今回から、10月11日に行った、川口市グリーンセンターの大温室で見た花を紹介しようと思います。
上の写真で、階段を上がって温室に入ると、2階の回廊になります。
フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑華)
アオイ科フヨウ属の低木。東アフリカのモムバサ原産
学名はヒビスクス・スキゾペタルス。沖縄でよく目にします
名の由来は、反り返った花弁と長い花柱が風鈴に似ているから
ウナズキヒメフヨウ(頷き姫芙蓉)
アオイ科フヨウ属の常緑低木。原産は熱帯アメリカ
別名:マルバビスカス、タイリンヒメフヨウ
花はこれ以上開きません
キミノバンジロウ(黄実蕃石榴)
フトモモ科バンジロウ属の常緑低木~高木。ブラジル、ウルグアイ原産
テリハバンジロウの変種。長いおしべが目立つ、白い花が咲くという
別名:キバンザクロ、イエローストロベリーグアヴァ
温帯スイレン(温帯睡蓮)
スイレン科スイレン属の多年草(水生植物)。世界の 温帯域に分布
上の写真は、2階から見下ろしたところ
1階に降りてきました。
カンナ・グラウカ(多分)
カンナ科カンナ属の多年草(水生植物)。熱帯アメリカ
カンナより葉の幅が細い。花期は7~10月。名札がないので推定
ディコリサンドラ・ティルシフロラ
ツユクサ科ディコリサンドラ属の常緑多年草。原産はブラジル、ペルー
和名はオオタチカラクサ(大立唐草)、コダチムラサキツユクサ
葉がショウガに似ているので、英名はブルージンジャーという
栃木花センターではつぼみだったが、ここでは花が見られた
コスツス・バルバツス
オオホザキ科(←ショウガ科)コスツス属の多年草。コスタリカ原産
別名:スパイラルジンジャー(苞がらせん状につくことから)
コエビソウ(小海老草)
キツネノマゴ科ジャスティシア属の常緑低木。メキシコ原産
苞の形が小エビの尻尾に似ているから。別名:ベロペロネ
次回は、水性温室に入ります。
(つづく)
この記事へのコメント
イッシー
川口ですか。ちょっと遠いな~。
寿々木
river
コエビソウは温室でなくても栽培できます。
目黒のおじいちゃん
珍しい花が多いようです。
出先でアサギマダラ、3頭見掛けました。
→なんとか見られる画像は1枚(1頭)だけ。
nobara
揺れる感じがいいですよね。枝垂れるやら揺れるのに弱い(^o^)丿
関東では温室でしか見られないのがいっぱいですね。
沖縄だったら外で見られるものでも。
温室の外観が立派ですね(*^-゚)⌒☆
オオタチカラクサってどっかで見たようなお花です。
何かに似てる(― ―*)。。oO
コエビソウ、細部まできれいに撮れていますね。
なおさん
温室定番の花もあれば、珍しいものもありますね。
うふふ
フウリンブッソウゲやコエビソウなどはお馴染みですが、見たことのないお花もあって楽しませていただきました。
カタカナの長い名前は、一度読んだぐらいでは覚えられません(笑)
長さん
川口グリーンセンターの最寄り駅(新井宿)には、青梅からだと、西国分寺駅と東川口駅で乗り換えて1時間半ほどですが、やはり遠いですね。
長さん
ディコリサンドラ・ティルシフロラ以外は沖縄でも見る事が出来そうですね。
長さん
このスイレンは花茎が長いですね。しかし、この程度なら許容範囲でしょう。
スイレンも育てたことがあるのですか。凄いですね。
コエビソウ、かなり耐寒性がありますよね。今でも咲いています。
長さん
この温室には普通にみられるものと珍しいものが同居しています。
アサギマダラ、ご覧になったのは富士山麓ですか?
長さん
フウリンブッソウゲ、反り返った花弁が繊細で、風に揺れますね。これを関東の屋外でみるのは難しいかもね。コエビソウなんかは路地植えで越冬出来ますがね。
オオタチカラクサ、色合いや花のイメージからパンダスミレを連想しました。
長さん
温室内は今頃が花の少ない時期でしょうから、ご記憶とは感じが異なるかも知れませんね。
ここは花が少ない頃、ランを見に行くところの一つにしているので、春に行ったこととはないのです。
長さん
温室展示の定番もあれば、ディコリサンドラ・ティルシフロラやスパイラルジンジャーのように珍しいものもありました。
和名があればそれも書いておくことにしていますので、そちらを記憶されたらいかがでしょう。
月奏曲
これはこれで面白いw
グアバとザクロ関係あったっけ???とか思いましたがグアバの和名が蕃石榴(バンジロウ)バンジロウなのですね…まぁフトモモ仲間なの…かな?
長さん
ウナズキヒメフヨウはこれが全開した姿です(花弁が捻れていて、開けない)。
グアバも、キミノバンジロウと同じ、フトモモ科バンジロウ属ですよ。
すーちん
フウリンブッソウゲ聞いて納得
の名前です^^
名前感心するの多いです
長さん
フウリンブッソウゲは良い名前ですね。キソウテンガイとかアアソウカイはその真逆ですね。
コスモス
色も深紅で好きな色です。
ディコリサンドラ・ティルシフロラ、
ブルージンジャーで覚えられそうです。
ロシアンブルー
フウリンブッソウゲ、普通見るブッソウゲにフリルをつけてちょとゴージャスな雰囲気、素敵ですね。
先日、新宿御苑温室を観てきましたが大立唐草の花に出会えました。
長さん
ウナズキヒメフヨウ、いつもは横から撮るのですが、今回は飛び出したしべを下から狙ってみました。
ブルージンジャーは新宿御苑の大温室で、レッドジンジャーの隣に植えられているそうですよ。
長さん
フウリンブッソウゲは普通のハイビスカスより小振りの花で、花柄が長いので風に揺れる姿が良いです。
新宿御苑の大温室にはブルージンジャーとレッドジンジャーが隣り合って咲いているとか。見に行きたいのですが、私のような基礎疾患を持つ爺さんにとっては、東京へ出るのが恐怖です。
目黒のおじいちゃん
アサギマダラに逢えたのは自然教育園でした。
長さん
自然教育園でしたか。了解です。