今年も小輪の早咲きツバキが咲き出しました。私は‘炉開き’ではないかと思っています。 先日、イワシャジンを投稿しましたが、近くの中華料理店の店頭で白花を見ました。隣には白いヤマホタルブクロも。 ブラシノキが今年4回目の花を咲かせています。
ツバキ ‘炉開き’
ツバキ科ツバキ属の常緑樹。DNA解析の結果、種子親はヤブツバキ
(ユキツバキを含む)、花粉親はチャノキであることが確認された
花弁が不揃いなのは茶の性質を受け継いだそうだ
花期は9月~2月。一重の平開咲きで、花径は4cmくらい。


葉の上に落ちた、昨年の実

イワシャジン(岩沙参)
キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草。関東地方~中部地方に自生
別名:イワツリガネソウ。花期は9~10月。花径は2.5~3cm

ヤマホタルブクロ(山蛍袋)
キキョウ科ホタルブクロ属の多年草。東北地方南部~近畿地方東部に自生
花期は6~8月。花の長さは4~5cm

ブラシノキ
フトモモ科ブラシノキ属の常緑小高木。和名は キンポウジュ(金宝樹)


ヒガンバナ(彼岸花)
気の毒に、窮屈なところで咲いています

この日(10月5日)のウォーキングはキンモクセイの香りを楽しみながら、約1.1万歩でした。その間、出会ったキンモクセイは22軒で、うち、5軒が複数ないしは生垣でした。
1枚目のお宅は、老夫妻が亡くなり、独身で無職の一人息子は親の遺産で暮らしており、植栽はほったらかし。歩道にまで枝が伸びてきて、度々市役所から指導されているという(お向かいさんのお話による)。
キンモクセイ(金木犀)
モクセイ科モクセイ属の常緑小高木。中国原産。銀木犀の変種
花期は9月下旬から10月中旬

サルスベリとのコラボ

このような大木より、若い木の方が花の香りが強いように感じた

シロバナサクラタデ(白花桜蓼)
タデ科イヌタデ属の多年草。北海道〜沖縄の水湿地に生える。雌雄異株
花期は8〜11月。昨年より群生の範囲が増え、2ヵ所になっていた


雄しべが長いので、雄株と思われる

ハナセンナ(花センナ)
マメ科センナ属の半耐寒性常緑低木。熱帯アメリカ原産
別名:カッシア・コリンボサ、流通名:アンデスの乙女
花期は9~10月。花径は3cmくらい



このお宅の方が花付きが素晴らしいが、道路から遠くて残念

この記事へのコメント
イッシー
そんなこともあるんですか!
キンモクセイの花いいですよね~、香りが大好きです。
無職の一人息子さん。。。今引きこもりみたいな人多いですね。親戚にも一人いて困ってるんですよ。
サクラタデとハナセンナきれいです。
寿々木寿々木
余談ですが、大統領の新コロナ感染にステロイド投与とか、非常に危ない状態ですね。細菌感染にステロイドを投与すると症状は一時改善するのですが、身体の抵抗力を下げるので投与するなと学びました。
もこ
金木犀が綺麗 こちらではまだ咲いていません
もう間もなく咲くのでしょうね 楽しみ( ^ω^)・・・
nobara
サガンカかなと思いました。ちっちゃな趣のある花ですね。
こんな可愛い”炉開き”って名前もいいですね。
9-3月が花期だとか。咲いてて当然なんですね(*^-゚)⌒☆
キンモクセイが一斉に咲き始めましたね。
我が家のは花付きが悪いです。
私が勝手に剪定していますから、
花が付く枝は何か条件があるんでしたっけ?
シロバナサクラタデは群生しますよね。
佐賀の樫原湿原で、凄い群生を見ました。
それが楽しみで今頃、三瀬越えしていたのを思い出しました。
野川の自然園はサクラタデが大群生しています。
アンデスの乙女も可愛らしいいお花ですネ。
river
通常は9月から咲き出して4月ごろまで咲いています。
ツバキとしては大変な早咲きで時に8月末ごろから咲き出すことがあります。我が家では今年は9月中旬から咲き出しました。
他に「茶々姫」という新潟産の「東洋の光」と「チャ」の雑種があるのですがこちらはまだ見たことがありません。
家のシロバナサクラタデは増えすぎて妻が半分ほど刈り取ってしまいましたがまだ群生しています。
はるる
なおさん
イワシャジンの白花も清楚で良いですねえ。シロバナサクラタデもかわいらしいものです。
信徳
こちらでは二回目が終わりました。
もう咲かないでしょうから二回が精一杯です。
暖かいのでしょうね。
うふふ
炉開きという名も床しいです。
ハナセンナの花数に驚きました。
黄色の花は遠くからでも咲いているのがよくわかりますね。
家の近くで咲くのはコバノセンナで、ハナセンナより少し遅れて咲きます。
今はどんな様子か見てきましょう。
長さん
ツバキとチャノキは同じツバキ属なので、こんなこともあるんですね。
キンモクセイの香り、嫌みがなくて、好きなんです。
政府の統計によると中高年の引きこもりは61万人で、若年層の引きこもりより多いのだそうです。
降魔成道
以前テレビで観たのですが、ブラシノキは森林火災で競争相手が枯死したチャンスに種を放出して繁殖するそうですね。凄まじい生存戦略ですよね。
長さん
この炉開きがツバキの中では一番早いようです。
ヤマホタルブクロ、戻り咲きのようです。
キンモクセイにつぼみがつきませんか。専門家に相談した方が良いのでは・・・。
かの国の大統領はかなり異常ですね。資質を疑います。
長さん
ヤマホタルブクロ、戻り咲きのようです。
キンモクセイ、まだ咲きませんか。地域差があるのでしょうか。
長さん
サザンカが咲く前に開花ですから、かなり早咲きのツバキですね。開花期はチャノキの性質が強くでたのでしょう。
キンモクセイ、つぼみに気付くとそれから開花があっという間です。風通しの良い、半日陰が良いそうですが、剪定方法を調べたら、花の咲いた枝を先端から2~3節残した位置までなら切り詰めても良いそうです。成木をあまり切ると花が付かないとか。
シロバナサクラタデ、昨年は群落が1つでしたが、今年は2つに増えました。野川のサクラタデも繁殖していますね。
長さん
この早咲きツバキ、炉開きで良いですか。確かに花期はかなり長いです。主幹らしきものが無いのも特徴らしいですね。
ツバキとチャノキの交雑種は他にもあるのですか。これ以外は見たことが無いです。
シロバナサクラタデ、かなり増えるのが早そうですね。
長さん
このツバキは一番早く開花するようです。
イワシャジンは白と青紫の寄せ植えでした。
キンモクセイ、大きな木だから花数が当然多いです。しかし、香りは若い木の方が勢いがあるんですかね。それとも、香りは下には来ないのか?
ハナセンナ、マメ科の特徴が良くでた花で、綺麗ですよ。
長さん
お宅にも炉開きがあるのでしたよね。開花が早いことやしべの色が黄色いこと、花弁が小さく不揃いなところ、葉が小さいことなど、チャノキの性質を良く受け継いでいますね。
シロバナサクラタデ、昨年よりかなり増えていました。
長さん
ブラシノキは花後に必ず剪定されているので、年3回は普通に咲きます。今年は暖かかったので、更に1回増えました。
長さん
早咲きのツバキ、茶席にも飾られるので、炉開きという名をもらったのでしょう。
最後のハナセンナ、ものすごい花付きですよね。手前に畑があって近づけないのが残念です。コバノセンナは花がそっくりだそうですが、実物を見たことはありません。是非見せてください。
長さん
ヤブツバキとチャノキは同属なので交雑が起こったようですが、その確率は少ないのだとか。
ブラシノキの実は固い皮に包まれていて、火災の時に表面が焼け、発芽し易くなると聞いたことがあります。
月奏曲
ブラシノキ咲きすぎwwww
ヒガンバナがこれはまたどうしてこんな場所にw
ハナミズキ
この時期は、サルスベリの花が盛りですね。
我が家には金木犀も椿もありませんが・・・。
しかし、ぼさぼさになった山茶花があります。
この間、刈り込みをしました所、葉っぱの裏にびっしりと・・・毒虫が??
ぞ~~っとしました。刺されてしまいました。
ハナセンナ、ヤマブキ色で可愛いですね
イワツリガネソウ・・いいですねぇ~好きな花です
色も私好みです。
いつも、楽しく拝見させて頂きありがとうございます。
長さん
炉開きはツバキにしてはとても小さく、花弁が不揃いな所などはチャノキの性質を受け継いだものです。
ブラシノキ、花後の直ぐ剪定すると、年に3~4回咲きます。
ヒガンバナ、咲いている場所が不似合いですね。
長さん
サルスベリ、まだまだ頑張って咲いています。
お宅ではサザンカが咲きますか。今頃はチャドクガの毛虫が多いときですね。刺されるとチクチク痛みますよね。
ハナセンナはしべの形に特徴がある、綺麗な花です。
イワシャジンは山野草や盆栽が好きな中華料理店のご主人が育てています。
すーちん
アンデスの乙女大きく
なるんですねー
剪定しすぎ枯らしてしまいましたー^^
長さん
ハナセンナは樹高が3m位になります。なので、あまり剪定しすぎると木が弱りますね。
無門
ブラシノキは
そんなに何回も花が咲くの?
以前公民館にあって
楽しみにしていたけど
改築と一緒に消えてしまいました
ジュン
アザレア椿や炉開きは
珍しいのでしょうね
見ることが出来て良かったです
ホタルブクロも咲いているのですね
ロシアンブルー
ツバキ”炉開き”は、茶事の炉開きの季節です、素敵な名前
をつけられましたね。
葉もつやつやで元気もいただけます。
庭木の相続も大変ですね。
ブラシノキって5月頃咲きますよね~、異常気象なのでしょうか。
長さん
ブラシノキは花後すぐに剪定すると、年に何回も咲きますよ。
長さん
アザレアツバキは中国原産です。栽培種がかなり出回っており、四季咲きのものも流通しています。炉開きは早咲きツバキの代表みたいなものですが、植えているお宅は少ないようです。
ホタルブクロは戻り咲きです。
長さん
炉開きは旧暦の10月1日だそうですね。このツバキは、その頃にはもう咲いていて、茶花としてよく利用されたそうです。
ブラシノキは花後すぐに剪定すると、新枝が出てきて、年に数回咲きますよ。