

     川沿いの散策路もいろいろなものが見られます。葉ボタンもこの時期ならではで、お世話するひとたちもいるのですね。
    2020年12月15日 04:57
  • 秋月夕香

    おはようございます。12月だというのに今年は葉っぱが落ちず、気によってはまだ美しい紅葉もあります。
    でも、さすがに昨日、今日の寒さはどうでしょう。しかし風もないので一揆に散るということもないでしょうけれど。。兵庫県はみぞれのような雪がふっているようです。こちら大阪は、去年もとうとう雪はふりませんでした。(寒いのは嫌いなのでいいのですけれど)

    いつもありがとうございます。
    2020年12月15日 07:19
  • すーちん

    おはようございます
    ヌルデ所謂漆ですかね
    綺麗に紅葉するんですねー
    花壇ボランティアの方が
    育てているんですねー
    2020年12月15日 09:37
  • 長さん

    月奏曲さん、コメントありがとうございます。
    栞ねー。私も持っていますが、全く出番がありません。
    モラルの低い日本人が多いのは確かですね。マスク無しで人混みを歩くのもそんな人たちかなー。
    2020年12月15日 10:03
  • 長さん

    なおさん、コメントありがとうございます。
    ヌルデの紅葉は初めて見ましたが、赤く染まっていく様子は独特のようですね。
    この法面はアカメガシワが繁茂していて、毎年伐採されるのですが、急斜面だと作業が危険なので、見逃されています。
    ボランティアの努力を無にしてしまう輩には困ったものです。
    2020年12月15日 10:09
  • 長さん

    秋月夕香さん、コメントありがとうございます。
    関東も今日からぐっと気温が下がりました。北風も強くなってくるでしょうから、紅葉も間もなく終わりそうです。
    普段、小説や詩を書いておられるのですから、誤変換には注意しましょうね。
    2020年12月15日 10:14
  • 長さん

    すーちんさん、コメントありがとうございます。
    ヌルデはウルシ科ですから、紅葉しますね。ただ、他のウルシ科の葉とは異なる紅葉の進み方です。
    自治体は大きなプランターを設置しただけで、あとはボランティアの善意だけが頼りです。
    2020年12月15日 10:18
  • 草凪みかん

    ヌルデの紅葉、初めて見ました。色づき方が印象的です。
    これはアップで撮りたくなるなぁ。(^^;
    桜の紅葉は他の樹よりも早いことが多いのでなかなか意識して見ずに終わってしまうんですが、こうして見るとこの時期でもまだ見られるところもあるんですね。
    ノブドウは葉の色づきとともにかわいい実の色が際立ちます。
    これ、さすがに食用にはならないようですが似たような姿のサンカクズルの実は食べられると聞いたことが…ブドウの仲間っていろいろあるんですよね。(^^;
    2020年12月15日 10:19
  • ロシアンブルー

    おはようございます。
    ヌルデの紅葉はウルシ科ですから綺麗ですが、紅葉の成り立ちは
    面白いですね。
    大きな木がいろいろありますが、アレチウリがツルを延ばすと大木でも枯らしてしまうそうですがアレチウリは元気ですね。
    2020年12月15日 11:07
  • 長さん

    草凪みかんさん、コメントありがとうございます。
    ヌルデの紅葉の仕方、面白いですね。葉が少々厚手なのも理由かと。
    サクラは早い時期から紅葉し、どんどん散っていきますが、ここではまだかなり残っていました。
    ノブドウの実には虫こぶがあるから、食用には無理ですね。サンカクヅルは見たことがないですが、実は食べられるそうです。
    2020年12月15日 12:38
  • 長さん

    ロシアンブルーさん、コメントありがとうございます。
    ヌルデの紅葉、面白いですね。全体に赤くなるのかどうか、機会があったら見てきます。
    アレチウリは繁殖力がすさまじいから、大木をも枯れ死させるというのは本当のことだそうですね。
    2020年12月15日 12:43
  • 秋月夕香

    こんばんは。すみません。気~は木のあやまりです。気をつけます。
    2020年12月16日 17:38
  • 長さん

    秋月夕香さん、私もたまにありますから、謝ることはありませんよ。
    今回は「気に(→木に)」と「一揆に(→一気に)」の2ヵ所が気になりました。
    2020年12月16日 21:06

この記事へのトラックバック